ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

卵大好き

2021-02-21 22:25:39 | つれづれ

 

写真は今年も購入した「干支みくじ」、私も息子も「大吉」でした。

あいかわらず卵パックに入って届きます。あ、バラ売りもありますよ。

 

突然「卵」のお話です。

あるサイトで「茶碗蒸は主菜か副菜か、それとも脇役か」というお話がありました。

主という人、副という人さまざまでしたが、実は茶碗蒸って「おつゆ」、つまり「汁物」です。

とはいっても、時代とともに変わりつつありますが、調理師の学校では「汁物」であると

教えてもらいました。もう50年も前の話ではありますが…。

つまりメインのおかずでもなく、お添え物のおかずでもなく、お吸いものがわり、が正解です。

 

子供のころから卵が好きでした。

スィーツ作りにも使われますが、私はお菓子や飲み物ではなく「卵料理」が好きです。

目玉焼きがきれいにできれば、料理は一人前…なんてこと、言われませんでしたか?

我が家は卵一個なので「片目焼」ですが、きっちり作れます、へへへ…。

もっちろん、茶碗蒸も大好きです。

子供のころはめったに食べられませんでした。お客様来るときとかお誕生日とか。

しかも母は料理が苦手でしたから、毎度必ず完全に「ス」がたっていて、

表面はクレーターみたいでしたっけ。でもちょっとずつスプーンですくって

ちょっとずつ食べるのが楽しみでした。

当時の中身はせいぜいが蒲鉾と三つ葉、干しシイタケくらいで、エビだの鶏肉だのなんて、

めったに入っていませんでしたけど。

茶碗蒸の大きいのでうどんがはいっているのを「小田巻蒸」といいますが、

あれはおなかにたまります。吸い物替わりではありませんねぇ。

大阪が発祥だそうです。そんな感じですね。これまた大好きです。

 

卵は有料食品と言われます。栄養的にも価格的にも。

ちょっと価格を調べてみました。今は高い食品の感覚はありませんね。

安定した価格で、いつも冷蔵庫にはいっています。

私は生協ですが、今週はLで239円でした。えぇ大きいの買うんです。

赤玉は285円、この価格の違いは何の差かというと「エサ代」なんですと。

つまり、赤玉は茶色っぽいコッコが生み、白玉は白いコッコが生む…。

それだけの違いで、栄養価も何も変わらないのです。ただ、茶色系のコッコは

とっても大食いなんだそうで、飼料代が反映されてしまうのだとか。

特に栄養価を高くしている卵がありますが、それはちゃんと明記されていて高いですね。

普通のでいいです、大きければ…ふふふ。

 

かつて卵が高級食材だったころ、おみやげとかお見舞い品にも使われました。

卵好きな私は、毎日卵焼きが食べたかったけれど、そうはいきませんでしたっけ。

ちょっと調べましたら、価格として10個入りで昭和25年、私の生まれた年は約99円。

バクバクたべたかったであろう昭和31年でちょうど100円。

そして現在が239円。数字としては2倍半にもなりませんが、物価は変わっていきますから、

今の時代ならと換算すると、昭和25年の99円は、なんと今なら2370円だそうです。

高級ですわ。25年と言えば、まだまだ戦争の影響が残っていましたからねぇ。

上がったり下がったりしながら、昭和60年代に入るとあまり大きな変動はなくなっています。

鶏の飼育方法とか飼料の内容とか、いろいろなことが進んできたことも一因でしょう。

 

昔々、卵の保存は冷蔵庫があっても「もみ殻」の中に埋めておいたものでした。

実家では今でも同じです。

卵は冷蔵庫、といいますがその理由は「サルモネラ菌」による食中毒を防ぐため。

元々日本の卵の生産地は、とてつもなく「衛生」に気を付けています。

外国人が、日本人の生卵を食べる習慣に仰天するのも、他国ではそこまでしないため。

卵は火を通さないと食べてはいけないもの…なんですね。

日本ではとても衛生的ではありますが、常温保存だと殻の外側についているかもしれない

サルモネラ菌が繁殖する心配があるから。できるだけリスクを減らすために冷蔵庫、です。

 

ところで、皆さんは腐った卵にあたったことはありますか?

昔はたまーにあったんです。割ったらとてつもなく臭い!

料理で卵をいくつも混ぜて使う時など、今でも一個ずつ割って確かめてから…って、

やっている料理番組などもあります。確かに卵焼きを売るお店などで、

一度に何十個も割り入れていって、最後の1個が腐ってた…なんてことになったら

悲劇ですから。でも最近はもまずそういうものがないので、どんちゃか割っていますね。

 

卵焼きと言えば、私がいつか行きたいと思っているフランスのモンサン・ミシェル。

途中の参道に、有名なオムレツのお店があります。ものすごい大きさです。

ただ、とてつもなく「甘い」のだそうで…。私、甘い卵焼きはダメです。

お菓子に卵が使われているのは大丈夫なんですけどねぇ。

厚焼き卵と言ったら「だし巻きでぃッ!」の私です。

あ、伊達巻だけはお砂糖ちょっとだけいれますが。

ホテルの朝食、目の前でオムレツやスクランブルエッグを作ってくれるところもあります。

若かりし頃、友人との旅先でホテルの朝食がバイキングではありませんでした。

ウェイターがテーブルごとに注文を聞きに来る…緊張しまくりました。

卵はいかがなさいますか、と聞かれて、やっと「ボイルドで」と言ったら

「お時間は?」。えぇーっ時間ってナニ!、あ、半熟とかそういうことか、で、

なにを思ったか「3分で」と答えてしまいました。ハードボイルドがよかったのにぃ。

3分では、黄身はほぼ生みたいなもんです。

あとで友人が「カップ麺と同じにしてみた?」と大笑いしてましたっけ。

えぇ私は半熟と固ゆでなら、固ゆでが好きです。

 

さて、まとまりもなく卵のお話をしてみました。

明日はベーコンエッグにしてみようかな。

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