「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。
☆『川の底からこんにちは』(日本)112分
満島ひかり主演作! 監督は『剥き出しにっぽん』(残念ながら未見)で国内外から高い評価を受けた石井裕也。それ以外は何も知らない状態で臨みます。
※上映館/名古屋シネマテーク
☆『告白』(日本)106分
教え子に娘を殺された女性教師の復讐劇を描いたミステリー……らしい。実は原作を読んだのでストーリーは知ってるんですが、監督が中島哲也(『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』)なので普通の映画にはなってないと思います。主演は松たか子。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『君と歩こう』(日本)90分
『川の底からこんにちは』と同じく石井裕也監督の作品。女性教師と男子高校生の破天荒な逃避行を描いた群像喜劇……らしいです。これもシネマテークで上映してくれりゃいいのに。
※上映館/中川コロナシネマワールド
◎『シーサイドモーテル』(日本)103分
モーテルに偶然集まった男女11人の運命の一夜を描いた群像劇……らしい。そういう面白そうな設定の映画の大半は面白くないものですが、麻生久美子が出ることだし、とりあえず観たいと思ってます。
※上映館/センチュリーシネマ
◎『マイ・ブラザー』(アメリカ)105分
ある家族の崩壊と再生を描く感動作……らしい。トビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマンと、なかなかの豪華キャスト。予告編の印象では見応えありそう。
※上映館/伏見ミリオン座/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎『孤高のメス』(日本)126分
医療に真剣に取り組む医師の姿を、地方医療問題や臓器移植といった現実的な問題を交えながら描くサスペンス・ドラマ……らしい。現役医師による同名小説の映画化だそうです。主演は堤真一で、監督は『ラブファイト』『ミッドナイト・イーグル』などの成島出。
※上映館/ピカデリー/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『リアル鬼ごっこ2』(日本)107分
「佐藤」という名字の人々が鬼に抹殺される、というサスペンス映画の第2弾。主演は引き続き石田卓也なんですが、今回は谷村美月が出てないみたいなのでパス……かな。
※上映館/シルバー劇場/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it,White(白くぬれ!)』(日本)82分
国を擬人化したキャラが登場する人気アニメの劇場版……らしい。なんか面白そう。気になります。
※上映館/ゴールド劇場
『隣の家の少女』(アメリカ)91分
実際の少女監禁事件をモチーフに書かれたジャック・ケッチャムの同名小説を映画化したサスペンス・ホラー……らしい。かなり生々しそう。
※上映館/シネマスコーレ
『ブライト・スター〜いちばん美しい恋の詩(うた)〜』(イギリス)119分
25歳で亡くなった詩人、ジョン・キーツの生涯を描く伝記ドラマ……らしい。監督は『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオン。
※上映館/伏見ミリオン座
『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王 トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』(日本)70分
「超電王トリロジー」3部作の2作目だそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『沈黙の鉄拳』(アメリカ)94分
セガール扮する元特殊部隊隊員が、凶悪な中国マフィアを相手に、中国拳法を用いた“針術技”で立ち向かう……らしいです。なんと、料金は一律390円! その太っ腹さはアッパレなんですが、すんません、あんまり観たいとは思いませんです。
※上映館/中川コロナシネマワールド
『セックス・アンド・ザ・シティ 2』(アメリカ)?分・R15+
人気ドラマシリーズの劇場版第2弾。しかし、このタイトルを平気で口に出せる人はスゴいですね。尊敬します。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
* * *
『春との旅』を観ました。偏屈なジジイと素直で不器用な孫娘とのヘンテコな旅の顛末を描いた作品です。これが素晴らしい! スクリーンから放たれる緊張感に一瞬たりとも目を離せない、という感じでした。とにかくもう、役者が豪華。日本を代表する名優たちが続々と登場して、ものすごく味がある立ち振る舞いを見せてくれるのよ。展開には少々雑で強引なところも感じられるんですが、名優たちの存在感がそれを払拭していました。今年の日本映画を代表する作品であるのは間違いないので、ぜひとも観るべし!
と、絶賛しておいてから言うのもナンですが、ちょっと音楽の音量が大きかったようにも思いました。音楽で盛り上げなくても充分に感動的なんだから、いっそほとんど無音でも良かったんじゃない? あと、ラストはいささか違和感が……ま、これは好みの問題かな。
『ヒーローショー』も観ました。ジャルジャルが主演ってことで観に行ったミーハー女子は間違いなくゲンナリしたと思います。そうでなくても、観ていてものすごく不快な気持ちになる映画でした。
とはいえ、それは「つまらん映画だった」という意味ではなく、「おそろしく現実的で生々しいから」という理由によるものです。お調子者で、大した取り柄も才能もないのに「夢」を追いかけている主人公がとても他人とは思えず、いたたまれない気持ちになっちまいました。
自分が関わった暴力行為によって自分自身が追い詰められていく、というストーリーからグレアム・グリーンの小説『ブライトン・ロック』を想起したりしましたが、『ヒーローショー』の場合、その暴力が自発的なものでなく、単なる「巻き込まれ」であることも、また滑稽さを際立たせます。いろんな意味で、どよーんとした気持ちにさせられる作品でした。オススメはしないけど、これまた見応えある作品なのは確かです。
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