ヤノベケンジ 「となりの晩ごはん」プロジェクト

金沢21世紀美術館友の会zawartによるヤノベケンジ「となりの晩ごはん」プロジェクト 専用ブログ

第2回「となりの晩ごはん」報告[3] 寝ても覚めても夢の中?

2004-10-03 19:30:15 | 第2回:松田さん宅
<第2回「となりの晩ごはん」報告目次>
1. 開催概要
2. ホスト紹介

3. 寝ても覚めても夢の中?
4. ごちそうさま。
5. 感謝のドローイング


3. 寝ても覚めても夢の中?

◆到着までは夢の中~
松田さんのお宅は、美術館から遠いので、車で出発。zawart のはるきが運転、助手席にヤノベ、後席にはヤノベチームIMI の学生、大場と大西が乗り込んだ。「女性3人に囲まれてヤノベが行く!」というのに、華やかさや色気とは縁がない私たち。
「車で少しかかりますよ」と言うと、眠り始めたヤノベ。あっという間に眠りに落ちて、爆睡! 途中、燃料警告ランプが点灯したので、ガソリンスタンドに寄る。せっかくお休みのところを起こしてしまうなぁ、との心配は無用だった。「いらっしゃいませー」「満タンでーす」「灰皿は~?」とフルサービスで賑やかしいのにも気づかず、ヤノベはひたすら眠り続けている。相当疲れているんだなあ。早く着かなくちゃ。と思うのに、なかなかたどり着けない。「ここらへんだ」というところまでは来たものの、わからない。日はとうに暮れ、周囲は暗い。う~ん。
「松田さんに電話しよう」と起きてきたヤノベ。携帯の向こうから松田さんの声。「線路は越えない」などと指示を受けつつゆっくり前進していると、道ばたに人影。松田さんだ。「遅くなりました~」

◆着いた先こそ夢の中!?
お宅に入ると、すっきり広々としたリビングにキャンドルの灯り。これまた広々としたテラスにはブランコが。
そして、そこかしこに、さりげな~く、現代アート作品が置かれている。
「うわっ!?」
「あれは村上隆の!」
「それは奈良美智?」
「それも誰かの作品?」
「ヤノベの作品だぁ」
いちばん目立つところにきれいに飾られている自作に満足げなヤノベ。
残りの訪問者3人は、カルチャーショック状態で、地に足着いてない感じ。
夢見心地で大場がつぶやく。
「こんな生活したいわぁ」

<つづく>

(haruki)

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