♪あなたと結ぶ福祉の輪♪

このブログは、純粋に福祉関係の話題を交換するものです。コメントも、どうぞ!記事無断転載は禁止。

上場にこにこサークル(姶良町)婦人会など地域が協力。

2007年11月27日 | Weblog
 


子育て世代と先輩世代の母親たちが運営するサークル。
毎月第2金曜の午前中、姶良町西餅田の上場自治公民館で活動し、
10組前後の親子が集まる。

地域婦人会が子守や運営を手伝うほか、芋掘り用の畑は自治会が提供するなど
地域が全面協力している。

付近はここ数年でアパートなどが増え、外部から越してくる
ファミリーも多い。

新しい土地での友達作りに一役買うのに加え、
「サークルをきっかけに子どもたちと顔なじみになり、声かけしやすく
なった。防犯対策にもなります」永岩フジノ代表(48)

上場地区以外からの参加も可能♪
1回¥200

お問い合わせ:永岩さん
電話:0995-(65)-1509

いっぽいっぽ-まどか10歳-7

2007年11月27日 | Weblog
 昨年の夏のこと。長男貴裕が学校から帰ってきて、照れながら、
知らせてくれた。「ボクの作文が市長賞に選ばれたんだって」

 題名は「障害者から考えたこと」。ダウン症の妹まどかを通して
見えたことを自分なりの視点で書いたという。
中学3年といえば、難しい年頃。折しも学校で障害のある子がひどく
からかわれているのを目撃し、ショックを受けていた。友達に知られるのが
嫌で、「まどかを授業参観に連れてこないで」なんていってたので、まさかの
出来事にびっくり。内容を少し紹介するとこんな感じである。

 <小さい時は、大人の障害者に会うと怖かった。しかし、妹には、
そんな感情はなく、普通のきょうだいと変わりなく過ごしてきた。
なぜほかの障害の人には、警戒心があったのか。それはその人たちのことを
よく知らなかったからだと思う。
母たちの活動で、だんだん理解してくれる人が増えてきたけれど、
実は、自分もまだ障害者への偏見が消えているわけではない。
そして、それは多くの人々に共通する現実だと思う。
大切なのは、そうした偏見に疑問を持つことだ。
今の僕たちはまず、「相手を理解する」ということから、始めるべきでは
ないだろうか。もっと広げて考えれば、何も人に限ったことではない。
自然のことを理解し、生物のことを理解していれば、さまざまな環境破壊や
地球温暖化だって起きなかったはずだ。
一人一人に出来ることは小さくても、皆の力を合わせることで、
世界中が救われることに、繋がっていくのだとボクは思う>

普段は何も言わないだけに、こんな風に感じていてくれたなんて
、感謝の気持ちでいっぱいになり、涙が出た。

しかしながら、一方では自分には障害の妹がいることを
友達に言いたくない貴裕もいる。

自分のイメージと世間が持つイメージとのギャップに、複雑な思いを
抱えているのだろう。
親には言いにくいこともあるかもしれない。
でも、これを機に、何でも話し合えるようになれたらと思った。


ダウン症親の会
いっぽいっぽクラブ代表 幸田 啓子さんの記事より。

♪牧之原養護学校の生徒招き、合同パソコン授業♪

2007年11月25日 | Weblog
 霧島市福山町の福山高校が近くの牧之原養護学校の生徒16人を招いて、
情報処理の合同授業を行った。両校生徒が2人1組になってパソコンを操作、
福山高生がリードしながら、楽しそうにチラシを作った。

福山高校は牧之原養護学校で障害者福祉体験学習を行っている。
10月の同学習で、養護学校から「外部からの受け入れは多いが、
子どもが外に出ていって交流や体験学習の機会は少ない。」と聞き、
「毎回受け入れてもらい、お世話になっている」と、初めて合同授業を企画、
13日行った。

教科は商業技術で、大木美恵子教諭(29)が、ワープロの実技を指導。
商業科1年の27人と一緒に、遠足の案内状を作った。
両校生は、同い年とあって、すぐに打ち解けた様子。

福山高生が「このキーを押すといいよ」などとアドバイスすると、養護学校
生は目を輝かせてマウスを動かした。

牧之原養護学校の松尾彩さん(16)は、体験学習で仲良くなった
福山高の地添 茜さん(15)とペアを組み、「記号を一杯使って、可愛く
作った。楽しかった」出来栄えに笑顔。

地添さんは「体験学習では色々と教えてもらった。今日は恩返しできたと
思う」と話していた。
合同授業は来年度以降も続けるという。

障害児世帯の負担減。

2007年11月25日 | Weblog
 福祉サービスを利用する障害者の負担軽減策を検討している与党の
プロジェクトチームが近くまとめる報告の原案が23日、分かった。
2008年度から障害児のいる世帯と低所得世帯を対象に現行の負担軽減策を
拡充。その上で、08年度までとなっている軽減策を09年度以降も続ける。

昨年4月に施行された障害者自立支援法は、サービス利用に応じて負担が
増える「応益負担」を原則としているが、所得に応じた以前の「応能負担」
の性格を強める方針。年間数百億円の財源上積みを目指すが、財政当局との
折衝の決着は12月に持ち越されそうだ。

自立支援法はサービス利用料を原則1割負担としたため、負担増で
サービスを中止する例が続出。

政府は昨年末、負担上限額の引き下げなど3年間で1200億円の
特別対策を決めた。

現在、障害児世帯で軽減策の対象となるのは夫婦、子1人の場合で
年収600万円まで。与党は年収890万円程度まで対象範囲を広げ、
障害児世帯の8割をカバーしたい考えだ。

在宅で暮らす市町村民税非課税の低所得世帯は、同法施行により初めて
自己負担が発生。既に負担上減額を本来の1/4まで引き下げているが、
負担感が重いため、一層の引き下げを実施する。

本人だけでなく世帯全体の収入を元に負担上減額を計算する
現在の仕組みについても、障害者の自立という理念に反しているとの
批判が強いため、世帯単位から個人単位への見直しを検討。

また1割負担は将来の介護保険との統合を視野に導入されたが、
「統合は前提としない」として、一本化構想を事実上、撤回する。

障害者では既に軽減策で実質負担が4-5%になっており、
1割負担の介護保険と実態上の差が広がっていると判断した。

「雇用型」県内初のレストラン。

2007年11月23日 | Weblog
 知的障害者の男女10人を雇用したレストラン「ピースフルガーデン」
が20日、鹿児島市鴨池新町の県社会福祉センター1階にオープンした。
初日から大勢の客で賑わい、障害者たちは接客や給仕などに奮闘。

「懸命さが伝わり、おいしさも倍増する」と評判も上々だ。
レストランは社会福祉法人正和会(同市下福元町)が、「仕事への生き甲斐
を持つことが、自立への1歩になれば」と開いた。

県障害福祉課によると、県内には最低賃金法などが適用される
雇用型の福祉施設や工業製品の製造が多いが、飲食店は初めて。

障害のある10人はグループホームや自宅から通勤し、1日5時間の
交代制で週6日働く。

仕事は接客や皿洗い、レジ係など。支配人の有村啓伸さん(31)は、
「皆にリラックスしてもらえる店を目指したい」と話している。

メニューは、日替わりランチのほか、定食やどんぶりなど。
手作りのパンやケーキなども並ぶ。

給仕係の原田夕香さん(31)=同市=は、
「お客さんに『頑張って』と声をかけられ嬉しかった。将来、父母と
お店を開きたいのでしっかり経験を積みたい」と笑顔を見せた。

営業時間は、午前9時から午後9時。(日祝休み)
連絡先は、同レストラン=099(254)9305

いっぽいっぽ-まどか10歳-6

2007年11月20日 | Weblog
 会場には中高生たち約300人が集まり、開演を待っている。プロジェクター
とパソコンのスイッチを入れれば、いよいよ公演の始まりとなる。
私たち親の会が、知的障害や発達障害を知ってもらうために活動する
キャラバン隊のひとコマだ。

テーマは、「みんな違って、みんないい」。詩の朗読から始め、ダウン症と
自閉症の説明。そして「3つの体験コーナー」へと移る。

まずは、「言葉が通じない」体験。生徒さんを1人だけ選んで、
外へ連れ出す一方で、会場に残った人たちに司会者がこう告げる。

「今からここはピカチュウ王国になります。ピカチュウ語しか話せません。」
意外な展開に会場は笑いに包まれる。

「これから体験者に入ってきてもらい、話しかけますが、
どんな様子になるかご注目!」

再び入ってきた生徒さんに、ピカチュウ王国の2人が、
「ピカピカ」、「ピカチュウ」と話しかける。体験者は意味が分からず、
ポカーン。

2人は最初は優しく言うが、だんだん通じないことに怒り出す。
体験者は不安そう。身振りや絵カードを参考に、やっとかばんの中から、
取って欲しいものを探し当てる。

相手の言うことが分からない辛い気持ちを体験すると、接するコツが
分かってもらえる。次は、自閉症の子供たちが、物をどう見ているかの体験。
彼らは視力は正常でも、興味のあるものしか目に入らないところがある。

ペットボトルで作った、視野が狭くなる道具をのぞき、
「どんな風に見えてるの?」と、想像してみる。

最後の「どうしてうまくできないの?」は、軍手で折り紙を作り、手先が
不自由な人の気持ちになってもらう。

「障害者に対する見方が変わった。」「今度あったら、優しく接したい」。
公演後に、もらう感想はいつも温かく、次の公演のエネルギーになる。

ダウン症のまどかたちへの偏見や冷たい視線が少しでも、温かいものに
変化したら。そんな思いで始めた活動は、5年目を迎えた。

有難いことに公演のお招きが多く、伺えないところも出てきたため、
今年、最新版のDVDを作製した。
やさしさの輪がもっと広がるように、同様の活動が各地域で
生まれることを願っている。

車いすバスケで交流。

2007年11月15日 | Weblog
福祉をテーマに総合学習「夢プラン」に取り組む霧島市の福山高校(280人)
は9日、同高校体育館で車いすバスケットチームのメンバーと実技交流した。
試合形式で車いすに挑戦した生徒たちは「難しかった」「腕の力がいる」と話し、
健常、障害の境のないひとときを楽しんだ。

車いすバスケットチームの「薩摩ぼっけもん」(鹿児島市)、「鹿児島車いす
スポーツクラブ」(同)、「湯の児子チェスターズ」(熊本県水俣市)から、
計5人が参加。

デモンストレーションで、メンバーが華麗なシュートを決めると、
生徒たちから「ウォー」「ワーッ」と歓声と拍手が起こった。

試合は生徒4人、クラブメンバー1人の5人1組で、4,5回実施。
車輪を回してボールを取りに行ったりドリブルするのは難しく、生徒たちは
パス主体になっていた。

農業土木科の3年久保貴寛君(17)と普通科3年宇都亮君(18)は、
「難しかったけど楽しかった」ともに商業科3年の岡本菜津美さん(18)
と和田志穂さん(18)は、ゴールが高かった」「前向きで頑張っている。
すごい」と車いすを自在に操る姿に感嘆していた。

生徒たちと一緒に汗を流した鹿児島車いすスポーツクラブの野間健一郎会長
(56)=日置市伊集院町妙円寺1丁目=は「以前は車いすに乗っていると、
周りの見る目が違った。今は普通になってきた。こういう交流でさらに
身近になっていけば」笑顔で語った。

日韓の障害者ソフトで親善。

2007年11月15日 | Weblog
日本と韓国の障害者チームが交流を深める「第17回稲尾杯日韓親善障害者
ソフトボール大会」が、11日、鹿児島市の桜島溶岩グラウンドであった。
鹿児島開催は、初めてで、日韓の10チームが、熱戦を繰り広げた。

同大会は元プロ野球選手の故・稲尾和久さんの呼びかけで始まった。
今大会は九州・山口各県の6チームに、韓国釜山から3チームが出場した。

試合はリーグ戦2試合と決勝トーナメントで争われた。
足などに障害がある選手の打席では代走が懸命に走り、片手で豪快な
打球を飛ばす選手も。韓国チームが本塁で好守備を見せると盛んな拍手が
起きた。

大会を主催した「鹿児島フレンズ」の高城藤雄監督(61)=鹿児島市=は、
「前日の親睦会を含め鹿児島のよさを勧告の皆さんにもアピールできた。
今後もいい形で続けたい」と話した。

結果は次の通り。

優勝:鹿児島有明

準優勝:山口西京スターズ

インフルエンザ急増。

2007年11月13日 | Weblog
10月下旬に全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザの
患者数は、1施設当たり0.2人と、この時期としては過去10年で最多
だったことが国立感染症研究所のまとめで9日分かった。

東京、神奈川など首都圏で報告が急増。今シーズンの全国流行の立ち上がり
は早い可能性がある。感染研感染症情報センターは「首都圏で患者が増えると
、他の地域にも感染を広げる恐れがあり要注意だ」と指摘。

予防にはワクチン接種や手洗い、うがいなどを心がけ、発熱や倦怠感
があるときは、医療機関の受診を」と、呼びかけている。

感染研は、定点当たりの報告数が1.0人を超えると、全国的な流行開始と
判断している。流行開始は例年、12月中~下旬だが、昨シーズンは、
1月中旬と過去10年で2番目の遅さだった。

先月22日~28日の一週間に全国約4,600の内科、小児科から報告された
患者数は、903人で、定点当たり0.20人。過去10年の同時期は、
0.00~0.9人で今年は特に多い。

都道府県別では、夏からの流行が治まっていない沖縄県が、274人と
最多だが、これまで報告が少なかった東京が112人、神奈川が163人など
と急増した。

自立へ一歩前進。

2007年11月12日 | Weblog
龍郷町の大島養護学校高等部の生徒30人が10月26日までの2週間、
校外のホテルやスーパー、福祉施設など17事業所で産業現場実習を行った。
将来の自立に必要な知識や態度を身につけ、働く喜びや厳しさを体験すると
ともに、事業者側にも障害者雇用への理解を深めてもらうのが狙い。

3年生の松崎雄大君(18)は、奄美市のダイエープラザ大島店で実習。
野菜のラッピングや陳列を担当した。「初めは職場の人やお客に声を掛け辛かった
けど、慣れてきた。働きたい気持ちが強まった」

奄美観光ホテルでは就職2年目のOB西田啓吾君(20)が、後輩を指導。
宴会会場の準備の手本を示しながら「あいさつと、報告、相談の
“ホウレンソウ”を徹底して」と心構えを伝えた。

同校によると、高等部卒業生160人のうち、卒業時に就職できたのは
8.1%の13人。昨年度は14人中ゼロで、県内の知的障害者を対象とした
特別支援学校(養護学校)平均の17.9%、全国平均25.3%と比べ、
厳しい。

奄美は有効求人倍率が0.4%前後と健常者の就職も低迷していることに加え
、障害者を受け入れやすい製造業の割合が低いことも背景にあるようだ。

「障害が軽い生徒も多く、鹿児島市内などなら就職できるはずなのに」
と同校の福田孝志校長。

「まずは職場体験を通じて事業主に理解を深めてもらいたい」と話す。

皇居・宮殿に初の盲導犬。

2007年11月09日 | Weblog
秋の叙勲・京都の福島さん、陛下にあいさつ。

秋の叙勲で、旭日双光章を受賞した目の不自由な男性が7日、盲導犬とともに
皇居・宮殿「豊明殿」に入り、天皇陛下に挨拶した。宮殿に盲導犬が入るのは
初めて。

男性は元京都府視覚障害者協会会長、福島慎一さん(74)=京都府南丹市=
で、盲導犬は4歳、オスのラブラドール・レトリーバー「ルカ」。

宮中晩さん会にも使われる豊明殿ではこの日、約600人の受章者が
並んで陛下に挨拶。

陛下は、受章者にお祝いのお言葉を述べられた後、壇上から降りて、
いすに腰掛けた福島さんの前に。手を握りながら、
「順調によく付いてきますか」とルカの様子を尋ねると、福島さんは「助かって
おります」と答えていた。陛下を前に、ルカは福島さんの脇で、きちんと
お座りをしていた。

和田小で、バスケ教室。

2007年11月09日 | Weblog
障害者に対する理解を深めようと、鹿児島市和田2丁目の和田小学校で、
7日、車イスバスケットボール教室があった。総合的な学習の時間の一環で、
6年生ら約200人が競技用車イスの操作やゲームに挑戦した。

社会人チームの薩摩ぼっけもん(鹿児島)と、湯の児チェスターズ(熊本)
に所属する8選手が指導。児童は思い通りに動かない車いすに苦戦しながら
シュート練習に取り組んだ。柚木康輔君(12)と、山縣瑞希君(12)は、
「車いすの操作が大変だった。選手は障害があっても、楽しく頑張っているので
すごい」と自在な車いす操作や、ボールコントロールに見入った。

6年前、仕事中に脊髄(せきずい)を損傷し車いすの生活になった
薩摩ぼっけもん事務局の上村英俊さん(35)=鹿屋市=は、「障害者と
いうだけで、偏見の目で見る人もいる。車いすバスケを通して少しでも障害に
ついて理解してもらえれば」と話した。

いっぽいっぽ-まどか10歳-5

2007年11月06日 | Weblog
 「お母さん、はい。」ダウン症のまどかは学校から帰ると、
連絡帳とプリントが入ったクリアケースを渡す。どこの家庭でもよくある
光景だろうが、まどかは言われなくても、毎日自分から渡してくれる。
 小さいときから、生活スキルを身に着けるために、日常の何気ないことを
繰り返し教えてきた結果、習慣になったのだろう。おかげで学校からの大切な
連絡を逃すことは殆どない。

 実は、高校一年の長男貴裕は、いまだにここが
難しい。中学になると、学校からの連絡事項も増える。そのころは、本人が
意識的にならないと、親は何も分からないまま。繰り返し注意をしても、
状況は変わらない。受験が近づいた頃には、さすがに私たちもチェックが日課
となった。

 成長と共に、いつか自然に出来ると楽観的に考えていたが、
身についていないことを習慣化するのは、大きくなってからの方が大変だ。

 どうしたら忘れないで親に渡せるか、本人も努力はしているけれど、上手く
いかないようだ。幼少時代に習慣になっていれば、簡単だったに違いない。

 思えば、貴裕は小学校のとき、まどかのことで忙しい私のことを気遣ってか
わがままを言わない子だった。いや、我慢してくれていただけかも知れない
けれど。

 私は普段は放任なのに、しくじると「なんでできないの」と責めるだけ。
貴裕がきちんと理解できるように工夫してこなかったという反省がある。
何も出来ない所からの、スタートだったまどかの場合は、本人が理解できる
方法で、忍耐強く繰り返し教えてきた。

 この違いは何だろう、と考えることがある。「障害児教育はも子育ての基本と
同じ」と、よく耳にすることがある。確かに「手を掛けないと子供は育たない」
という事実は、障害のあるなしには関係ない。

 プリントは一例に過ぎないが、社会できちんと生きていくために、
身に着けなければならないことは、まだまだ沢山ある。
これからは、子育ての仕上げに入ろうとする時期だ。
気がついた今からでも遅くはない。2人から学んだことを生かして、
頑張っていこう!

ダウン症親の会 いっぽいっぽクラブ代表
幸田 啓子さんの記事より。

障害者雇用 38教委勧告へ。

2007年11月05日 | Weblog
厚生労働省は30日、鹿児島や宮崎など38都道府県の教育委員会が、
障害者雇用の、法定率(2.0%以上)を未達成の上、計画通りに採用を
進めていないとして、障害者雇用促進法に基づき、31日付けで計画の適正
実施を勧告することを決めた。教委で障害者雇用が進まない背景には、
教員免許を持つ障害者が限られているという事情もあるが、厚労省は、「免許
が必要ない助手や事務職などで、採用の工夫をすれば、法定率の達成は可能な
はず」として、改善を求めている。38都道府県教育委員会は、昨年3月に
3年間の障害者採用計画を作成。2008年末までに法定雇用率を達成する
計画だが、中間点の今年6月時点で、秋田、山形、石川、長野、島根、宮崎
の6県は、採用率がゼロだった。ほかの都道県でも、計画の進ちょく率は、
最高でも、2割に届かず、低迷している。

全国で4,814人を採用する計画だが、実績は278人に留まっている。
47都道府県教育委員会のうち昨年6月時点で法定率を達成しているのは、
京都(2・14%)、大阪(2・26%)。鹿児島は未達成の1・49%、
宮崎も同様の1・37%だった。

「HAM難病指定を」厚生労働省

2007年11月05日 | Weblog
HTLV-1ウィルスが、原因で発症し、鹿児島など南九州に患者が多い
脊髄疾患HAM患者の全国組織「アトムの会」の、菅付加代子代表(50)=
鹿児島市伊敷3丁目=は、30日、東京・霞ヶ関の厚生労働省を訪れ、この
ウィルスによる感染症対策を強化し、HAMを特定疾患(難病)に指定するよう
訴える舛添要一大臣あての陳情書を提出した。同日は菅付さんの他、関西、
関東在住の患者ら計12人が参加。「HAMは、一部地域の疾病ではない」
として、国レベルでの、治療薬の研究開発、感染防止対策などを要求。
応対した疾病対策課は、「特定疾患対策懇談会で、今後検討したいとの、
見解を示した。一行は厚労省に先立ち、民主の川内博史衆院議員や、東京HIV
訴訟元原告の、川田龍平参院議員と、面談。国を挙げた早急な施策を要望した。

菅付代表は要望活動後、「仲間と一緒に現状を伝えることができ、
意義深かった。国が対策を進めるよう今後も陳情を続ける」と話した。

HAMは、脊髄の神経が麻痺し、歩行、排尿障害を引き起こす進行性の
病気。治療法は確立しておらず、国内のウィルスキャリアー(保菌者)は、
120万~220万人、患者数約1,500人と推定されているが、
正確な実態はつかめていない。