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ウ、ウマ~な生活

「ウマ~い」グルメや岡山・倉敷のお店の食べ歩き、旅先でのフォト、低予算で競馬のG1無料予想もしちゃったりするブログです

2020 G1 有馬記念 回顧録

2020-12-27 22:40:00 | G1レース予想

中山競馬場で行われた有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)は、中団追走から前に取り付いていった北村友一騎手騎乗の1番人気クロノジェネシス(牝4、栗東・斉藤崇史厩舎)が、好位追走から一旦は先頭に立った2番人気フィエールマン(牡5、美浦・手塚貴久厩舎)を直線で捕らえ、さらに外から猛然と追い上げてきた11番人気サラキア(牝5、栗東・池添学厩舎)も抑えて優勝した。勝ちタイムは2分35秒0(良)。

◎クロノジェネシスが宝塚記念に続き、グランプリ連覇。アーモンドアイ引退後、最強牝馬の冠を引き継いだ格好になりましたね~。いや~、ホント、強かった。昨年のリスグラシューも強かったですが、この馬はまだ、4歳だし、バゴ産駒だし、来年も楽しみです。天皇賞秋でも3着になったように、非根幹距離だけではなく、ホントに、強い牝馬になりました。今日は、前半は中段に構え、徐々に進出していって最後は、力強く駆け上がってきました。まさに、横綱相撲でした。

鞍上の北村友騎手も、信頼度の高い騎手になりました。ノーザンFの庇護を受け、若手ジョッキーの中では、頭一つ抜けた感じ。昨日、G1、2連勝した川田騎手同様、今後も、ノーザンF生産馬に乗ってくれば、間違いなく買いです。

今日の馬場は力のいる馬場で時計もかかりこの馬には、おあつらえ向きの馬場ではあったわけですが、1昨年、昨年と比較的速い時計が出る馬場ではないときは、やはり、欧州血統が強いわけです。あと、「サンデー」の血を持っていることが絶対条件ではあるのですが・・。この馬も、母父サンデーサイレンスですからね。宝塚記念よりも、小回り要素が高い、中山2500mは、コーナーで減速しないような騎乗と、血統が必要になりますが、この点でも、やはり、欧州血統は、向くのかもしれません。今後、頭の片隅に置いておこう。

2着にサラキア。もうお手上げです。これは「虎の巻」では拾えません。データ的には、G1勝ちのない牝馬は馬券になっていなかったし、7枠14番も不利。早々に、脱落してたんですが、血統的には、母系は、ドイツ血統で、スタミナたっぷりの血統。弟サリオスも来年期待の1頭ですが、この馬も、今秋から、別馬のように本格化。ハーツクライが古馬になって本格化するように、ドイツ血統のディープ産駒も古馬になると本格化するのかも・・。ダンチヒの血が入っていたこともポイントかも。このレース、ダンチヒのパワーも入っている方がいいレースでもありますからね。

今さらですが、予想での「虎の巻」で、上り最速を出している馬が有利と書いていて、「今年は、フィエールマンとサラキア」と書いているのに、拾えなかったというのは、恥ずかしいです・・もう少し、検討する余地はありました・・。

まぁ、松山騎手の好騎乗というのもありますが、素晴らしい末脚でした。松山騎手は、デアリングタクトで3冠獲った勢いもありますが、今年は、素晴らしい騎乗が多かったですね。来年以降も、G1で買える騎手になると思います。

3着に×フィエールマン。ディープ産駒の最高傑作の座は、コントレイルに奪われる形になりましたが、この馬も、ディープ産駒の後継馬として、素晴らしい成績をおさめています。なんせ、早熟気味のディープ産駒において5歳になっても、G1で馬券に絡み続けていますからね。この馬も、母系は、フランス馬の欧州血統。すでにディープインパクトは、天に召されましたので、この傾向というものは、語る必要はなくなってきましたが、1年でも、長く現役を続けてもらいたいものです。

天皇賞秋では、豪脚で、2着したように、。ローテには、注文が付きますが、末脚が活きる展開なら、2000~3200mのG1では、まだまだやれる可能性もあります。距離延長のローテも買いでしょうね。来年は、コントレイル、デアリングタクト、クロノジェネシスと強敵揃いの中距離路線での戦いとなりますし、楽しみですな。

4着は☆ラッキーライラック。ラストランで見せ場十分でした。力のいる馬場は苦手だと思っていましたが、このメンバー相手に、4着は立派でした。今後は、繁殖に上がって、いい仔をたくさん産んでもらいたいです。

5着、同着で△ワールドプレミア。期待をしたのですが、上位馬には少し届かず。小回りより、やっぱり、東京とか、京都の方があっているのかな・・。前出ですが、この馬も、ドイツ血統ですので、来年の、天皇賞・春で期待したいです。

10着○ラヴズオンリーユー。期待したのに、この結果、ミルコのコメントに、馬場の内が悪くて4頭分外を回りたかったと言っているように、今年は、内の馬場が良くなくて、牝馬には堪えたんでしょうね・。昨年、1昨年は、時計の速い馬場だったので、内有利だったんでしょうね。今年は、14番のサラキアが凄い脚で突っ込んできたように、差し馬には外が良かったということですか・・。前は有利だったはずですが、やはり、パワー型の先行馬がいいだけで、後ろから切れ味で勝負するなら外が良かったってことなんでしょうね。

☆オーソリティは14着。やはり、今年の3歳馬は、3冠馬以外は、レベルがイマイチだったのかもしれません。クラシック不参加だったこの馬が惨敗ですからね・・。まぁ前走が骨折明けで、激走した反動かもしれませんが・・。

そして▲ブラストワンピース。3角からズルズル番手を下げていった時には、骨折か!?と心配しましたが、どうやら、「心房細動」だったようです。まぁ、今日は寒かったですし、馬も人も、この時期、心臓には要注意。馬券的には残念でしたが、こればかりは責めようがありません。足元が無事で何よりです。昨日は、ホープフルSでランドオブリバティがあんなことになり、三浦騎手は、大変なことになりましたからね・・。2日続けて、アクシデントが起こったG1・最終戦は、今年の世界を象徴したような結果でした。

結果、かすりもせず、お手上げのまま、今年のG1は終了してしまいました。いや~、参った。ここ10年で一番、負けました・・。

的中レースは、「24戦11勝」なんで、大外れはないのですが、今年は、G1で1番人気で飛んだのが、高松宮記念のタワーオブロンドン、宝塚記念のサートゥルナーリア、チャンピオンズCのクリソベリルの3頭のみとおそらく、自分が競馬を初めてから30年近くなりますが、こんな年はありませんでした。無観客レースが多かったことで、人気の馬が観客の歓声等でナーヴァスになることなく、素直に人気通りに走ったということなんだと思います。

特異な年でしたが、やはり、観客がいないと素直に人気馬を買えばいいのだと、勉強になりました。

ただ、そんな年は今年だけで十分です。やっぱり、競馬場で、大歓声の中で、G1レースを楽しめる世の中に戻ってもらいたいものです。1日も早い、コロナ収束を願うばかりです。

今年は、攻めて、3連単馬券とか結構買ってたので、投資が多かった訳で、まさに、ハイリスクローリターンという、最悪の流れになってしまいました。来年は、原点に戻って、買い方を変えて、少しずつ資金を増やす買い方にシフトしてみようと思います。日々、勉強です。

今年、予想でいいデータも発見しましたし、2014年に中山競馬場の路盤が改修されてから、明らかに変わった傾向も加味して、来年への「虎の巻」に追記です。

・レベルの高い世代は、穴でも、買い。

・G1以外からの出走なら、G2(2000m~2500m)3着以内。

・7歳馬以上は、リピーター以外なら、年内に2200m以上のG2で連対していること。

・6歳馬は、G1勝ちのある馬で、年内G2以上のレースで連対している馬で、前走掲示板に乗っている馬のみ。

・5歳以上でG1馬(海外も含めて、2000m以上のレースの勝ち鞍のある)以外なら、G1かG2の2200m以上のレースで連対歴は必要。

・4歳馬は、年内に2000m以上のG1、G2のレースで連対かつ、2200m以上のレースでの連対歴のある馬のみ。

・3歳馬ですが、これまで、馬券に絡んだ3歳馬は、「G1馬」か、「重賞勝ちを含める4勝以上かつ、古馬混合の2000m以上のG3以上で連対実績がある」こと。

・3歳馬なら、やはり、クラシック連対馬(特に皐月賞馬券対象馬、ダービー、菊花賞)が、馬券に絡む。特に皐月賞・菊花賞の勝ち馬なら、信頼度はアップ(2冠、3冠馬は激熱)。特に、菊花賞からの直行は◎ 2桁馬番も不利ですが、3歳馬なら、馬番11番くらいまでなら絡める。

・6歳以上の高齢馬が馬券対象になっていますが、本来、高齢馬の好走は、厳しいはずです。過去、6歳以上で連対出来た馬は、リピーターか、その年の2200m以上のG2レースで連対したことのある馬で、この中山コースでの実績が高い馬ばかりです。

・このレースは、リピーターレースでもあり、過去、好走したことのある馬は、要注意。

・過去10年の3着以内馬延べ30頭は、G1馬と、3歳馬以外は、いずれも同年のJRAの1800~2500mのGI、またはGIIで3着以内入った経験がある馬だった。この実績を持っていない馬は消し。

・牝馬は、有馬を好走するにあたり、まず、重要なのが、G1実績。2200m以上のG1連対歴のある馬でなきゃ馬券対象になりません。

・実力がある馬以外での、非根幹距離実績を重視。特に中山1800m、22000m、2500mの距離の実績のある馬はチェック。

・直結コースは、東京2400m、阪神2200m、京都2200、2400,3000、3200m、中山2000、2200m、2500mで、激走のある馬をチェック。後、小回りが得意な馬、小倉2000とか、京都2000での好走馬もチェック。

・騎手は、外国人がよく穴をあける。

・内枠で先行できるマイラーや、スタミナのある差し馬(マクって動ける)が有利。

・調教具合をチェック。秋のG1激走で、疲れのありそうな馬は消し。特にG13連戦を戦ってきた馬は、調教内容が変わっていたら消し。(このレースは、コース追いの馬が、強い。坂路のみの調教馬は、厳しいかも・・ただ、前走も坂路で、最終追切で好時計なら買い!)⇒これ最重要!

・ここ数年は、瞬発力勝負になる傾向が強い。上がり最速の多い馬が有利。コレ重要!

・血統的にサンデー系の馬が強い。特にスピード、パワーよりのサンデー系の種牡馬(ディープ産駒、ネオユニヴァース、ステイゴールド、ハーツクライ等)と、母父や、父に「ダンチヒ」の血を持った馬は激走する。パワー型種牡馬(キンカメの血の入ったミスプロ系)と母父サンデーサイレンスも、要チェック。ノーザン系ならハービンジャーはこのレース向く。

・ただ、ディープ産駒の牡馬は、菊花賞、天皇賞・春で連対するのようなスタミナ血統の馬のみ。(母系が欧州血統の馬)

・「中山重賞」成績は重要。特に、「有馬記念」、「皐月賞」、「日経賞」好走馬は、要チェック。

・前半5F通過タイムが、「58秒台」なら、「差し追い込みの炸裂大」、「60秒台」なら、どの馬も力を出せる、「62秒台」なら、逃げ先行馬の雪崩れ込みが起こる展開になる。有馬記念は、基本、「スローペース」なので、「前有利」になりやすい。

・「G1以外からの出走」の馬に関して、実は、その条件から馬券になった馬は、3歳馬以外は、「秋にG1に出走してない馬」ばかり。要するに「G1による疲労蓄積のないフレッシュだった馬」ばかりです 。

・ここ数年は、秋のG1.3連戦した馬は、馬券になりにくい。ローテでは、秋の重賞で、一戦は掲示板に乗った馬から、チョイスするべき。

・過去、リピーター、3歳馬を除き、G1未勝利馬で前走掲示板以下の馬は、馬券になっていません。

・海外帰りの馬は、そのレースの勝ち馬か、それまでに「有馬記念」で勝ち鞍のある馬のみ。

これで、来年は、バッチりかな・・?! 



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