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東京リサーチ日記

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「高過ぎる都知事の海外出張費!そんな金があるなら防災・福祉にまわせ!」

2022-02-05 00:00:00 | 日記
 2022年2月5日、東京都の舛添要一知事の海外出張経費について、首都圏の神奈川、埼玉、千葉3県の知事が高額さを批判している。舛添知事の宿泊費は条例の上限額を大幅に上回るが、3県知事は全員、2015年度の海外出張の宿泊費を条例の規定内に収めていた。埼玉県の上田清司知事は2016年4月12日の定例記者会見で「東京都は財政に余裕があり、おおらかなお金の使い方だ。国民目線からはどうなのかなと正直思う」と皮肉った。都条例では、知事の宿泊費上限は出張先で異なるが、最高で1泊4万200円。都人事委員会の確認を経れば上限を超えられる。共産党都議団が情報公開請求で得た文書によると、舛添知事は就任した2014年2月以降、宿泊費が全て条例の上限を超え、最高はロンドンの1泊19万8000円。2015年度末までの8回の出張で延べ10都市のホテルに宿泊し、うち7都市でスイートルームを利用した。これに対し、上田知事は2015年度の北京出張で上限額を下回る1泊2万3000円のホテルを利用した。埼玉県によると、資料が残る過去5年度分の海外出張の宿泊費は全て上限額を下回り、多くで随行職員と同ランクの部屋に宿泊した。神奈川県の黒岩祐治知事も英国出張では上限額以下の1泊3万2200円。2016年4月12日の定例会見で「効果が期待されるから、いくらでも使っていいということはない」と批判した。千葉県の森田健作知事も規定内に収め、ドイツ・オランダ出張は1泊2万4200円。県の担当者は「税金を使うのだから費用対効果を考えて予算を組むよう知事から指示されている」と話す。2015年度の知事の海外出張経費総額(随行職員の経費含む)は都が約5686万円で3県の約2.2~7.7倍。3県知事は飛行機の座席がビジネスクラスなのに、都は知事がファーストクラスで、一部職員もビジネスクラスを利用している。舛添知事は2016年4月12~18日の米国出張で随行職員を昨秋のロンドン・パリ出張より4人減らして15人とし、一部職員の宿泊先は廉価なホテルにした。ただ、自身の宿泊は全て会議室付きスイートルームで5泊計73万5600円(条例の上限は5泊計20万1000円)。飛行機もファーストクラスを2度、ビジネスクラスを1度使い、自身の旅費総額は298万5650円だった。帰国した2016年4月18日、舛添知事は「ホテルは二流、三流だと(相手に)『その程度なら会わない』と思われてしまう」と語り、2016年4月22日の定例会見でも「会議を毎日やる。スイートルームという言葉だけで遊び回っている部屋みたいな誤解があってはいけない」と述べたが、2022年現在は・・・(井森隆)