ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

土用のイカの日

2006-07-23 | 砂時計
今日は土用。
全国的には丑の日である。
うなぎの消費量がうなぎのぼりになる日である。
そんな日、我が家ではうなぎを食べずに「イカめし」を食べた。
どこのスーパーもデパートも魚屋さんも、うなぎ、うなぎのオンパレードである。
このあたりではブランドとされる“高知・四万十産”のうなぎは一尾1600円のお値段。
たぶん、これが東京あたりのデパートならもっとお値段は跳ね上がり、2000円を超えるのかもしれない。
それにしても四万十産うなぎはいったいどれほど捕れるのか。
そんなにあちこちで販売されるほど、あの川で捕れるというのだろうか。
四万十とつけるだけでブランドうなぎとなり、高値で売れる。
韓国や中国から輸入されたあさりが、一晩その海域に寝かされただけで「有明海産」と化けて売られるのと同じことじゃないのかしら。
なんて相変わらず天邪鬼なことを考えつつ、暦に合わせた高級食材はやめにして、新鮮で安いイカを使ってイカ飯を作った。
先日テレビ朝日で放映しているごはん番組で、一般の方が披露していた中華風イカ飯が美味しそうだったので、さっそく試す。
具材は、いか、干し貝柱、干ししいたけ、など適当に。
もち米は使わず白米に粉寒天を加えてもっちり感をだす。
干し貝柱からでる旨みをご飯に吸わせて、中華スープで炊き上げる。
上にかけるたれには、OH!ホットでガツンとした辛味をくわえたのが我が家風。
夏バテにスタミナを補充するためのうなぎなら、タウリン一杯のイカでも十分だよね、ってことで手間隙かけた夏の一品。
画像に納めるまもなく、家族のすきっ腹に納まってしまった。
イカが安い夏のこの時期、また試してみようと思う。

そうそう、うなぎも丑の日が過ぎて、値段が落ち着いたならテレビでやっていた焼きおにぎりうなぎバージョンをやってみようと思っている。
ざくざく刻んだ蒲焼をたれとともにご飯に混ぜ込み、おにぎり型にして焼く。
焼きおにぎりのひつまぶしバージョン。
きっとたれの焼ける香ばしい香りが美味しそうに食欲を増してくれそう。
って、これ以上増進したら困るのよ、私の食欲。
でも、これはきっと美味しい気がする。是非試してみよう。

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