週末恒例、名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ！
☆『ナポレオン』 ＜シネマトゥデイ＞
リドリー・スコットの新作。タイトル通り、ナポレオンの生涯を描いているようです。ナポレオンを演じるのはホアキン・フェニックス。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
☆『怪物の木こり』 ＜シネマトゥデイ＞
「このミステリーがすごい！」大賞作の映画化。サイコパスの弁護士と連続猟奇殺人鬼との闘いを描いているようです。監督は三池崇史で、主演は亀梨和也。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
◎『隣人X －疑惑の彼女－』 ＜シネマトゥデイ＞
紛争で故郷を追われた「惑星難民X」があふれた世界が舞台の物語だそうです。監督は『近キョリ恋愛』『ユリゴコロ』などの熊澤尚人で、主演は上野樹里と林遣都。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／センチュリーシネマ／イオンシネマ名古屋茶屋
◎『ポッド・ジェネレーション』 ＜シネマトゥデイ＞
最新テクノロジーを駆使する新しい出産方法を選択したカップルを描いたSFラブコメディー、だそうです。
※上映館／センチュリーシネマ
◎『バッド・デイ・ドライブ』 ＜シネマトゥデイ＞
リーアム・ニーソン主演作。今回も爆弾を仕掛けられたりなど危険な目に遭っているようです。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／イオンシネマ名古屋茶屋
◎『きみとまた』 ＜シネマトゥデイ＞
愛するがゆえに相手に性欲を抱けない人物を描くラブストーリー、だそうです。
※上映館／シネマスコーレ
◎『ガッジョ・ディーロ』
◎『ジャム DJAM』
ロマの人々をテーマに映画を撮り続けているトニー・ガトリフ監督の作品。日替わり上映です。
※上映館／シネマスコーレ
◎『エクソシスト 信じる者』 ＜シネマトゥデイ＞
かの有名な『エクソシスト』のリブート、かと思ったら続編のようです。怖そう。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
〇『父は憶えている』 ＜シネマトゥデイ＞
『明りを灯す人』『馬を放つ』などのアクタン・アリム・クバトの新作。記憶を失った男性と家族の物語のようです。
※上映館／伏見ミリオン座
〇『スイッチ 人生最高の贈り物』 ＜シネマトゥデイ＞
韓国映画。スターとマネージャーの人生が入れ替わってしまう、というコメディーのようです。
※上映館／イオンシネマ名古屋茶屋
〇『BY THE WAY 波乱万丈』
※上映館／シネマスコーレ
〇『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』 ＜シネマトゥデイ＞
「高校生編」の最終作のようです。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ大高
〇『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』 ＜シネマトゥデイ＞
デートセラピストたちが女性の心を癒やしていく、という物語のようです。監督は『やがて海へと届く』などの中川龍太郎。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／イオンシネマ・ワンダー
『アダミアニ 祈りの谷』 ＜シネマトゥデイ＞
東ジョージアの山岳地帯で暮らすイスラム教徒のチェチェン系ジョージア人たちを追ったドキュメンタリーだそうです。
※上映館／伏見ミリオン座
『NCT NATION : To The World in Cinemas』 ＜シネマトゥデイ＞
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド
●リバイバル＆特集上映（一部のみ）
『戦場のピアニスト』
※上映館／伏見ミリオン座
＜おいしい映画祭2023＞
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ
大須シネマ、三越映画劇場、シアターカフェに関しては、各自でチェックしてくださいませ。刈谷日劇のサイトも要チェック。
休館していた名演小劇場は、閉館することが正式に決まったようです。もう復活する可能性はないみたい。すごく残念です。
これでますます名古屋ではマイナーな映画の公開本数が減るんでしょうね。今から思うと、名古屋シネマテークとシネマスコーレと名演小劇場が共存していた約20年間というのは、名古屋及び近郊の映画好きにとって、すごく幸せな時代だったような気がします。
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先週は結局追記しなかったので、今週は2週分のアレコレを。
●観た映画
『JFK／新証言 知られざる陰謀【劇場版】』
ものすごーく大雑把に言えば「ほーら、やっぱり当局による陰謀だったんじゃん」ということを検証していくドキュメンタリー。膨大な資料を検証した上で作られただけあって登場する関係者も多いので、内容を正確に把握するのはなかなか難しいです。
というか、こういう作品に関しては、それなりに予習してから観ないとダメですね。自分の勉強不足を痛感しました。
『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』※オススメ
特殊な能力を持った若い女性が精神病院から脱走して……という話。少し前に観た『エスター』の前日譚や『キャリー』など諸々の過去作と似ている部分も多いものの、不穏で危険な雰囲気を漂わせる主人公は何とも魅力的。僕が好きなタイプのヒロインです。
後半は、その特殊な能力がほぼ活かされない展開になりますが、代わりに少年とのバディものという面白さがあって、充分に楽しませます。完成度は高いと言えないものの、不思議と愛着が湧いてくる作品でした。
『首』※オススメ
戦後時代など戦乱の世を描いた作品では、やたらと「平和な世を作るために戦う」というお題目が唱えられますよね。かの『キングダム』をはじめ、大河ドラマ『どうする家康』、4コママンガ＆アニメの『信長の忍び』、あとは何があったっけ？ とにかく、頂点を目指す者は崇高な理念や理想主義的な目標を持っている、ってことが大前提になっている物語が多いわけですよ。
そういうのはそういうので楽しんでいるものの、いつも「実際はそんなワケないじゃん」と、僕のようなひねくれ者は考えておりました。いや、当時の人たちがみんな揃いも揃って権力欲にまみれたゲス野郎だったわけではないだろうし、中には「争いなんか真っ平」と思ってた者もいるだろうけど、「やらなきゃやられる」が当たり前の世の中では、平和がどうのこうのなんて、とてもじゃないけど言ってられなかったと思うわけです。
そうした僕のモヤモヤ気分を見事に吹き飛ばしてくれたのが、この映画。とにかくもう、戦国武将たちがみーんなゲスで卑怯で狡猾、もしくは臆病者か日和見主義者。清々しいほどに、世の中の安寧なんぞ考えちゃいません。特に加瀬亮演じる織田信長の立ち居振る舞いは、眩暈を覚えるほどに見事なゲスっぷりでした。しかもコテコテの尾張弁であることが何とも愉快。
妙に重厚感があるシーンがあるかと思えば、バラエティー番組のコントみたいなノリになったりと、少々雑に感じられる箇所もあります。好き嫌いは分かれそうですが、戦国時代モノが好きな方にはぜひ観てほしい作品です。
『緑のざわめき』※まずまずオススメ
3人の女性の複雑な関係を描いた作品。話がどっちの方向に進むのか予測するのが難しく、だからこそ楽しめます。お目当ての岡崎紗絵は、思いっ切り不審な行動を繰り返す人物をなかなか見事に演じておりました。
＜以下ネタバレ＞この映画、チラシとかに「3人の異母姉妹が織りなす物語」と書かれているんですが、それ、伏せておいた方が良かったんじゃないかな。姉妹であることは物語が進む中で明らかになることなので、事前にバラしてしまうと興が削がれちゃうじゃん。まあ、そういうミステリー的な趣向の作品ではありませんが。
『リアリティ』※オススメ
FBIによる実際の取り調べの音声を基に作られた作品。劇中ではもちろん俳優が喋っているわけですが、その文言は現実通りだそうです。だからこそ、すさまじい生々しさを感じました。
FBI職員は威圧的でもなく恫喝するわけでもなく、むしろ紳士的な態度で被疑者と接するんですが、それが逆に怖いわけです。尋問を疑似体験したい方（って、いるのか？）には断然オススメ。
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』※オススメ
予告編を何度か見た時にはさほど惹かれなかったんですが、あまりにも世間で評判が良いので観てみました。普通、映画の興行成績は公開1週目が一番高いものですが、この作品は2週目の方が高かったそうです。それだけSNSや口コミで評判が広まったんでしょうね。
で、観てみると、確かに面白いです。ミステリーとしてもバディものとしても恋愛ドラマとしても活劇としても、それに反戦ドラマとしても、かなりの完成度。評判になるのも当然だと思います。
＜以下ネタバレ＞少女をめぐる顛末には、ただただ涙。もちろん、ああいう展開になることは予想できていましたが、それにしても可哀想すぎ。
●読んだ本
『マンガ ぼけ日和』矢部太郎
『「無償（ただ）」の仕事』永六輔
『校閲記者も迷う日本語表現』毎日新聞校閲センター
『ユー。 ジャニーズの性加害を告発して』カウアン・オカモト
●お気に入りor気になるMUSIC
Rei『VOICE』
ももすももす『白猫浪漫』
King Gnu『THE GREATEST UNKNOWN』
FANE TAPE.『FAKE SWING 2』
indigo la end『哀愁演劇』
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●甲斐よしひろ情報
BSの番組に出演するそうです。
放送局：BSJapanext
番組名：「おとなの嗜呑（たしのみ）」
放送日：12月2日（土）／12月9日（土）
放送時間：20：00～21：00
これ、無料放送だそうです。BSに加入していなくてもテレビを持っていなくても、スマホを持っていれば視聴できるみたい。
詳しくはこちらを→https://www.bsjapanext.co.jp/howto/
この番組のこと、記事にもなっていました。
＜新女将・貴島明日香登場、「おとなの嗜呑」特別編では船越英一郎の盟友・甲斐よしひろをおもてなし＞
●吉田拓郎情報
＜「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」一夜限りの復活＞
12月15日（金）22：00～24：00だそうです。名古屋では東海ラジオですね。
ラジコでも聴けるようになると思いますが、この番組、いつも妙に聴取期間が短いのでお気を付けて。
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『パリピ孔明』、終わっちゃいましたね。しかし計10回とは短すぎ。せめて、もう2回ぐらい続けても良かったんじゃない？
「いくらなんでもリハーサルなしで野外ライブで歌うとか、あり得る？」など無茶で強引な展開や描写も多かったのですが、それがこのドラマの楽しみでもありました。とにかくもう出てくるキャラがみんな曲者で愉快。
中でも最高に素晴らしかったのが関口メンディー。振り切った悪役っぷりは実に見事でした。しかも、あの太腿！ 筋肉！ どうやったら、あんな体型になれるんでしょ。
TVerで最終回を見る直前、ネットで「パリピ孔明、映画化決定」という記事のタイトルを見かけたので、このドラマの劇場版が作られるのかと思いましたが、映画になるのはアニメの方でした。それはそれですごく楽しみ。
栄に新しいマクドナルドがオープンしたそうです。ちょっと前に閉店した店舗の向かい側で、ディスクユニオンのすぐ近く。
良い立地ではあるんですが、名演小劇場がなくなってからそっち界隈にはあまり行かなくなったので、利用することはほとんどなさそう。そういえば今池のマクドナルドにも、名古屋シネマテークが閉館してからまったく行ってません。
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昨年に続いて、今年もSpotifyが僕の2023年を勝手にまとめてくれました。「今年、あなたはSpotifyで音楽を〇時間〇分聴きました」とか「ポッドキャストを〇時間〇分聴きました」ってヤツね。それによると、僕が聴いた曲は3606曲だそうです。
これ、昨年12月から今年の11月末までの期間かと思ったけど、11月30日の午前0時頃にお知らせされたので、つまりは11月中旬ぐらいまでの集計なのかな？ 詳しいことは分かりません。
ともあれ、僕がよく聴いた曲のトップ5は以下の通り。
1）Q.I.S.『TEDDY』
2）プランクトン『億劫』
3）カネヨリマサル『GIRL AND』
4）KANA-BOON『ぐらでーしょん feat. 北澤ゆうほ』
5）カネヨリマサル『息をしているよ』
アーティスト別だと以下の通り。
1）カネヨリマサル
2）Hakubi
3）板歯目
4）ゆいにしお
5）プランクトン
2022年は1位がthe peggiesで、続いてChilli Beans.、黒子首、板歯目、ハルカトミユキという順番でした。
the peggiesは活動休止したけど、北澤ゆうほがQ.I.S.名義でソロプロジェクトを始めたから聴きまくってるし、Chilli Beans.と黒子首もよく聴いたので、あまり嗜好は変わっていませんね。ハルカトミユキの新譜が出なかったのは残念。
大躍進したのはカネヨリマサルとHakubi。一時期は、この2組のアルバムばかり聴いていました。
ゆいにしおは今年1月の無料ライブで歌と演奏をナマで聴いて以降、かなりのヘビーローテーションで聴いています。これぞ2020年代のシティポップ、という趣き。
プランクトンは今年2月頃にテレビの音楽番組でライブ映像を見て、一発で好きになりました。さっそく調べてみたら、もう5年以上のキャリアがあるバンドということで、知らなかった自分にショック。しかも過去の曲を聴いてみたら、どれも僕好み。一時期、Spotifyで配信されている全曲を聴きまくっていました。
今年リリースされたのは『億劫』という曲だけですが、これがあまりにも素晴らしいので夏から秋にかけて毎日聴いてました。アルバムが出るのが楽しみです。
よく聴いた曲トップ100を並べたプレイリスト「My Top Songs 2023」も作られていました。良い曲ばかりなので、よろしければ聴いてみてくださいませ。自分で編集する「お気に入りSONG集2023」も近いうちに作成します。
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すっかり寒くなりましたね。ヒートテックとネックウォーマーは12月に入ってから、と思っていたんですが、11月下旬から着用しております。暑さや寒さにゃ勝てません。
今年も残り1ヶ月を切りました。みなさま、体調を崩さないように気を付けて！ それにしても今回、めっちゃ長くなりました。こんなの誰が読むんだ？
