少年トッパ

ヴィレッジヴァンガードでは、もう何も買いたくない。

 ヴィレッジヴァンガードという本屋(というより雑貨屋)で文庫本を2冊買った。2冊とも同じ値段だ。本体価格が648円で消費税が32円。計680円である。これが2冊だと1360円……のはずだった。
 しかし違った。レジにいた店員が告げた値段は1361円。んんん? なんで?

 理由は簡単。「外税」で計算しているからだ。

 648円の商品の消費税は32.4円。こういう場合、小数点以下は四捨五入するから32円になる。ところが、648×2=1296円になると、消費税は64.8円。四捨五入すれば65円だ。合計金額は1296円+65円=1361円、というわけである。
 しかしなあ、こういう計算方法は駄目でしょ。要するに「たくさん買った客が余分にお金を払う」という羽目になるわけだもん。そうならないために、多くの小売店舗は「内税」で計算しているんじゃないの?
 まとめ買いをする時、本なら三省堂書店、CDならタワーレコードを利用することが僕は多い。どっちも「内税」だ。普段あんまり意識してなかったけど、ほとんどの店がそうなんじゃないかな?
 たとえば「本体価格1905円+消費税95円=税込価格2000円」のCDを5枚まとめて買った場合、内税方式なら合計1万円ちょうどになるが、外税だと本体価格が「1905円×5枚=9525円」、消費税が「9525円×0.05%=476円」で、合計すると1万1円になってしまう。そういうのが客に対してものすごく失礼なことだと感じるのは僕だけだろうか。小売業者としての倫理観を持ち合わせていない、とさえ思ってしまう。

 いくら僕がケチでセコいからって、1円の損ぐらいでガタガタ言ったりしない(言ってるけどね)。
 でも、「たくさん買った客が余分にお金を払う」ことになる計算方法を平然と続けている店では、二度と買い物はしたくない。大げさではなく、そういう無神経さが僕は堪らなく嫌いなのだ。

コメント一覧

トッパ
長々と書くのが面倒だったので省略しましたが、実
は僕じゃなくて息子が買ったんですよ。息子が欲し
がった本なので。で、僕は1400円を渡して、少し離
れたところで待っていたんです。

>私の顔見たらそうするように、

指名手配書が配られているかも(笑)。
SKD
黙ってないで、一言言えばよかったのに。

私は三洋堂という書店で買うことが多いです。
あそこはこの前までレシートを買った本と一緒に袋に入れてました。
それって金額の確認できないと思わない?
で、私は毎回「レシートはおつりと一緒にこちらに下さい」と言ってました。
そうしたら最近は黙っていてもそうしてくれます。
小さな声でも諦めなければ、いつかは届くと思いますよ~。
私の顔見たらそうするように、指導があっただけかもしれないけどね(笑)
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