♪あなたと結ぶ福祉の輪♪

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親子ほっとライン「おかげで」に転換を。

2007年12月07日 | Weblog
 新しい命がわが身に宿ったとき、どんな気持ちでしたか。また楽しい思いや
夢を膨らませた妊娠中と比べ、いざ子どもが生まれてからはどうだったでしょう。
それまで出来ていたことも出来なくなり、あきらめることも多く出てきたのでは
ありませんか?

できなかったことに未練が残っていたり、子育てのためにそれを我慢して
いるという気持ちが強いと、ちょっとしたことが引き金になって感情が
爆発しやすくなってしまいます。ともすると「この子さえいなければ」という
思いすらよぎるかもしれません。

 しかし、見方を変えると、わが子のお陰で嬉しいこと、楽しいこと、
発見したり気づいたこと、積極的にできるようになったこともあるのでは
ないでしょうか。

「この子のせいで」と思ったり、「この子のお陰で」と思ったり。
どちらも多くの親が経験のあることだと思います。

「この子のせいで」と子育ての大変さばかりに目を向けて憂鬱になるのと
、「この子のお陰で」と喜びを感じながら子育てするのでは、毎日の気持ちが
全然違ってくるだろうと思います。

「この子のお陰で」と思えると、わが子が「生まれてきてくれたこと」にも
感謝でき、親子関係の大切な根っことなるでしょう。そこから親は子育ての
楽しさを味わい、子どもは親の愛情を感じ取って育っていくことでしょう。

 子育ての醍醐味は、育児を通して親が人間として豊かになり、包容力が
広がって、その結果わが子が愛おしくなることではないかと
思っています。


米山 晃代さんの記事より。