ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

糟糠の妻

2005-04-30 | 砂時計
なすやきゅうりが美味しそうに見える季節がやってきた。
お茶漬け好きな私なので、この季節になると糠漬けが食べたくなる。
色々な物の本を読むと、代々受け継がれた糠床をいまも受け継いでいる、ということが自慢げに書かれている。
そういうのを読むと
「おし!今年からはなんとか頑張って我家の糠床をつくるぞ!」と決意するのだが、如何せんお漬物嫌いな家族のなかで、私一人が食べ続けるというのもムリがあり、更には元々マメではない性分が災いして続いた試しがない。

ここは開き直って、毎年食べたくなれば新しい糠床を買えばいいや!とスーパーで物色する。
が、これがまた好みの味に浸かる糠床が見つからない。
ここ何年か試してみて、今年買った糠床はちょっとヒットだと思えた。
香辛料会社のSB食品が出しているクリップ付き糠床。
塩加減といい、糠の変な臭みがないことといい私の口に合った。
気がむけば、この糠床を大事に育ててやろうかな。
いや、おそらく秋風がふくころまでにはだめにしてしまっているだろう。

ローンも抱えてしまったことだし、子どもの教育費はうなぎ登りだし、ここは糟糠の妻を目指して糠漬と目刺しで夫に我慢してもらうとしよう。

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