佐渡裕&角野隼人、山下一史&牛田智大に続く、フェニーチェ堺での
ピアノ協奏曲シリーズの最後は、ハンガリー・ブダペスト交響楽団とともに。
角野くんの時ほど満席ではなかったものの、拍手の盛大さがハンパないくらいすごい。
そんな圧巻の演奏会でした。
レフト側のピアノの手元がよーく見える特等席だったんだけど、
亀井くんの超絶技巧のリストはそりゃあ、スゴイ。
あれだけ音が飛ぶのに、なんではずさないのか不思議
ファンらしき女性たちのスタンディングオベーションがたくさん
そして炎のマエストロ、コバケンさんは、84歳とは思わせない吸引力でした。
プレトークで親しみやすく惹きつけた後、
十字架を背負って大地を踏みしめて歩くという旋律のところでは、
客席の方に向かって、手を揚げて、オケからの思いを伝えてくれました。
50分の大曲が、そんな時間を感じさせない集中のもとに終わりました。
こんなに、行って良かった~と思う演奏会は初めてかも。
明日は友人が5人も出演するメサイアを聴きに行きます