♪あなたと結ぶ福祉の輪♪

このブログは、純粋に福祉関係の話題を交換するものです。コメントも、どうぞ!記事無断転載は禁止。

ぴんかぽん・保育士 ボランティア運営

2007年12月26日 | Weblog
 

薩摩川内市の保育士5人がボランティアで運営する子育てサークル。
原則毎週月曜の午前中に同市の健やかプラザで開いている。
10組前後の親子が集まり、紙芝居やわらべ歌などを楽しむ。

誕生会や運動会などのイベントをする週もある。

母親たちからは「子どもとの遊び方など参考になる」
「プロがいるので心強い」と好評。春田京子代表(48)は「子どもの
年齢制限もないので、自由に参加して楽しんで欲しい」と語る。

参加費は1回¥100年末年始、祝日は休みで、次回は2008年
1月21日から。

問い合わせ:春田さん=0996(22)0055

子どもの不安和らげて・事前の言い聞かせ、事後のねぎらい。

2007年12月26日 | Weblog
 


予防接種に連れて行くときなど、子どもが嫌がることが予想される場合、
親がそのことを子どもに言い出しにくい、ということはないでしょうか?
病院に着く直前まで黙っておいて、ぎりぎりのタイミングで「今日は注射だよ」
と言ったり、何も知らせないまま先生の前に連れて行き、いきなり注射をさせたり
することはないでしょうか?

そんなとき子どもの心の中では、注射が嫌だと言う気持ちだけでなく、
突然の事態への驚きや、何で黙っていたのかという親への腹立たしさも
加わってしまいます。そのため、いつも以上に大声でギャーギャー泣きわめい
たり、親に対して激しい怒りをぶつけてみたりと、混乱した状態に
なりやすいのです。

いつもと違う出来事の前や、子どもが不安になることがあらかじめ
予想できるときには、事前にきちんと伝えておくことが大切です。
私たち大人でも、「明日から入院してください」と突然言われたら、
戸惑いますよね。誰にでも心の準備は必要です。

たとえまだ小さな子どもであっても、大人が心を込めてきちんと話をすれば
、その思いは通じます。また、その時に子どもが泣き出してしまったとしても、
「いやだねぇ」とその気持ちを汲んであげながら抱っこしたり、頭をなでたり
して、心と体の両面から受け止めてあげると、感情が次第に落ち着いて
くるでしょう。

そして、子どもが親に協力してくれたあとには、ねぎらいの言葉を
かけてあげましょう。親からは平気そうに見えていても、実際には子どもなりに
精一杯頑張っていると言う場合も少なくありません。

その子なりの頑張りに気づけたら、それを認める声かけも忘れないように
しましょう。






いっぽいっぽ-まどか10歳-10

2007年12月26日 | Weblog
 


ある若い女優さんの態度が悪いと、マスコミに叩かれていた。
「プロ意識を持つべきだ」と評論する人に頷いては見たものの、なんとなく
引っかかりも感じた。20歳ごろの自分はどうだったろうか?
今よりも自己中心的で、きっと思いやり、周りへの配慮も欠けていたと思う。

年相応の振る舞いを求められるのは当然だが、もう少し大人たちが
見守ってあげる余裕があってもよいのではないだろうか?

テレビをつけると、誰かが何かをするたびに「こうすべきだった。とんでもない」
延々とバッシングが続く。表面に出てきたことだけで、判断され社会から
排除されかねない今の風潮は、「普通」を強く要求されているみたいで、
見ていて怖い。

女優のケースと障害の問題は次元が異なる。そのことは十分
承知しているが、ああいうバッシングに接すると、ダウン症のまどかや
障害者たちが社会から受け入れてもらえるのだろうかと、家族は不安に
かられてしまうのだ。

まどかが生まれてから出会った、ある人に教わった大切な言葉がある。

「人には必ず良いところがある。そこを見るように心がけると、
その人全体の見方が変わる」

やってみると、確かにその人が本当に違って見えてくる。
相手の気持ちに、自然と寄り添えるようになるから不思議である。
そもそも、人のよいところを探すのはとても楽しい。

そう感じてからは、子育てのみならず、他人と接するときにも、
いつも心がけている。

手前みそだが、それ以来、人の噂や、心無い意見に振り回される
こともなくなった。相手を理解することは、自分の価値観を変える事でも
ある。そして、それは口で言うほど簡単なことではない。

その点、まどかたちはそんなに難しく考えなくても、ごく自然に、
私たちをまっすぐ見てくれている。
健常者と言われている私たちの側を、許し、付き合ってくれているのかも。

「みんな、まだまだだね・・・」と、まどかに言われている
ような気もする。