モンの木橋 その3
朝食の後、いよいよモンの木橋を渡る、タイでは一番長い木橋である。木橋といえば京都・八幡の「流れ橋」やミャンマー・マンダレーの木橋を思い出す。水面からの高さはこのモンの木橋が最も高い。
写真は木橋を渡るミャンマー人、説明によれば、ほとんどの人は正規の入国手続きをしていないという、写真を撮りながらゆっくりと渡っていく、湖面の眺めはすばらしい。
橋を渡った所からミャンマー人の店や住まいが続く、この一帯は「リトルビルマ」と呼ばれているらしい、散髪屋やかつての映画館がある。(写真は元映画館) 教えてもらったのが、モン族の家に必ず出窓があること、この出窓に仏壇を置いているという、外から見ると雨戸が閉まっている感じである。
ワット・ワン・ウィウェーッカーラームへ行く、昨夕行った水没した村にあったものを建て替えた寺院である。建立したモン族の僧侶ウッタマ師は大変尊敬された僧侶でモン族以外からも信望が厚かったようで、風格のあるすばらしい寺院である。次に「チェディ・ブッダガヤ」へ行く、こちらもウッタマ師によって建立されたもの、タイの寺院は本堂と仏塔は同じところにあるが、ミャンマーの仏塔(パゴダ)は違う場所に建てられる、やや離れた場所にあり、若い僧侶が改装作業をしていた。こちらは土産物屋もたくさんあり、ミャンマーの腰巻きの布を購入した。