ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

魚の骨

2013-03-06 | 砂時計
東京ガスのCM
この会社のCMは以前から、心の琴線にふれるものを作ってきていた。
最近流れているのは、おばあちゃんと孫のふれあい。
仕事に忙しい両親にかわり、小さいころから身の回りの世話を焼いてくれたのはおばあちゃん。
気の利いたこどもが好む洋食はできないけれど、魚の煮付けや、煮物をこしらえては孫の食卓を整えてくれて、孫は大きくなった。
思春期を迎え、おばあちゃんがこしらえてくれた食事が遊びに来た友達の口に合わず、おばあちゃんにひどい言葉を浴びせてしまう。
自分が社会人となり、食事を作るようになっておばあちゃんの食事を思い出す。
心にささったままのとげを抜きに実家に帰り、おばあちゃんに謝る、というストーリー。
骨だけを残し、きれいに食べたお皿に孫に注がれたおばあちゃんの愛情が重なる、というエンディング。
私も、似たような経験を高校時代にしたことがある。
もっとも、私はささったとげを抜けないまま、今ここで懺悔しているのだけれど。。

それにしても。
きれいに食べた魚のお皿をみて、先輩がほめるシーンがある。
就活に苦戦しているムスコ。
焼き魚を食べる試験があれば一発で採用決定だろうにな。

このCMを見て思うあれこれ。

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