「メジャーの打法」~ブログ編

野球、ゴルフを中心とするスポーツ動作論
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松井稼頭央

2008年06月30日 | 打法
 右太もも痛でDLに入っている。

 ハムストリングをやられたのだが、打撃練習を始めたようだ。
 「左打席では負担がかからない」らしいから、彼も旧来の打法ではなく、B型なのだろう。そうなるとずいぶん早くからあの打法を取り入れていたことになる。岩村よりずっと先だろう。
旧来の打法では左の壁(右打者)を作るのに大腿二頭筋を使う。「打つ科学」p109


 同じB型でも岩村のようにちょっと流れる感じがなく、バットが構えからスパッと出ているのは、姿勢の違いだろう。あの打法がからだに合っているのだ。もともとなのか、作ったのか―はわからないが・・・・・動画

 「二番、セカンド」というと、日本人にはうって付けの役どころだ。前にも書いたが、昔メジャーの監督に日本の選手で誰が欲しいか聞いたところ、「長嶋茂雄、守備はセカンド、打順は二番」と言っていた。B型は打順にふさわしい打法ともいえるが、井口のように旧来の打法でも、あれだけコンパクトなら何の問題もない。打法はそれほど切実な問題ではないということだ。



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