少年トッパ

2012年上半期に聴いた音楽

2013-07-05 16:44:00

　今年に入ってから聴いたCDのリスト。レンタルも含みます。

●18／吉井和哉　（ベストアルバム）
　血潮→http://www.youtube.com/watch?v=Ch4ykCGTwmU

●ショッキングブルー／奥村愛子
　バスルームとボブガール→http://www.youtube.com/watch?v=pzGNJI5rVJo

●最後の私／阿部真央　（シングル）
　貴方が好きな私（新曲）→http://www.youtube.com/watch?v=mvt21LGL7P0

●ふたえの螺旋／チャラン・ポ・ランタン
　最後の晩餐→http://www.youtube.com/watch?v=YK512qBhahk

●マリアンヌの逆襲／キノコホテル　（カバーアルバム）
　ノイジー・ベイビー→http://www.youtube.com/watch?v=wCQxSk2moTI

●黒キ渚／黒木渚
　骨→http://www.youtube.com/watch?v=c6N4uBKZeeU

●キメラ／小南泰葉
　善悪の彼岸→http://www.youtube.com/watch?v=awfIn77_O7g

　イチオシは奥村愛子。男の浮気を責めまくる『バスルームとボブガール』『口許にラメ』が最高に痛快です。理系男子に恋した女子の心情を歌った『おしえてサイエンス』でのアッパーな歌いっぷりもお見事。

　黒木渚の『黒キ渚』は、ちょっとビックリするくらい完成度が高いアルバム。『あたしの心臓あげる』『骨』『赤紙』といった刺激的なタイトルの曲が並んでるわけだけど、楽曲自体は極めてポップかつメロディアスで、どこか懐かしさも感じさせます。奇をてらった印象は全然ありません。
　特筆すべきは、歌詞の聞き取りやすさ。演奏はいわゆるバンドサウンドで決して静かなわけではないのに、ものすごくすんなりと歌詞が耳に入ってくるんです。ただし、その歌詞は決して分かりやすいものではなく、聴く側にもそれなりの読解力が必要とされるものではありますが。
　とにかくまあ、いっぺん聴いてみてください。ちなみに「黒木渚」というのはバンドのボーカルの名前であり、バンド名でもあるそうです。ややこしいっ。

　キノコホテルのカバー集も、いかがわしさや猥雑さに満ちていて、すごく楽しめます。特に『かえせ！太陽を』は絶品。ジャケットワークも見事で、手塚ファンなら喜ばずにいられないデザインです。

　しかし、シングルを含めて7枚だけってのは、ちと少ないですね。
　困ってるのは、近所のTSUTAYAじゃ僕が聴きたいCDがほとんど入荷されないこと。なので、佐野元春もコレクターズもノーナリーブスも、まだ新譜を聴けてまへん。せめて佐野元春ぐらいは入荷されると思ってたんですが……。まあ「買って聴け」と言われたら返す言葉はありませんです。

　ナマで聴いたのは以下の通り。すべて無料ライブでした。

●ポタリ／小南泰葉／バイザラウンド／木根尚登
　3/？（何日だったっけ？）　テレピアホール　＜公開録画・招待制ライブ＞

●チャラン・ポ・ランタン
　5/31（金）　タワーレコード近鉄パッセ店　＜インストアライブ＞

●小南泰葉
　6/7（金）　LEA LEA HALE（洒落た感じのレストラン）　＜招待制ライブ＞

●しがせいこ／原田真二／kainatsu（甲斐名都）
　6/28（金）　オアシス21　＜無料ライブ＞