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身近な風景写真が中心のブログです。ぼちぼち更新していきます。

宮崎の口蹄疫・・・松阪牛があるので人ごとではない

2010年05月16日 09時33分17秒 | テキスト日記
先週仕事で訪れた宮崎県。
駅前の会議室と空港を往復しただけだったから
余り実感がなかったけど、今大変らしい。

お会いしたのは県関係の方で畜産の関係者では
ありませんでしたが、交代で現場対応しているとのこと。
県をあげて対応しているということが垣間見えました。

あしあとをつけて頂いた方のブログ「双子のパパの子育て奮闘記」から
転載の転載(汗)

+++++++

「感じるところがあり転載させていただきました!!

以下、全文転載記事

是非この文章を読んで頂き、もしよろしかったら皆様のブログでも転載して頂けたら嬉しい
です。今、宮崎県に発生しています、牛の口蹄疫の事の現状です。読んでいて胸がえぐられ
るような感触を覚えました。 2010年05月12日口蹄疫の問題について今、宮崎県内では口蹄
疫の問題で衝撃が走っています。宮崎県内にいても詳しく知らない、わからない口蹄疫の現
状。普天間問題やギリシャの問題、殺人事件等々、ニュースがあふれている中宮崎県内のニ
ュースでもあまり長い時間を割かれないのはなぜなのでしょうか?なぜ全国ニュースでは
報道されないのでしょう? 県内外の方々に伝えて口蹄疫問題を理解していただけた
ら・・・心から 思います。

この現状を知ってもらうこと世論で政府を動かすしかもう手が無いんです 昨日日記に書い
た仲間の輪による消毒剤の話も、政府の圧力がかかり、“各県まず自分所の防疫の徹底をせ
よ。宮崎は農相みずから出向き全力で対応している”との電話があったみたいです。消毒剤
が圧倒的に足りません。 消毒剤の事は昨日書きましたが、 人手も圧倒的に足りません。
政府は“現場スタッフを国としても確保している”と発表してますが、一昨日までの現場ス
タッフ350人のほとんどは県のスタッフ。 九州農政局から3人の獣医師と20人のスタッフ、
追加で30人の自衛隊。 農政局の獣医師はペーパー獣医師で現場しゃまともに牛に触ること
も出来ない、追加で来た自衛隊は4日出たら2日休み実質2/3の労力。 昨日から宮崎による確
保と九州各県の応援により倍の700人体勢に。 それでも殺処分対称の1割しか処分出来てま
せん。 県も、保健所も、獣医師も、JAも、市町村も、休みなしで必死になって頑張って
ます。 保健所の友人はGWどころか、発生からずっと休み無し、6~21時の重労働。爪は割
れ、消毒剤で手の皮膚が爛れ…、 それでも必死になって戦ってます。 マイミクさんの旦那
さんも新婚、子供が産まれて初めてのGWも休み無しで頑張ってくれてます。 ホントに感
謝しています。 それでも全然処分が追い付かないんです。 今、処分対称の10万頭のうち、
20日間で処分が終わったのは1万頭にも届きません。 今1日の処分頭数が千頭。毎日発症す
る頭数の方が圧倒的に多いんです。 感染した牛は毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き
散らします。感染拡大が止まりません。 4月末に発症した友人の農場では、今のペースでは
5月内に処分出来るかどうかと言った所です。 全て殺されてしまう。それでも弱れば排出す
るウイルスが増える。だから、殺されるのがわかってても、毎日餌をやり、ビタミンをや
り、あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうとしてます。 でも、農場全ての牛に
広がり、弱い子牛から次々に弱り、死んでいきます。 死んでも処理業者も出入りできない
ため、死体の上に大量の石灰を乗せても、腐敗し異臭を放ち始め、 それでも親牛は自分の
子を一生懸命舐め、石灰を落とそうとします。 消毒剤の不足から、本来は牛に使わないよ
うな強い薬を大量に毎日浴びせられ、牛は毛が抜けぼろぼろになっていきます。 そんな中
で、自分の家族同然の牛を殺す事も出来ず、飼い続けなければならないんです。 また、保
健所や獣医師が殺処分現場に集中せざるを得ず、発症が疑われる農場の検査も出来ず、 テ
レビや報道では50件80000頭となっていますが、把握してるだけで発症の疑いがあり検査待
ちの所があと40農場あります。 とにかく人手が足りないんです。 もう殺処分が追い付かな
いんです。首相が激甚災害に認定し、自衛隊を出さない限り、拡大は収まりません。 「そ
の必要があるかどうかを関係閣僚と話し合い、必要とあれば検討する」とか言ってる場合じ
ゃないんです!! ワクチンと言う手も有りますが、現行の法律では使えず、 しかも大臣は
「参院選後の国会で立案立法を…」 とか言ってますが、 その頃には国内の牛・豚・山羊・
羊・鹿・猪…等の偶蹄類はいなくなってるでしょう。 皆さんにお願いです。 とにかく、
今、宮崎で大変な事が起こってると言うことを、多くの人に伝えて下さい。もう世論で政府
を動かすしか方法がないんです。 資材機材も、人手も、予算も… もう国に頼るしかないん
です。

よろしくお願いします。

おおきなうねりとなって国会の場に届くことをねがっています どうか宮崎の酪農を助けて
下さい。心の底からお願いします。

もしも宮崎だけではなく、自分の住む街に口蹄疫の病気が広がったらどうしますか?

人事では済まされない、今必死に食い止めようとしている宮崎の農場の方達の努力を是非に
政府に働きかけるのを手伝って頂きたい。

ブログの力は弱いかも知れないが何もしないよりマシ

何卒宜しくお願い致します。」

+++++++

口蹄疫については、Wikipediaから以下の通り。

「口蹄疫(こうていえき、学名 Aphtae epizooticae、英語: foot‐and‐mouth disease、
通称FMD)は、家畜の伝染病のひとつ。
 偶蹄類(牛、水牛、山羊、羊、鹿、豚、猪、カモシカなど)やハリネズミ、ゾウなどが感染するウイルス性の急性伝染病。日本では家畜伝染病予防法において家畜伝染病に指定され
ており、対象動物は牛、水牛、鹿、羊、山羊、豚、猪。旧国際獣疫事務局 (OIE) リストA疾
病(2005年5月にOIEのリスト区分は廃止された)。
 この病気は伝播力の高さ、罹患した動物の生産性の低下、幼獣時の高い致死率(成獣での
致死率は数パーセント)という特徴を持つ。罹患した家畜は他の家畜への感染拡大を防ぐた
めに、先進国では発見され次第殺処分される。また他地域の家畜への伝播を防ぐため、地
域・国単位で家畜の移動制限がかけられることから、広い範囲で畜産物の輸出ができなくな
ってしまう。これらによる経済的被害が甚大なものとなるため、畜産関係者から恐れられて
いる病気である。」

 果たして、この記事がいつ頃の事で、もう国のバックアップが整っているかも
しれませんが、私は恥ずかしながら、そういう状況を知りませんでした(汗)。
  
 三重も松阪牛がブランドなので蔓延するとえらい事になるのは想像に難くない。
ブログの記事で宮崎の皆さんの奮闘振りがわかるので、今更「がんばって」なんて言えませ
んが、なんとか、踏ん張っていただきたい。我ながら、なんて他力本願なのかと悔しささえ
感じてしまいますが、今はこれしか言えません。




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2 コメント

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他人事ではない! (3期林)
2010-05-17 23:27:05
 「私は恥ずかしながら、そういう状況を知りませんでした(汗)。」私もまったく遠く感じていましたが、他人事ではない!と強く感じました。

 赤松農相は私の地域の選出です。もっともっと前面に出て取り組んでいただかなくてはなりませんね。

 今日は、地域の仲間と世界の食糧事情、日本の農政について話していました。
 彼は、肥料会社にいたので世界の農地をたくさん見て回ったそうです。
 ボルネオなどのジャングルが開発されていく様子。ブルネイのように石油に頼って贅沢している国のこと。人間がいかに傲慢であるか。このままでよいのか考えさせられることがたくさんありました。
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いつもありがとうございます (tomkob)
2010-05-18 21:07:14
 3期林様、いつも訪問&コメントありがとうございます。
 今日の中日夕刊でも載ってました。東国原知事は非常事態宣言されたそうですね。殺処分が11万頭という数字も出てました。早く収束する事を祈るしかありません。来週の土曜にはまた宮崎へ行きます。お世話になる方の顔が疲れてなければ良いななんて思います。
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