思いのままに綴ってみようか

普段の出来事について思っていることを綴っていきたいと思います。
以前と変わってないよーな気も・・・(笑)

新築行事に参加してきました!

2005-05-29 | 喜び、楽しみ、笑い
この日曜日、月曜日でうちの母親の親戚がいる岡山に入ってきました。

なにやら親戚が家を建替えるって事で床上げ式(っていうのかな?)を行うから是非来て欲しいとの事だったので、車で2、3時間かけてやってきました。


今回の用事のメインは親戚の行事やから、別に観光が目的ではないんやけど、久々の遠出ドライブでちょっとウキウキな気分です。

今回はうちら親子と母親の4人で岡山に向かいました。


その親戚の家は以前にも行った事があったんで、スムーズに家に辿り着いたんですが、家の前には結構大勢な人がたむろしてました。

「何事かな?」と思ってたんですが、「もしや、新築祝いの関係?」とすぐに分かりました。

木の柱が立てられて骨格は出来上がった新築の家が奥の方にありました。
大工さんやら近所の人やら20~30人くらいの人がその周りを囲んでました。
で、みんなビニール袋を持って思い思いに雑談をしてました。


親戚のご夫婦と挨拶を交わして家の中へ。
家の中でも大勢の人が床上げ式の後の食事の準備やら、色々と準備されてました。
多分、近所の奥様方だと思う。割烹着を着て所狭しと準備されてました。

「田舎っていうのは、ご近所繋がりが強いなぁ」と思った。
まさしく「遠くの親戚より近くの・・・」である。



邪魔にならないように、とりあえず、家の2階へ避難(?)(笑)

そこにはその親戚夫婦の娘さん(つまりはいとこ)やその子供がいて遊んでた。
その子は男の子なんやけど3歳で、うちの娘と1歳半差とはいえ、言葉はあまり通じないけど、まぁええ感じで遊んでもらってたかな?

で、その様子を見守ってたら、親戚の奥さんが「屋根から餅まきをするんやけど、親戚で男手が居らんから参加して」と。

こういう行事は生まれて初めてなので、ちょっとワクワク。


「すぐ(餅まきが)始まるのかな?」と思ったので、とりあえず自分だけ先に外に出たんです。
が、しかし、まだ神主さんが到着していなかったみたい。
そやけど、「直に始まるやろう」と思ってしばらくその場で待つことにしました。



しばらく建築中の家やら周りの人たちやら色々観察してたんですが、やはり都会と違って近所の繋がりが強いんやなぁって事を改めて感じました。

まず床上げ式をやるからって、普通ご近所さんが20~30人も集まる事はない。
田舎やから(過疎化が進んでるせいか)結構高齢の人もいたけど、20代前半くらいの若い人たちも5、6人いたし、しかもちゃんと餅を入れるビニール袋も持ってたし・・・。(やる気マンマンやん!)


で、地元の大工さんらしいおっちゃんがエライ気性が荒いんですよ。
餅まきをする場所の事で「こっちだけじゃなくて、あっちもせにゃいかんじゃろが!」って親戚のおばさんにかみついてたというか、文句っぽく言ってた。

っていうか、「なんぼ大工でも人の家の事なんやからそんなに偉そうにいうなよな・・・」って思ってしまったけど、まぁこれが地元っていうか近所の繋がりってやつなんかな?

これが都会なら、その大工は「帰ってくれ!」って一喝されてしまうな、きっと。



20分ほどして神主さんが到着しました。
色々準備をして、いよいよ御祈祷です。

一応、自分も親戚って事で、一緒に建築中の家の中へ。


もちろん、こういう事は初めてなので、隣の人とか前の人の見よう見真似をしようとしたんやけど、みんなバラバラ・・・。目をつぶって頭を下げてる人もいれば、目を開けて前を向いてる人もいる・・・。

えーっと・・・、誰を見本にすればええんやろ?


10分くらいかな?御祈祷が終わって、いよいよ餅まきなんですが、その辺りは大工さんは色んな家の床上げ式をしていらっしゃるのか手際が良い。

危うくその場においていかれそうになってしまった・・・。
せめて「自分はどこそこに行って」くらい指示してくれよなぁ・・・ (^_^;
まぁ逆に言えば、「自分で聞け」って話なんやけど。

慌てて親戚のおばさんに「自分はどこで餅をまけばいいのか?」を確認して、急いで2階くらいの高さの足場まで上っていきました。


足場はよく工事とかで見かける幅30cmもない金で出来たやつです。
足場が細いのでたかが2階くらいの高さでも結構恐い・・・。


で、周りで餅まきが始まったので、自分も慌てて餅をまき始めました。
ビニールに小さな餅が2、3個入っててそれが1組になってるんですが、それをわしづかみにしてまきました。
ビニールなので、ちょっとつかみにくかった・・・。
しかも、投げ方が下手くそなので、あまり遠くには落ちず、ホントすぐ下にしかまけなかったかな?

小さな子供も5、6人居たので、軽く離すように落とすと急いで拾いに行ってた。
その姿が何とも可愛かった。


で、餅撒きが終了して家の中へ。

当然の事ながら、ここでは全くのよそ者で誰かと会話する事もないので、とりあえず2階へ避難(笑)。

うちの娘と親戚さんの子供の面倒を見る事に。


下(1階)では宴会が始まった模様。
おじさんの挨拶が聞えてきたり、その気性の荒いおっちゃんの罵声のような会話が聞えてきたりしてました。
そこだけ聞いたらホンマ喧嘩してるみたいな感じやもんねー。


自分たちの食事(会席弁当)も用意されてたんですが、どうやら(1階で)食べる場所がなかったようです。

それに実は岡山に来る途中のサービスエリアで"みそかつ丼"(しかもけっこうソースが濃かった・・・)を食べてたので、あまりお腹が空いてなかったんで、ちょうど良かったんですがね。

でも、全く食べないのも失礼かな?と思い、戴くことにしました。
その日は大阪に戻らず、こっちに泊る事にしてて宿で夕食は頼んでなかったので、食べておかないと夜中にお腹が空く事になるしね。

2階に会席弁当を持ってきてもらい、親子3人+娘1名+いとこの男の子1名で、こじんまりと戴きました。
場所がないとはいえ、何か仲間ハズレにされてるような感じやなぁ。
まぁ、親子水入らずで気兼ねなく食べれるからええけど・・・。

何だかんだ言って、結構食べました。(笑)
半分以上食べたかな?
それにしても、田舎の弁当ってすごい量やねー。ビックリした・・・。

うちの娘にも何か食べれるものはないかな?って事でおにぎりがあるらしく、持ってきてもらったんです。
するとお皿に大きな8つのおにぎりが・・・。

大人でも(8つも)食えねぇーよっ!


まぁ確かに「おにぎり1つ下さい」って言って、1つしか出さないのもどうかと思うけど、8つも食べられへんって!

時計を見ればもう20時前。
そろそろお暇(おいとま)することにしました。

ハッキリ言っておじさんやおばさんとはほとんど会話してません。
一体何しにきたのやら・・・。(新築祝いだろーが!)


高速道路で20分くらいの温泉街に宿をとっているので、車を走らせました。
時間帯も遅いって事もあり日曜日って事もあり、温泉街はまばらで少し寂しい感じでした。
でも、温泉街の中に入ると外湯に行く観光客らしき人達が数名歩いてました。

予約している宿に到着。
フロントでチェックインの手続きをする。

主人:「今日はお客さん達だけだから・・・」


俺:(マ、マジかよ・・・)

何か自分たち3人+幼児1人の為に(しかも到着が遅いし)、宿を営業してもらって何か申し訳ない気がしてしまった・・・。
そらぁ、「こっちは金を出してるんやから、何か文句あっか!?」とでも言えるんですが、やっぱり「1組だけの為に食事も用意して、フロントも電気を付けておいて・・・って考えると売上よりも経費の方がかかってしまうんとちゃうかな?」なんて思ってしまいました。
  


とりあえず、部屋に案内してもらう。
部屋はまぁまぁな感じでしたが・・・、トイレが臭かった・・・。
しかもトイレの扉を開ける度に"ギィーっっ"っていうです。

正直、この宿に入った時に何か古い感じで、(もちろん客が自分たちしか居なかったから照明を節約してたっていうのを考慮しても、)照明も暗い感じで、「これはハズレやっ!」とすぐ分かる感じの宿でした。

自販機も無いし、喉が沸いたら部屋に備え付けてある冷蔵庫のジュースやコーラを飲むしかないんです。(昔懐かしのビンのコーラです。しかも部屋のジュースって高いんですよ。)


温泉街なので、大浴場は本物(?)の温泉(のはず・・・)。
(ちょっと前、温泉と言いながら入浴剤を入れてた温泉があったので、ちょっと不信感はありますが・・・)

それを思わせるのが、「温泉資源の保全の為、夜11時~翌朝6時までは風呂を止めます」って書いてあった事。
ますます怪しい・・・。


なにわともあれ、今日は我々1組だけなので、当然大浴場は貸切り状態!
これだけは唯一良かったです!
だって、洗い場が15くらいあるのに、シャワー付が4つくらいしかなかったのでね。

でも、大きな浴場に自分1人だけっていうのもポツンって感じで何か寂しい気もしますがね。


今回はうちのおチビちゃんがいたので、かえって貸切りで良かったんですが、あとは宿の設備さえもうちょっとマシなら"なお良し!"やったんですがねー。


風呂から上がって、お母さんと奥さんと自分と娘の4人で例の冷蔵庫からビンのジュースで乾杯してお休みしました。



<1日目おしまい> ~最後まで読んで下さってありがとうございました!~
 


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