えー、今回からマークを「☆＝絶対に観るぞ！」「◎＝できれば観たい！」に変えます。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。
☆『ソラニン』（日本）126分
宮崎あおい主演作！ それ以外は何も知らない状態で臨みたいと思ってます。まあ、設定とかは大体知ってますが。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高
この映画に関しては、奮発してCD付き前売券を買っちゃいました。CDには高良健吾が歌う『ソラニン』が入ってます。『フィッシュストーリー』の時も思ったけど、この人の歌いっぷり、カッコいいですわ。
◎『半分の月がのぼる空』（日本）112分
これまた、何も知らない状態で臨みたいと思ってます。監督は『狼少女』『真木栗ノ穴』の深川栄洋。そして、主題歌は阿部真央の『15の言葉』！
※上映館／ゴールド劇場
◎『誘拐ラプソディー』（日本）111分
誘拐という人生最大の賭けに挑み、思いもよらぬ出来事に巻き込まれる男の姿を描くクライム・サスペンス……らしい。押尾学の出演作を全部撮り直して公開にこぎつけた、ということでも話題になってますね。主演は高橋克典、監督は『ぼくのおばあちゃん』の榊英雄、そして主題歌はフラワーカンパニーズの『元少年の歌』！
※上映館／伏見ミリオン座
◎『ウディ・アレンの夢と犯罪』（イギリス）108分
タイトル通り、ウディ・アレンの新作。愛と夢を追い転落する兄弟の姿を描く人間ドラマ……らしいです。主演はユアン・マクレガーとコリン・ファレル。ウディ・アレンの最近の作品には珍しく、女っ気が乏しそう。
※上映館／伏見ミリオン座
『倫敦から来た男』（ハンガリー・ドイツ・フランス）138分
大金を手に入れた男と失った男の人生が交錯するノワール・サスペンス……らしい。監督はハンガリーの鬼才、タル・ベーラ。って、恥ずかしながら一作も観たことないです。同監督の『ヴェルクマイスター・ハーモニー』も上映。
※上映館／名古屋シネマテーク
『掌の小説』
川端康成の掌編小説の映画化。オムニバスだそうです。
※上映館／シネマスコーレ
『昆虫探偵ヨシダヨシミ』（日本）90分
昆虫の依頼を受ける探偵の活躍を描いたマンガの映画化だそうです。主演は哀川翔。
※上映館／中川コロナシネマワールド
ロマンポルノ・RETURNS『団地妻 昼下がりの情事』
にっかつロマンポルノが帰ってきた！ ってことですが、どれくらいニーズがあるんだろ。素朴な疑問です。
※上映館／シネマスコーレ
『サベイランス』（カナダ）97分
デビッド・リンチの娘、ジェニファー・リンチの監督作。ある田舎町で起こった連続殺人事件を陰惨な映像で描くサスペンス・スリラー……らしいです。
※上映館／シネマスコーレ
『アンダンテ 稲の旋律』
現代日本が抱える「ひきもこり」問題や、危機迫る食料自給率問題を鋭く描く大作です……と、公式サイトに書いてありました。
※上映館／シネマスコーレ
＜生誕百年 映画監督山中貞雄＞
28歳の若さで他界した天才監督、山中貞雄の特集上映です。
※上映館／名古屋シネマテーク
＜大雷蔵祭＞
こちらは37歳で亡くなった市川雷蔵の出演作を一挙に上映。なんと100本も！
※上映館／シルバー劇場
ピカデリー1の閉館記念イベント、最終日の最終回に行ってきました。上映作品は『スタンド・バイ・ミー』。公開時に観て以来、約20年振りの再会です。なんちゅうか、20代の頃に観るのと40代終盤になってから観るのとでは、やっぱり感じ方も大きく変わりますね。楽しめる部分も多い作品なんですが、やたらと無常感ばかり胸に押し寄せてきました。
それはともかく、ピカデリー1の閉館は残念です。広々としていてスクリーンもデカく、しかも自由席だったので、僕にとっては一番好きな映画館でした。中学生の頃に『さらば宇宙戦艦ヤマト』を通路に座って観たことも、20代の初め頃に『ある日どこかで』を観て感動しまくったことも、数年前に『シカゴ』を観て面白さに身体が震えたことも、忘れられない思い出です。今年に入ってからも『ゴールデンスランバー』『おとうと』『パレード』をここで観たわけだし、まだまだ僕の中では現役バリバリの映画館だったんですが……ホントに残念！
『コトバのない冬』も観ました。描き方によってはすごく盛り上がるであろう悲恋を、あえて淡々とした語り口で見せたところに作り手の美意識がうかがえます。渡部篤郎、初監督作にして、すでに大家の風格を感じさせてくれました。ただ……えっと、疲れてる時に観ると、たぶん途中で眠くなると思います。これからご覧になる方は、しっかり睡眠を摂ってから臨んでくださいませ。
