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ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

おばあちゃんウォッチング

2006-12-15 | 砂時計
今週から来週にかけて、仕事が少し暇になるので、今日は有給をとって休む。
水曜の夕方に遭った災難から42時間。
テレビ映画「24」のように、潜伏期間の48時間をカウントダウンしながらのここ2日である。

さて。
都会と違って、中心地に出かけていくのは、たやすいことで、私は職場も街中なのでわざわざ休みをとって行くほどのこともないのだが、せっかくお天気もいいことだし、ということで出かけた。
平日にも関わらず、リニューアルされたお店を見に来た老若男女で結構混んでいる。
新しいもの好きなのは、いずこも同じということか。

そんな中、若者に人気の量販店のレジで、ある場面に出くわした。
ここは、老舗デパートの新館になっていて、デパートの中の1ブランドという扱いである。
老舗デパートを好んでやってくる高齢者の人たちが、物見遊山でこの若者ブランドの店にも流れ込んできている。
年の頃で80は過ぎているであろうと思われる、上品なおばあちゃん。
レジでデパートのゴールドカードを出してセーターかなんかを買いながら、
「ここのお店は、なんていう名前?」と聞いている。
レジのお姉さん、苦笑しつつ
「ギャッ○って言うんですよ。」と応えている。
おばあちゃん
「へえ~、初めて聞く名前やなぁ。また、覚えとかんといかんなぁ。」
お姉さん
「・・・・・・(またしても苦笑)」

いやぁ、おばあちゃん、貴女ぐらいの方なら本館で、もっと質の良いセーターがいくらでもありますよ。
何も名前を覚えておくほどの店じゃありませんから!
と、余計なお世話な一言が頭の中で渦巻く。

いつも贔屓にしているデパートが、新館を作ったからご祝儀感覚で何か買い物をしてやろう、と思ったのかどうかは知らないが、高齢者の消費行動の一部を垣間見た気がする。
とりあえず、お気に入りのデパートにでている店だから、安心して買い物しても大丈夫、と思っているのか。
昔も今も、この年代の人たちにはこのデパートの包装紙は圧倒的なブランド力を誇っているのだということを改めて思い知った。

それにしても、おじいちゃん、おばあちゃんたちって帽子が好きなのは何故?




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