静かな生活  微睡の 私記

 
さりげなく 簡素に生きたい。傍らに コーヒーがあって
とっておきの本たちがあれば それだけでいい
 

ちょうちょの写真が撮れない

2009-07-16 21:37:04 | 散歩

   004

 ちょうちょの写真ってほんとうに写すのが難しいです。 薄い黄色の羽の、風もないのに

ひらひらと、二羽で連れだって舞いながら 茶畑のあちこちを 立ち止まったり fふわふわ

空気に乗ってそよんだり 不思議な世界の美しさを いつまでも 眺めます。 

 あんなにのんびり宙にあるのに どうしてわたしの写真にとどめることは

できないのでしょう…いつもの散歩の道の 茶畑は すっかり新茶の芽を摘み終えて

そろそろ夏茶の出番を待っています。 ちょうちょはどこかへ一休みでしょう。

 わたしも いつもの 深呼吸広場で一休みしましょう。 この道を道なりに少し歩いて

信号を右手に渡ると、 左手にコンビニがあって、いつものスポーツドリンクと

スニッカーズを一個買います。 深呼吸広場へゆくのです。 サンドロ・ペンナの詩の

「古びた小さな広場」はもうすぐです。自転車乗りの少年にも逢えない、あるのは時おり

走って過ぎる大きなトラックばかり。気をつけながら、ここはそれでものどかな畑の町。

 午前は暑さが気になりません。 いよいよ夏になれば、森の中の散歩にします。