マハサラカムだより

マハサラカムでの生活、地域の様子の紹介

フォントック・ナック(大雨)

2011-07-26 00:19:30 | 日記

 日曜日の夕方、良い天気である。木・日曜日に開かれる大学のナイトバザールも多くの人が集まっている。 ベッドに入ったのは11時半頃だろうか、雨の降っている気配は勿論なかった。

月曜日の朝、目覚ましが鳴る、土・日曜日と目覚ましを使っていなかったのでセットする時刻を間違えたのではないかと思った、回りは暗く、朝だとは感じなかった。

うつらうつらして時計を見ると7時半、あわてて起きる、しかし、まだ朝という感じはしない、窓から外を見ると雨は降っていなかったが相当降ったことがわかる。

配属先に行くために階段に来る、階段は水浸し、誰かが水槽か何かこぼしたと思ったが1階まで同じ状態、その時、雨漏りや雨が入ったということに気づいた。

配属先へいつも歩く川縁の道が水浸しで歩けない、また、普通の道に戻ってセンターに着く、センターの壁際の溝も溢れている、 昨年の10月のイサーンの洪水の時でも溝が排水していないということはなかった。センター前の食堂も大きな水溜まりができている、川の水位はまだ高くないが、週末に比べるとずっと増水している。

センターに子どもたちがやってくる、一人の男の子が興奮して「ナムトゥアム○○○」と言っている、○○○は地名らしいがよくわからない、「ナムトゥアム」は昨秋、何度も聞いた「洪水」のこと、子どもの家の近くが洪水になったと予想される。

月曜日の天気は少し雲があるが良い天気である。青空が広がっている、良い天気の時は夕方には大雨の降っていた痕跡はほとんどなくなる、川のような道も普通に戻っている、この気候だからいつまでも治水対策が十分にできないで同じ事を繰り返しているのかも知れない。(写真:屋根のある所はすぐに乾かない)

それにしても、そんなに熟睡したとは思わないのだが、これだけの雨に全く気がつかなかったのが自分でも不思議である。


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