♪あなたと結ぶ福祉の輪♪

このブログは、純粋に福祉関係の話題を交換するものです。コメントも、どうぞ!記事無断転載は禁止。

福祉ヨット奄美快走・NPO法人「セイラビリティ奄美」

2011年06月25日 | Weblog
障害のある人にも、らくらく乗れるヨットを・・・。この程、奄美に移住された高野洋志さん、さやかさんご夫妻が設立したNPO
法人「セイラビリティ奄美」所有のバリアフリーヨット「アクセスディンギー」が、大島海峡を快走している。

子供や高齢者でも安全に乗れると評判で、高野さん夫妻は「南の島で楽しくセーリングを学んで欲しい」と、メンバーを募集している。オーストラリアで開発されたこのアクセスディンギーは、低重心で安定性が高く、横転・転覆の心配が殆どない。
ハンモック状のイスに楽な姿勢で深く腰掛けられ、「足の不自由な人でも無理なく乗れる」という。

セイラビリティ奄美は、現在会員15人で、同艇のほかOP級2艇、シーホッパー級1艇を所有。バリアフリーセーリングを目指して、活動を続けている。定期活動日は月2回。大島海峡は奄美大島と加計呂麻島に囲まれた穏やかな海で、高野さんは「マリンスポーツを他の下には絶好の条件。8月末までにもう一艇導入予定なので、ぜひ体験に来て欲しい」と、話している。

皆さんも、今年の夏は奄美でバリアフリーセーリングに親しんで見られては如何でしょうか。









障害者自立支援法訴訟、合意で終結へ・・・。

2010年01月08日 | Weblog
障害者が福祉サービスの費用の1割を負担する障害者自立支援法について、全国の障害者らが廃止を求めている裁判で、被告の国が障害者の生活に悪影響を招いたなどと反省の意を表明したうえで、法律を廃止して新たな制度を作ることで、7日、原告と合意し、長きに渡った同法律に関する裁判は終結する見通しになったということです。

新たに作られる制度が、私達障害者にとってよりよい制度となることを、祈りましょう。

肝炎原告団、自民に謝意伝える。

2009年12月01日 | Weblog
肝炎対策基本法が成立したことを受けて、薬害肝炎訴訟の原告団の代表が自民党の谷垣総裁らと面会し、「自民の協力なくしては、ここまで来られなかった」と述べ、これまでの支援に感謝の意を伝えました。

肝炎対策基本法が、可決・成立。

2009年12月01日 | Weblog



肝炎患者を救済するため、経済的な負担を軽減することや医療機関を整備することなどを定めた肝炎対策基本法が、30日の参議院本会議で、欠席した自民党を除く各党などの賛成多数で可決され、成立しました


これを受けて、薬害肝炎訴訟の原告団らは、国会内で民主党の小沢幹事長に会い、感謝の意を伝えたうえで患者の経済的な負担を減らすための対策などが迅速に進むよう、協力を求めました


さらに、鳩山総理大臣は肝炎対策基本法が成立したことを受けて薬害肝炎訴訟の原告団と会談し、「法律の成立ですべてが終わったわけではない。新政権として全力を尽くしていく」と述べ、患者の負担を減らすための具体的な支援に取り組む考えを伝えました。

「子どもゆめ基金」存続訴え・・・。

2009年11月30日 | Weblog
国の事業仕分けで、こどもの読書などを支援する「子どもゆめ基金」が廃止されるという方針が示されたことを受けてボランティア団体などが集会を開き、「基金は地域の読書活動や体験活動に絶対重要だ」として存続を訴えました。

読書は子ども達の心を育てる大事なものです。ぼくも、廃止は反対です!
存続していけるように、応援していきたいと思います!!

保育所基準緩和、質低下に繋がる・・・。

2009年11月30日 | Weblog
年々深刻化する待機児童の問題を解消するため、厚生労働省が保育所の面積基準を緩を検討していることを受けて、29日に保育所の職員などで作る団体が保育所を使って今の基準を検証し、基準の緩和は保育の質の低下に繋がりかねないと、訴えました。

小児科・産婦人科の減少続く・・・。

2009年11月30日 | Weblog
全国に7700ある病院のうち、小児科がある施設はおよそ38%、産婦人科がある施設はおよそ17%で、13年前の平成8年以降、年々減り続けていることが厚生労働省の調査で分かりました。

このままの状態が続けは、子供の急な発熱や、妊婦さんの急な体調の変化などへの対応が遅れる恐れが危惧されています。う~ん、何とかなればいいのですが・・・。


”蝕感‘‘伝える義手を開発。イタリアで・・・。

2009年10月21日 | Weblog
物を触った感触を、脳にダイレクトに伝えることの出来る最先端の義手がイタリアの研究施設で開発され、現在臨床実験が進められています。開発チームでは、今後さらに実験の結果などを含めて研究を進め、5年後から10年後の実用化を目指したい。と話しているということです。

一日も早く実用化され、手の不自由な方々の生活が少しでも楽になれば、嬉しいですよね。ボクもなんだか待ち遠しい気分です。

麦の芽福祉会「ゆりかごから墓場まで・・・。」

2009年10月20日 | Weblog




鹿児島市にある福祉施設「麦の芽福祉会」は、入所者や家族が利用できる納骨堂や追悼の石碑を作りました。福祉施設が亡くなった後のケアまで行うのは、全国でも珍しいということです。麦の芽福祉会には、障害がある0歳から90代までの人が入所もしくは、通所を利用しています。

現在の会員はおよそ900人で、身寄りのない方も10数名いらっしゃいます。
今回、建立された追悼の石碑と納骨堂は、亡くなった後も長年過ごした仲間とともに一緒にいられるように、関係者の寄付によって作られました。納骨堂の扉には「スイートホーム」という文字が刻まれ、散骨もできるようになっています。

納骨堂を利用できるのは会員と家族だけですが、福祉施設がこうした追悼の施設まで作ってケアを行うのは、県内では初めてで、全国でも珍しいということです。

麦の芽福祉会では、来年4月から会独自で手作りの葬式が営めるよう、葬祭事業も立ち上げる予定で、関係者は「文字通り、ゆりかごから墓場まで、みんなの思いの通ったお世話が出来る」と話しています。

新型インフルワクチン接種方針、まとまる。接種19日にスタート!費用6,150円。

2009年10月01日 | Weblog



政府は1日、新型インフルエンザ対策本部(本部長・鳩山総理大臣)を開き、ワクチンの接種方針を正式決定した。最優先となった医療従事者への接種を19日にも始め、持病のある人や妊婦らは11月以降に順次開始する。

接種費用は6,150円。

鳩山首相は会合の冒頭「秋から冬に流行が広がるものと考えなければならない。しっかりとした対策を打ち出すのが肝要だ」と述べた。

新型インフルエンザ用ワクチンは、今年度中に約7650万人分を確保する。
優先接種の対象者には当初案の医療従事者や持病のある人に加え、新たに小学校低学年などを含めた。

ワクチンのうち、約4950万人分は海外から緊急輸入する。海外メーカーは副作用被害が出た際の免責を契約条件にしているため、海外メーカーの賠償額を国が代わりに支払う。

肩代わりを可能にする特別立法を秋の臨時国会に提出する方針。1人2回の接種費用は1回目が3,660円。2回目が2,550円。


住民税非課税の低所得者へは、助成も盛り込んだ。

障害者自立支援法廃止を、明言・・・。長妻厚生労働大臣。

2009年09月21日 | Weblog
 

 

 長妻昭厚生労働相は19日、障害者が福祉サービスを利用する際に原則1割の自己負担を課す障害者自立支援法について「廃止をしていく」と述べ、同法の廃止を明言した。廃止後の仕組みづくりが整った段階で、廃止に踏み切る方針だ。厚労省内で、記者団の質問に答えた。

 自立支援法の廃止は、連立与党の合意文書にも盛り込まれている。長妻氏は「連立与党の中で詳細な合意をいただく」としたうえで、「その前に、どういう制度にするのかということも今後、詰めていく」と述べ、まずは廃止後の仕組みづくりを検討する考えを示した。

 廃止後の仕組みについて、3党合意は「利用者の(支払い能力に応じた)応能負担を基本とする総合的な制度」と表現。民主党はマニフェスト(政権公約)で「障がい者総合福祉法の制定」による抜本的な見直しを掲げ、連立を組む社民党は「支援費制度の応能負担の仕組みに戻す」としている。ただ、旧来の支援費制度は公費負担の増大の懸念もあったため、今後の議論となりそうだ。

 自立支援法は身体、知的、精神の3障害のサービスを一本化して06年4月に施行。サービス利用量に応じて原則1割を支払う「応益負担」となったことで障害者らが反発し、各地で同法を違憲とする集団訴訟も起きている。自公政権では2度の負担軽減策を講じ、実際の負担率を約3%まで抑えたが、なお廃止を求める声は根強い。

 また、長妻氏はこの日、省内の各局に「優先順位の低い事業を五つ挙げてほしい」と指示。無駄遣いの削減にも着手する考えだ。

鹿児島県身障者用駐車場利用証制度(パーキングパーミット制度)11月より制度スタート!!

2009年09月06日 | Weblog
☆鹿児島県身障者用駐車場利用証制度(パーキングパーミット制度)とは。

公共施設や店舗などさまざまな施設に設置されている身障者用駐車場を適正にご利用いただくため、障害のある方や高齢の方、妊産婦の方など歩行が困難と認められる方に対して、県内共通の「身障者用駐車場利用証」を交付することで、本当に必要な人のための駐車スペースの確保を図る制度です。


☆交付を受けることが出来る方。

・障害(身体/知的/精神)。

・高齢、難病などにより歩行が困難で基準に該当する方。

・妊産婦の方。

・ケガをされている方。

など一時的に歩行が困難で、基準に該当する方。


※既に受付が開始されております。
詳しくは、県内のハートピアかごしま、県障害福祉課などにお問い合わせください。

☆必要書類:身体障害者手帳・療育手帳など。

新型インフルエンザ、さらに感染拡大・・・。

2009年08月27日 | Weblog
今、全国で猛威を振るい続けている新型インフルエンザは、さらに感染の勢いが止まりそうにありません・・・・。僕と同世代の方が亡くなられたり、高校野球に出場した学校の生徒や、先生方も感染されたりと、その脅威は留まる所を知りません・・・。鹿児島でも、どんどん広がっているので心配です・・・。


皆さんも、お仕事に行かれたり、行楽などで外出される際には、十分ご注意ください・・・。ちょっとでも体調に不安を感じられた場合には、発熱相談センターや、かかりつけの病院などにご相談なさってください。

僕も、十分気をつけたいと思います。

新型インフルエンザ、この夏から本格化・・・。

2009年08月19日 | Weblog



今夏に入り、いつもは冬に多く流行することのある、新型インフルエンザの感染及び流行が本格化してきています。特に幼い子供さんや抵抗力の弱いお年寄りの方などは、重症化する傾向があり、より注意が必要です。

夏休みで、子供たちが外に出る機会が多い時期です。

保護者の皆様はお子様への帰宅後の手洗い、うがいの励行や、外出する際のマスクの着用などを繰り返しご指導いただき、予防に努めてあげてください・・・。

保育士採用試験、全盲女性を門前払い・・・。

2009年07月07日 | Weblog
 
 大阪市の昨年度の保育士採用試験で、受験資格を満たしている全盲の女性が点字での受験を認められず、門前払いされていたことが、関係者への取材で7日分かった。同市こども青少年局は「特別の配慮はできない」と説明するが、識者から疑問の声が上がっている。女性は国家資格の保育士資格を持ち、私立保育園で8年にわたる実務経験もある。女性は「今秋の試験に挑戦したい。障害を理由に、受験さえ認められないのは納得できない」と訴えている。

 大阪市在住の小山田(おやまだ)みきさん(31)。未熟児網膜症のため全盲になった。幼稚園での楽しい思い出が心に残り、保育士を目指して、京都市の華頂短大幼児教育学科に進学。01年、保育士資格を取得した。小山田さん以外に、全盲の保育士は「聞いたことがない」(厚生労働省)という。同年9月から、大阪市天王寺区の私立「四天王寺夕陽丘保育園」に勤務しているが、契約職員のため、公営保育所を目指すことにした。

 大阪市の昨年度の保育士採用試験(短大卒程度)の受験資格は、74~89年生まれの保育士資格を持つ(見込みを含む)者。条件を満たしている小山田さんは昨年9月、市に点字受験について問い合わせたところ、「視覚障害者が働く職場は確保されていない」などと受験を断られたという。

 市長あてに点字受験を求める嘆願書も提出したが認められず、同市は「視覚障害のある保育士が保育業務に従事するにあたって、どんな課題があるか整理していく」(こども青少年局)と回答した。

 小山田さんは1年待って今年6月、今秋の受験について同市に尋ねたが、同局は「試験は競争なので、働く条件が同じなのが前提。一部の人を特別扱いできず、点字受験の導入は考えていない」と回答し、受験すらできない状態は変わっていない。

 ◇仕草やにおいで園児判別

 小山田さんが勤める大阪市天王寺区の四天王寺夕陽丘保育園。「見て、見て。新しい本持ってきたよ。お話、始まるよ」。小山田さんがよく通る声で呼び掛けると、園児たちが集まってきた。エプロン姿の小山田さんが、点字の透明シールを張った絵本を右手の指先でなぞりながら朗読を始めると、園児たちは食い入るように聴き入った。

 同保育園に勤めて8年目。複数担任制で同僚5人と役割分担し、30人の2歳児の心と体を育てる毎日だ。

 小山田さんは見えない分、会話を多くするように心掛けている。砂場の近くでお漏らしをした男児もいたが、小山田さんがトイレまで連れて行き、シャワーでお尻を洗って着替えを手伝った。

 動き回り、予期せぬ行動もする幼児。小山田さんは、子どもの声や手、髪形はもちろん、しがみついてくる仕草や服に着いているにおいなどで一人一人を判別している。

 同僚の保育士、森山佳代さん(41)は「園児の着替えでも服の着心地が悪くないかなど、一つ一つの動作が丁寧です」と話す。保護者からの不安の声も特にないという。小山田さんは「(大阪市は)私の実際の仕事ぶりを見ることもなく、全盲者は何もできないという机上の空論で判断されているように感じる」と話している。