すいーと雑記帳

とっこの独り言

海保は何を守っている?

2014-08-25 16:15:57 | 日録・雑感など

8月25日 MON   31℃  

 今朝は4時半起床。チョイさんを5時過ぎに辺野古に送り出しました。今日も船長さんです。

 毎週月曜日は「島ぐるみ会議」が県庁前から辺野古へバスを出す日ですが、今日は、残念ながら母の人工膀胱のストマ台紙張替をしなければならないので、乗れませんでした。

 23日(土)の県内2紙に掲載された下の写真を見て、とても驚きました。 若手写真家の豊里友行さんが、カヌーに並走する船から撮影されたものです。

海上保安庁の職員が、カヌーの男性を強引にボートに引き上げた後、首を押さえつけています。

 
  写真の海上保安庁のゴムボートには中城GB18とあります。沖縄県の中城(なかぐすく)は第11管区海上保安本部の管轄です。ゴムボートが11管区所属のものでも、暴行を加えている乗員が何県の出身かはわかりませんが、私はこの写真を見て非常に残念でなりませんでした。

  というのは、毎年5月の連休に那覇ハーリーがあって、私は学生時代ボート部だったこともあり、その大ファンでほぼ毎年楽しみに見に行ってます。
 第11管区海保のハーリーチームは、日々厳しい訓練を重ねているだけあって、那覇消防署などと並んで、とても強いのです。(自衛隊は別のグループ) だから毎年、「さすがに海保早いな、うまいなあ! かっこいいなあ」と感心しながら応援していました。

 ところが、ところが、この辺野古ボーリング調査を日本政府が強行し始めて以来の海保の動きは一体何でしょう!?

 船長をしているチョイさんによれば、基地建設反対の県民の船やカヌーが、少しでもフロートに近づいたり水に入ったりしようものなら、「、「フロートの近くは危険ですので、カヌーを近づけないでください。フロートの近くで泳がないでください。作業現場に近づかないでください!」とマイクで繰り返しつつ強引な規制に入るそうです。 そして上の写真のような「拘束」をやります。何の法的根拠もなしです。

 その一方、フロートのすぐ近くで、米兵たちが、シュノーケリングや水泳を楽しんでいても、海保は何も言わないそうです。

Ⓒチョイさん

おい、おい、「フロートの近くは危険」と違うんか? なんで米兵やその家族は規制しないのか? 

「なんだかなぁ、恥ずかしいなぁ」の図です。 ここは植民地か?辺野古浜は米軍のプライベートビーチかい? 専属ガードマン=海保に守られて、しかも日本国民の税金で雇ってる!

 何度も言うけれど、海保の仕事はこんなことではないはずです。あの第11管区海保のかっこいい姿はどこへ行った? いくら仕事だ、上の命令だとはいえ、やり方がひどいよね。まるで不法侵入外国人を逮捕拘束する練習をしているみたい。確保術とか拘束術とかあるんでしょうけどね。それを沖縄県民にやるか? 信じられないわ。

 海保は、海の安全と人命を守る誇り高い「海猿」であってほしい。間違っても米軍基地建設を守る「海ポチ」なんかに成り下がってほしくない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 朝日新聞が24日の社説で「辺野古掘削 凍結」を主張しています。このように、本土のメディアがもっともっと「わが事として」取りあげてほしいものです。「沖縄問題」は結局、「本土の日本人の問題」だと強く思います。

 

2014年8月24日 朝日新聞社説 「辺野古掘削 説明できぬなら凍結を」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11313943.html?ref=editorial_backnumber

 


最新の画像もっと見る