九州…絶句です。
被災地の犠牲者の方に合掌、そして被災者の皆様には、お見舞い申し上げます。
今日は、我が家では補修点検の箇所があって、ひたすら閉じこもり…。
おかげさまで、これといって問題もなく終わったのですが、時間がなくなりましたのでつれづれに…。
じーっとしている間にパソコンを開いたら、ミクシの方で九州の友人が住む地区が全世帯避難指示だと…。
近所での道路冠水がひどく、写真もありまして「ここから先のヒトは避難もできません」と…いかれませんわ、道、ありません。
幸い友人は、なんとか無事のようですが、車庫などすでに浸水しているそうです。
梅雨末期の大雨…というのは、昔から言われることではありますが、年々偏ってきているようで…。
なんでこんなに九州ばかり、痛めつける?
ストーカーのように一極集中で、しかも「いままでにない雨量」、たまったもんじゃありません。
横浜は、毎日曇りだ、風だ…と、これまた落ち着きませんが、夜から朝方に大雨が降っただけで、
今日は日も差す天気でした。そのかわりものすごい湿気でサウナの中のようです。
いつのころからか「今年はおかしい」と、よく言うようになりました。
ものすごい猛暑とか、やたら寒い冬だとか…そして今年は、いつにも増しての一極集中の豪雨。
しかも、それがいつまでも続く…。このところまた地震も頻発です。
何か目に見えない恐ろしいものが、音もなくちかづいているような不気味さを感じます。
もう30年以上も前のことですが、父が仕事場に使っていたところが、浸水したことがあります。
仕事場の裏の一軒家に祖父母が住んでおり、そのさらに裏手に、ちっぽけな川が流れておりました。
その「小川に毛の生えたような川」が大雨で氾濫したのです。
実際に氾濫していたのはわずかな時間でしたし、雨はそこそこやんだのですが、
川の増水というのは、上流の水が全部流れきってしまうまで、どうにもとめようがありません。
翌日は日本晴れ…で、家族総出で長靴はいて泥かきをしましたが、記憶にあるのは「臭い」です。
なんとも臭い…みんなタオルで鼻と口を覆ったりして、怪しいカッコで作業しましたが、臭いは服にもしみつきました。
そして取っても取っても泥がある…家具などは前もって準備していましたし、祖父母は我が家に非難していましたが、
たたみは全滅、風呂場は泥の池…。
土台の土が持っていかれてないかどうか調べたりで、元の暮らしに戻るまで、ずいぶんかかりました。
今日もニュースで、先日の大雨で被害を受け、やっと片付いたと思ったらまた浸水…という家の女性、
「心が折れます」…といいました。その言葉が、こちらにもずしりと響きました。
以前は「暑いねぇ、地球温暖化だねぇ」などといいつつも、時が過ぎればで忘れていましたが、
私はあの震災以来、自然の驚異、ということをよく考えるようになりました。
「異常気象」であることが当たり前になったら、それはもう「異常」ではなく、
おかしいのが当たり前…ということです。こわいことです。
ここは土地柄浸水はまずありませんし、竜巻も、地形的に高低があるところなので、おきづらいと思います。
それでも地震はお構いナシですし、実家は、調べたら雨戸だけでなく、家に少しゆがみの出たところがあり、
いまになって、玄関先の装飾用屋根瓦が危ない状態になっているのがみつかりました。
予知することも、避けることも難しいこと、予知できても避けられないこと、
人間は無力かもしれませんが、無知ではありません。
「学習」して、謙虚でありたいと思います。
上がったと言われていますが、本当に
恐ろしい勢いでどうする事もできない
状態、怖い事だし気の毒すぎます。
なんでこんなに異常気象が続くので
しょうね。
その変だが 変で無く普通になりつつ・・・
我が家も浸水の被害は無いだろうとは思いますが
他の事はどうなるか判りません。
屋根裏部屋を片付けて 重しを解くとか
2階を片付けて 重しを解くとか・・・
結局は 片付け という作業が必要な様です
それにしても 自然の猛威 凄すぎますね
ケア施設に入られてから、
レッスンの合間に月に数日は
お見舞いに出かけていきますが、
昨日のメールでは全域で避難命令が出て、
今は実家にはいられなくなり、
ケア施設でご両親と一緒にいます、と、
そして
目の前の道路、田畑は池のようですと
ありました。
毎年九州のどこかで梅雨明け前には
大雨の被害が聞かれます。
シラス台地のために起こる現象と
学んだ記憶があります。
あまりにも大きな災害は
立ち直る気持ちが挫けます。
計り知れないご苦労に
私たちは他人ごとではいられません。
いつどんな形で自分にも...と
思いながらの今朝の新聞を開いています。
水ってほんとに早いんですよね。
しかも時間を追って増える…。
もう降らないでといってもどうにもならないし、
本当になんとかならないものかと、
ため息ばかりです。
こちらも水は…と思っていますが、
坂をくだったところや、少し先にいったところに
「遊水地」と称するものがあります。
もし、九州のような雨が降っても、あれは役に立つのだろうかと…。
実家は坂の下のほうですからねぇ。
水につかったら、なにもかもアウトですね。
自然の力はすごいです。
家に帰れない不安、かえっても家が無事かという不安、
どれほどのことかと思います。
震災もそうですが、次々と続くと、心が折れる…という感覚、なんとなくわかります。
我が家は、もし今までにない強風が吹いたら…
というのはあります。
アンテナや屋根が飛ぶとか…。
よそ様の家まで壊すことになったら、怪我をさしたらと、
そういうことも思いますものねぇ。