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友へ

トレーナーを目指す方へ
東京メディカル・スポーツ専門学校 妻木充法先生のブログ

ありがとう 2015年

2015-12-24 17:10:24 | Weblog

平成27年も終わりだが、

振り返ると、学ぶことばかり、、、、、、

今年の手帳の書き込みを見た。

こころに残った言葉だ (すまないが出典は、記さない)

 

1月 よくみる

活動的な子供は、よくみると無責任な積極性、

目立たない子供は、責任ある消極性であることが多い

 

2月 学ぶ

何を学ぶかより、誰に学ぶか 

 

3月 成功のコツ

よし(決心)→やる→続ける→カベ(挫折)→あきらめない→成功

 

4月 こころ

姿即心、心即姿

 

5月 覚悟

去年(こぞ)盛りあれば、

今年は花なかるべき事を知るべし

 

6月 治療

医療とは、人がより良き人生を目指すために

健康という面から支援を行うこと

 

7月 接し方

春風を以て人に接し、秋霜を持って自ら謹む

 

8月 道徳

掃除の意義と効用は、分かってやるものじゃない。

やれば分かる

 

9月 智慧

キツネは、たくさんのことを知っているが、

ハリネズミは、でかいことをひとつだけ知っている

 

10月 美しさ

日本の美は、「湿った静寂」

外国では、静寂は、乾いている

 

11月 坐禅の要領

過ぎたことは、気にしないこと

これから起きることも気にしない

だだ 今あるのみ

 

12月 人生

はかなさこそ 生きる輝き

最後のイベント 「2015クラブワールドカップ」も終わった

さて、キミは、どうだったのだろうか?

そして、くる年は?

 

ありがとう 2015年 よろしく2016年

 

 

それでは、来年 また 会おう!

 

妻木先生の体験授業が受けられる!詳細はこちら!!


未来の鍼灸

2015-12-15 14:50:31 | Weblog

こんにちは

前々回に同じ題?

「鍼灸の未来」

まあ、続きですが(笑)

 

クラブワールドカップが始まりました。

FIFAレフェリーのメディカルサポートをしています。

6大陸の代表レフェリーが集まっているのです。

“未来の鍼灸”に書いたように、

鍼治療に、円皮鍼、Mテスト、BDORTを利用しているのですが、

初めて治療を受けるレフェリーに、必ず聞かれます。

「なぜ?」と。

 

 

まず、ツボ(刺激点)を探すとき

普通は、患者の圧痛点を施術者の指が探すのです。

海外でも、ほぼ同じです。

BDORT(バイデジタルオーリングテスト)では、患者の指の筋力が変化して

刺激点を教えてくれます。

そこで、「なぜ?」

そこに、円皮鍼を貼ると、瞬時に動きが改善し可動域が増します。

そこで、「信じられない、なぜ?」



、、、、、、、、、、、、、、

説明に困ってしまいます。

そこで、一計を案じて、

ホワイトボードにこれを書いたのです。

 

 

そしてこう続けます。

「あなたがたの国の医療は、“最新の知識” と “西洋科学“ に基づく医療です。

私の行ったのは、“古代の叡智” と“ 東洋の思想”を考慮した治療です。」

と話したのです。

すると、なんとなく、納得してくれます

 

スウェーデンのレフェリーは、

「俺は、こっちのほう(oriental)が好きだ」 と言っていました(笑)

 

世界中の人々が、“Western Science & Modern Knowledge”

の不完全さをうすうす感じています。

”温故知新“ 

またの名は

“ベルエポック”


未来の鍼灸は、現代医療に

Ancient Wisdom & Oriental thoughtをプラスした、相補医療 になってほしいのです。

 

ルーファーに会いました!

それでは、また。

 


 妻木先生のプロフィールはこちら!

 


1981年は、冒険の年?

2015-11-30 14:40:40 | Weblog

こんにちは。


1979年にトレーナーとしてデビューしたと書いたね。

(「特別な年 1979年」を参照)

デビュー2年後 1981年に東京から実家のある

清水に戻り開業したんだ。

29歳だったなあ。

ある意味、冒険だった

免許を取り、2年後の開業、、、、、

幸運にも、代表チームの仕事は、引き続き依頼された。

 

そう、覚悟を決めれば、なんとかなるものさ

そして、ふるさとを離れ、活動拠点を東京 用賀に変え、

ドイツへ挑戦した。

その後、大阪行きを決断し、

家も建てたんだ。

治療院をどうしたかって?

どこでも、同じさ。

住んでいるところで、開業届をだして、
治療していたんだよ。

サッカーチームのトレーナーと一般人の治療を
30年あまりやってきた。

ん?

 



もちろん、保健所に届け出して、
千葉県鍼灸師会の会員さ



しかし、きみ
これは、内緒にしておいてくれ。

もう新規の患者さんは取らないと決めたから。
しかも、30年以上 治療代金は、変えていないから。

人生で肝心なことは、冒険することではなく

こころを決めることなんだな。


そういえば、師走  

 

私の誕生月だ

 

下のサッカーシャツが何か、分かるかい?

 

ふ、ふ、ふ、

若いキミには、難しいだろうな。

 

(答えは、下に)


じゃ、また。

(答 リトバルスキーからの誕生日プレゼント)

妻木先生が行った実技授業の様子はこちら!


特別な年 1979年

2015-11-20 14:57:52 | Weblog

1979年は「特別な年」なのである。

・鍼灸師の国家試験に合格

・結婚式を挙げる

・トレーナーとしてデビュー?(U-20日本代表サッカーチーム)

そして、その縁で、師匠となる森本先生と出会う。

1979年の春 U-20サッカー代表チームは、ヨーロッパ遠征をした。

夏に東京で開催されるワールドユーストーナメントに向けての強化だ。

チームドクターに森本先生が任命された。

 

当時は、フル代表には、トレーナーも1名ついていたが、

U-20は、ドクターのみの決まりであった。

 

大会に向けての最終合宿の直前、森元先生は、サッカー協会に

ドクターのみならず、トレーナーをつけるようにアドバイスをした。

そして、私の勤める小守スポーツマッサージに依頼がきた。

そのおかげで、新米の私が最終合宿、大会と帯同することになった。

 

縁である。

もし、代表のチームドクターが、他の先生であれば、

U-20にトレーナーがつくことは、なかっただろう。

 

また、大会が冬であれば、シーズンオフなので、

ベテランのトレーナーがいっていただろう。

 

そして、U-20に森孝慈コーチがいたおかげで

日本代表のチームドクター、トレーナーとして

森全日本で一緒に活動させてもらった。

実は、ホテルでは、部屋も一緒にしてもらい、

必死で先生の薫陶を受けたのである。

その後も、ジェフ市原でお世話になったのである。

縁と出会いは、ふしぎなものである。

 

1979年 特別な年

あなたは、生れていただろうか?

それでは、また。

妻木先生の詳しい情報はこちら!

 


鍼灸の未来

2015-11-03 16:33:36 | Weblog

こんにちは

この写真 なんだと思います?

 

いわゆる、PRP (多血小板血漿)です。

これで、筋肉、腱の修復を早めるのです。

ジェフ千葉では、すでに始めています。

膝、肩、ハムストリングなど幅広くスポーツ傷害に用いられます。

 

 

筋腱移行部の肉離れも、PRPで早期復帰が期待されます。

イギリスプレミアリーグでも同様の治療がすでに行われています。

ワットフォードチームの渡邉さんから聞きました。

 

それでは、鍼の将来は?

スポーツ医学は、治療から予防へと重点を移しています。

また、治療~リハビリ~アスリハを

リコンディショニングと呼ぶようになりました。

 

これからは、「練習できるし、別にどこも悪くない、痛くもなんともない」

 と本人が思っているのに、

「鍼治療をすると、疲れがとれる、ケガに強くなり、記録が伸びた」

というようになるでしょう。

コンディショニングの一環として鍼治療です。

ただ、方法論、治療システムが問題ですね。

円皮鍼、Mテスト、BDORTなどが解決してくれるでしょう。

それでは、また

 

 

 

 

 


2015-10-16 20:26:23 | Weblog

こんにちは

今年の十五夜は、思いがけなく晴れ間が出て

満月を見ることができた

きみは、見たかしら

窓からは見えないので、道路に出てみたのだが、、、、

 

「名月や 池を巡りて 夜もすがら」

 

だれだったか

また、

       

「名月を 取ってくれろと 泣く子かな」

 

どうやら、名月は、雲もなく、浩々と照っているようだ

こんなのもある

「月々に 月見る月は 多けれど

月見る月は この月の月」

やはり、明るく照っているようだ

ところで、最近、気になっているのは

この ひとこと

「月も 雲間も無きは 嫌にて候」

 

うーん 深い

 

これは、村田珠光 という茶の湯のお師匠さんの言葉

雲もまったくない空に、月がこうこうと照っているのは、

おもしろみがない というのか

確かに、雲がない というか

完璧で変化のない状態は、眺めていても 飽きてしまう

むしろ、雲がかかったりして、変化する自然がおもしろい

とまあ、思うのが、茶の湯なのだろう

 

健康というのも、完璧でどこも悪くない状態より、

たまに風邪をひいたり、どこか痛くなったりするような

ダイナミックなアップダウンが

実は、おもしろい 

あるいは、一病息災 でいい 

と思うゆとりが

茶の湯の精神に近いかもしれない

 

しかし、なんと 今日は、新月

月は、でていない!

それでは、また


メメントモリ

2015-10-01 17:07:21 | Weblog

先日の連休で、家内と岩手に行った。

大学時代の友人が、宮古に住んでいるのだ。

彼の故郷 宮古は、彼の結婚式以来 38年ぶりだ

 

そこで、彼の奥さんを含め二組の夫婦で、

盛岡近郊の温泉に行こうと考えた

 

彼の車で、宮古から釜石まで、沿岸道路を南に下り、

遠野、平泉を観光して、盛岡まで走る

 

岩手は、広い!

 

宮古からは、草ぼうぼうの荒地が多い

 

大震災以前は、商店や家が立ち並んでいたという

 

想像できない

 

写真を撮る気にもなれない、、、、、、

 

彼は、宮古でスポーツ店を営んでいる

 

あのとき、店の1階が泥水で埋まったそうだ

 

道に、車や自動販売機がプカプカ、ぐるぐる、、、、、

 

そんな話を聞きながら、11時過ぎに、遠野に到着

 

遠野は、カッパの発祥の地だ

お寺のカッパ!

 

こま犬もカッパ頭((笑)

 

岩手の動物は愛嬌があるな

 

龍もすごいぞ

 

龍泉洞だ 恋人たちの聖地、、、、、

 

 

さて、遠野から平泉を目指し、東北高速道をひた走る

 

平泉で降り、藤原三代 中尊寺が目の前

 

その時、彼の携帯が鳴った

 

緊迫した話しぶり

 

なんと、彼のお母さんが交通事故で、緊急入院 という。

 

Uターンしかない

 

そのまま、高速に入り、盛岡まで突っ走る

 

楽しいはずのドライブが重たい空気に変わる

 

何本も電話が入る

 

交差点待ちをしていたところに、

ブレーキとアクセルと間違えた車が、突っ込んだそうだ

 

昨夜、あいさつを交わしたところなのに、、、、

 

盛岡の温泉宿で、われわれを降ろして、

彼ら夫婦は、そのまま宮古の病院へ向かった

 

千葉に戻り、訃報を聞いた

メメントモリ

忘れていた

 

例外なく、必ずあるもの

 

一回しかないもの

 

そして、

いつあるかわからないもの

 

合掌

 

それでは、また

 


日本発の治療法

2015-09-13 17:40:58 | Weblog

こんにちは
先日、ケアワールモデルの第9回学術総会に参加しました。

今回は、シンポジウムが目的です。

 

 


日本発の治療法−その役割の未来に向けて−

 

ということで、


Mテストの向野先生とYNSAの山元先生の講演が組まれたのです。


私は、どちらも治療に取り入れているので、
創始者のお話は、お聞きしたかったわけです。

山元先生は、脳梗塞の患者さんからヒントを得て、

研究を重ね、現在のYNSA(山元式新頭鍼療法)に到達しています

非常にユニークな方法で、日本より海外で評価が高い治療法です。

独特な診断と頭への鍼により、

半身麻痺や難治性の疼痛など、鍼灸の苦手な分野で即効性がある。

合谷診、首診、肘診と頭部の治療点が、
みごとに対応

実演も見事でした

84歳になられたそうですが、
毎日30人ほどの治療をしているという (脱帽)

 

 
向野先生は、いままでの Mテストのまとめ
‐身体を動かすことは、経絡を伸ばすこと‐

体の動きを30項目に分け、6ブロックに整理したのです

印象的なことばは、
西洋医学では、診断がついても効果的な治療法がないことがある。
鍼灸治療は、制限のある経絡がわかれば、治療ができる。

さらに、動きが改善すると、複数の症状が改善する
たとえば、痛みだけでなく、耳鳴やめまい、しびれなど

テンセグリティの考え方- 局所の張力変化と全体の最適化-

が鍼灸の効果を説明するという

自分も頑張らなければという思いが、沸き起こりました。

 

ありがとございました

それでは、また


LBP 結果

2015-08-31 09:16:15 | Weblog

こんにちは

まず、漢方薬(Oリングテストでチェック)

腎機能の衰えに用いる八味地黄丸がいいようだ

指標は、下半身の疲労脱力、頻尿、腰痛、手足の厥冷、口喝など

ぴったりなので、すぐに服用した

YNSAの首診で、右の腎、頚椎に反応があったので、早速右の頭部(耳の周囲)に鍼置鍼

 

すごいね。

 

10分もしないうちに、ほぼ臀部から腰部の痛みがなくなった。

前屈、歩行も通常となった。

仰向けに寝ても、痛くない!

さらに、右の頸部の硬結を探り、鍼をして、

右臀部(中臀筋あたり)にも鍼をする。

日常生活は、支障なし

夜は、側臥位にならず、

仰臥位で、ぐっすり眠ることができ、

翌日も、自覚症状は、ない

明日は、月曜日、、、、、、完璧を期して、

家内に手伝ってもらい、再チェック

 

あれ!

八味地黄丸があわない

おもしろい、、、、、、、桂枝茯苓丸なんだ

 

首診では、腎から肝に変わり、

頚椎は、腰椎に変わっていた。

 

頭鍼をして、桂枝茯苓丸を飲む。

結果は?

 

飲んで5分もたたないうちに

臀部から下肢の順に

スーと暖かくなり、足が軽くなった

足取りが軽く、動くのが楽しい

そうか

本来、こんな感じだったのだ

運動療法をやるタイミングだ

腰痛になって、本当に良い経験を積んだ

自分の治療は、一人ではできないな

月曜日に間に合った

妻よ ありがとう

 

しかし、桂枝茯苓丸は、瘀血を目標にするので、

女性に使うことが多いのだが、

腰痛に効くこともあるのだ

それでは、また

 

 

 

 

 


LBP

2015-08-24 15:34:37 | Weblog

とうとう、LBP(腰痛)になってしまった。

春には、起床時に気になる程度だったのが、

夏には、かなりまずい状況

ほっておいたおかげで、

進行状況がわかってきた

はじめは、左膝の違和感、歩行痛から始まった。

 

膝痛が消えたころから、右腰臀部の痛みが出てきた

なるほどね。

暑い夏になり、散歩もおっくうになり、

活動レベルが下がった

特に下腿の筋肉が落ちたことに気づいたころから

腰が伸びなくなってきた

半月ばかり前から、足が冷えている、、、、、

頚部のコリも強くなる

疲労感があり、寝ていても腰が痛い

なさけない

 

セルフで、腹部、手足に鍼治療をするが、

うまくいかないもんだな

マッサージは、家内が、献身的に毎日やってくれるのだが。

 

腰が痛いと、気力がなえてくるのか、

ストレッチや体操なども手を抜いてしまう

中殿筋の筋力も落ちているのがわかる

歩く速度も落ちている

このままでは、いけない

それでは、と

漢方薬をチェックし、八味地黄丸を飲み、

YNSA(山元式新頭鍼療法)で、

右の腎、小腸、そして、頚椎に鍼

 

おや、痛みが治まった

なかなか、いいぞ

 

 

それでは、また