臨時団員として参加したコンサートが何とか終わりました。
とっつきはやさしかったのに、練習すればするほど難しくなる曲。
上皇陛下が東日本大震災の被災者を見舞って詠まれた
「大いなるまがのいたみに耐へて生くる人の言葉に心打たるる」
上皇后陛下が阪神淡路大震災10年目に神戸を訪問されて詠まれた
「笑み交はしやがて涙のわきいづる復興なりし街を行きつつ」
という2つの歌を混声合唱とピアノのための協奏曲風に作られたという曲です。
大地震/津波/洪水を想起させる力強くも美しい、素晴らしいピアノ伴奏を、
作曲者の千原英喜先生が自ら弾いてくださるという またとない機会でした。
暑い時期、遠い練習会場、暗譜、という三重苦に、
なんで引き受けたんだろう、早く終わってほしい~~~、と
やっとの思いで迎えた今日だけど、
本番の舞台に上がると、やって良かったなぁと思わせてくれます。
震災よりも、ずっと練習してきたのにコロナ感染で参加できなかった何人かのメンバーの分も、
という思いでの演奏でした。
さぁ、来月から第九の練習が始まります。
ホールの舞台裏には、今まで演奏されたいろいろな団のステッカーが貼られていました。