東京リサーチ日記

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噴火警戒レベルを「2」

2020-07-22 00:00:00 | 日記
 2020年7月22日、2015年5月当時の火山活動が活発化している箱根山について、気象庁は噴火警戒レベルを「2」の火口周辺規制に引き上げたのだ。規制エリアとなっている大涌谷から2kmほど下った場所では、白煙が強まったり弱まったりを繰り返していて、朝に比べるとかなり弱まっていた。気象庁が噴火警戒レベルの引き上げを発表したのは2015年5月6日午前6時である。そのころ、蒸気の勢いは2015年5月5日とあまり変わらない印象だったが、白煙が濃く、量がやや多いように感じた。現在、火口から半径300mの範囲では避難指示が出ていた。それを受け、現場周辺では交通規制が本格化した。道路には、先ほどから下山する車が多く通っていた。大涌谷へ通じる県道は1kmほどの区間で現在、通行止めになっていた。通行止めが始まる場所には警察官4人が待機し、車で訪れる観光客の退避を促した。また、箱根ロープウェーを全線で運休、大涌谷へ続くハイキングコースも2kmの区間で通行止めとなり、登山客はルート変更を余儀なくされていた。観光客に話を聞くと、警戒レベルの引き上げを受けて早めに帰宅するという人もいて、一部で戸惑いの声も広がっていたが、2020年現在は・・・(井森隆)