ヤノベケンジ 「となりの晩ごはん」プロジェクト

金沢21世紀美術館友の会zawartによるヤノベケンジ「となりの晩ごはん」プロジェクト 専用ブログ

第19回となりの晩ごはん 山本さん宅  ~美術館での出会い

2005-01-26 00:32:56 | 第19回:山本さん宅
気を取り直して、自己紹介タイム
ホストの山本さんと杉さんは、クルーズ・クルー仲間で、説明会の時に隣同士になったのが
きっかけで仲良しになったそうです。
お2人は、ご主人のお仕事の都合で金沢にいらしていて、何か面白いことがしたいと
ミュージアムクルーズプロジェクトに応募したそうです。
「いろいろな人との出会いがあり、本当に楽しいんですよ。」と、とても楽しそうなご様子。
高橋さんは美術館の監視員として働いていて、山本さんと知り合ったそうです。
高橋さんはかなり大きな夢を抱いているらしく、近々ロンドンへ留学されるのだとか。
「1流のものを見て、食べて、聞くと自分を20%高めることができるんです」
という彼の持論にヤノベさんもなるほどと感心。
みなさんそれぞれに素敵な個性の持ち主で、なんだか楽しい晩ごはんになりそうです。

とりあえず「かんぱーい」



山本さんと杉さんは、12月3日にプロジェクト工房で行われたイベント「子供であい系都市「あ」
上田暇奈代さんと金沢のDJ、仙台の詩人による即興ライブに参加したそうです。
「本当に面白かったー」
「また詩のライブに行きたい!!」
と大好評。山本さんは仙台の詩人の作った詩がとても気に入ったのだとか。

お2人はヤノベさんの作品も何度か案内したことがあるそうで、
ヤノベさんがどんな方か知りたくて興味津々。
ヤノベさんの作品からプライベート情報までも探ります。
「昨日、ヤノベさんとすれ違ったんですが声をかける勇気がなくって・・・」と言う杉さんに
「そんなことないやろ。もっと気楽に声かけてきてくださいよ」と笑うヤノベさん。
「この金沢でのプロジェクトでは、たくさんの人と関わり、自分にないものを吸収し、
キャパシティーを広めたいと思ってるんですよ。
これまで物を作るときは、一人でこもって制作していたんやけど、金沢ではすべてがオープンで
プロジェクト工房は常に展示会場であり、そこにいるみんながライブパフォーマーになれるんや。
筋書きがないドラマがここで起こっているんや」
と、金沢での制作活動について語ってくださいました。
「常にテンション上げているのは大変じゃないですか?」という2人の質問にも
「百戦錬磨ですよ」と余裕の表情です。

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