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[意見] AWSサミット東京2018 明日から Internet開国からIT基盤のクラウド化へ…20年を振り返って思うこと

2018-05-29 18:53:11 | イノベーション!

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[意見] AWSサミット東京2018 明日から Internet開国からIT基盤のクラウド化へ…20年を振り返って思うこと
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明日30日から3日間、AWSサミット東京2018が開催される。



AWSが登場したのは2006年の事。 私はシステムインテグレーターのプリセールスエンジニアだけれど、あの当時、「まさか本屋さん(Amazonのことだ)とガチで勝負する羽目になる」とは思わなかった。 正直言って。


AWSのすごさは何か?というと。
  「世の中のすべての情報をInternet上へと吸い上げてしまうこと」
だと思っている。

1995年にWindows95の登場とともに日本はInternetへ開国することになった。 Internetとメール(SMTP)、Web(HTTP)技術の登場により、従来は組織や個人という「枠」の中に閉じ込められて、ほとんど外部から窺い知れなかった「情報」がInternet上に滲出し始めた。


その次に来たのが検索エンジンだった。 Internet という大海の中に散在する島々(Webサイトだ)とそこに存在する情報を効率よく収集できる仕組みが整った。 この時点で「Internetはネットワークから世界の知識を集めるストレージ」へと大きくその姿を変えたと言える。 しかし、この時点でInternetが獲得できた情報は利用者が公開を意識してWebサイトにUPした情報だけだった。 それでも十分に革新的だったのだが。


そして、その次はAWSが普及への糸口を作ったIaaSベースのクラウドコンピューティングだ。 AWSというIT基盤の上でITシステムを作ることが今や当たり前になってきた。 つまり、ITが握る情報が公開するか否かそんな判断を抜きに「デフォルトで」Internet上に置かれることになったのだ。 AWS、Azure、Google…これらのIaaS基盤が普及すればするほど、全世界の全情報がInternet上に格納されることになる。

  「Internetは真の意味で、すべての世界の、すべての情報のストレージになり始めた」

次に来るのを予測するのは比較的容易だ。 この「情報」を利活用できる仕組みだ。 この膨大な情報を知る者と知らない者。 情報を吸い上げて蓄える者と、吸い上げられる者が登場する。 IaaSクラウド基盤というやつは恐ろしいほどの可能性を持っている。


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