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トレーナーを目指す方へ
東京メディカル・スポーツ専門学校 妻木充法先生のブログ

ララガーセシェ(さようなら)

2009-06-29 17:56:06 | Weblog
妻木です

冬まっさかりで朝は霜が降ります。
イタリアに続いて、スペインがUSAに負けてしまいました。
決勝のレフェリーがだれになるかは、対戦相手の連盟以外から選出されるので、予想が変わりました。今回は、UEFA(スペイン)と CONMEBOL(ブラジル)となると思われたので、おそらく、AFC, CONCACAF, CAFなどのレフェリーかと思われたのですが、サプライズでUEFAのレフェリーになったようです。
ブラジルとRSA(南アフリカ)の準決勝の写真を入れておきます。



次の一枚は、私の同僚(フィジオ)の写真です。スイス人のマリオとオランダ人のロン、そして、南アフリカのバファーナです。それにドクターのKJが入っています。
彼らとチームを組んでトレーナー業務を行いました。



フィジカル面のトレーナーとしては、私と同じ日本から、内海さんが来ています。(4枚目の写真)内海さんは、帰国後7月12日(日)に講演会をお願いしてありますので、いろいろ話が聞けると思います。



さて、優勝するのはどちらになるか楽しみですね。このメールが乗るころには、結果が出ているかもしれませんが、、、、、

前回のメッセージでやや疲れたと話しましたが、実は、あの後に日本代表の岡田監督が我々のホテルを訪ねてくれて、話ができ、疲れが飛びました。本当にありがたいことでした。

もう少しで帰国です。しかし、油断大敵で、ここからが自己管理、セルフケアのもっとも大事な時です。無事に帰れるように気をつけます。

それでは、元気なレフェリーの写真を添えて、「ララガーセシェ!」(たぶん、さようならの意)


ウンジャーニ

2009-06-22 09:03:35 | Weblog
ウンジャーニ ズールー語で、ごきげんいかがですか?です。
コンフェデレーションカップもいよいよ予選リーグを終りに近くなりました。
私を含めて、スタッフがやや疲労してきました。



こんな雲がある気分です。
いつも、キャンプの時に感じるのですが、最初の2週間は元気なのですが、その後の1週間くらいが疲れを感じてきます。
そして、また、適応するのか持ち直します。
現在は、苦しい時です。
こんなときは、いつも私は、あの有名な、「雨にも負けず」の詩を思い出します。
雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な身体を持ち、慾はなく、決して怒らず、いつも静かに笑っている、そういうものにわたしはなりたい、、、。
この詩は、みなさんの卒業式にも紹介されます!
つい最近、ゴールドリーフシティにあるアパルトヘイト博物館へ行ってきました。


博物館の前で同僚のマリオと心理学者のマニュエルと記念写真

これは、南アフリカの人種差別の歴史博物館ですが、つい最近まで、あったことなのですし、本当のところは、今でも残っているようです。
ゴールドラッシュ、植民地、マンデラといったことがキイワードですが、私自身、もう少しこの国の歴史を勉強しなければと感じました。
トレーナーは、やはり高度な一般常識を持たないといけないと思います。
道の途中のミドルクラスの家が集まっているところにマンデラ大統領の生家があります。



こんな深刻な博物館のとなりには、なんとカジノがありました。おそらく、カジノが先にあったのでしょうが、、、


カジノの全景とスロットマシン

また、ゴールドラッシュで金の採掘をした坑道や金のテーマパークがあり、200m以上の地下にもぐって地下道の不安を体験しました。


坑道で真剣な表情のレフェリーたち、


遊びに来た子供たち(裕福な階級です)

今回は、まとまりがつかない報告になってしまいました。
最後に、来年のワールドカップの決勝が行われるスタジアムの写真です。
現在、建造中ですが、日本のスタジアムと一味違いますね。


サウボナ

2009-06-17 22:16:56 | Weblog
サウボナ ズールー語でこんにちは です。

コンフェデレーションカップもいよいよ開幕しました。
先日、FIFAセミナーの終りに午後の観光が入り、ヨハネスバーグにあるライオンパークに行ってきました。
ライオンパークというくらいですから中には、ライオンやキリンが結構いました。自動車に乗って放し飼いのライオンを見るのですが、ライオンはやはり貫禄があります。



なかには、我々が載っている自動車に接近してくるライオンもいます。



ハプニングはそれとは別のところで起きました。実は、子ライオンに触れる場所があって、みんなで子ライオンにタッチしていたら、なんとライオンにハグされたのです。もう、予想以上に重くて、30キロぐらいはあったでしょう。成獣では、300キログラムになるといわれているので、襲われたらひとたまりもないですね。



こわごわライオンにタッチしていたら、突然、後ろから抱きつかれました!
実はかなりあせりました。が、しばらくして係員が助けてくれて事なきを得ました。



このあと地元のレストランで、なんとシマウマとワニのステーキを食べました!味は、悪くはありません。
付け加えると、過日、ダチョウとカンガルーも食べたのですが、ダチョウがベストでした。
さすが、南アフリカ、ワイルドです。
写真の缶詰は、ワニのパテです。希望者に抽選で差し上げます。権藤さんまで連絡ください。
アフリカの夕焼けは雄大です。いつまでもみていたい夕焼けでした。



~南アフリカより~  電流バリアー

2009-06-08 23:32:34 | Weblog
妻木です

東京は、梅雨になりましたか?
私が滞在している南アフリカのプレトリアは、じめじめした日本とは別世界とでもいうのでしょうか。
季節は冬で、雨はこちらにきてから、一度も降っていません!1300mの高地にあり、とても乾燥しています。


こちらが今回滞在しているコテージになります。天気はとてもいいのですが、とにかく乾燥しています。アフリカ独特の気候です。


ホテルは、敷地内にいる限りは、安全です。なぜなら、二重の柵で守られており、内側には、電流が流れていて。まあ、刑務所のようですね(笑)。電流のバリアーは本物を初めてみました。


こちらが電流が流れる柵です。映画などではありますが、実際に見たのは初めてです。ホテルはこれに守られています。


空気が当然乾燥しているので、顔や指がひりひりし、荒れてきます。うっかりクリームを忘れたのが失敗です。

こんな環境ですが、とりあえず、FIFAセミナー(来年のワールドカップの最終選考)が金曜日に終わり、ややほっとしています。結局、37名の主審が集まりいろいろなテストや研修を受けました。



こちらがフィットネステストの様子。
写真に写っている方は、日本代表(?)の西村さんです。


フィットネステストでけが人もでましたが、これからは、コンフェデレーションカップの準備です。
間もなく副審が到着する予定なので、3人1組10チームのレフェリーと6月末まで過ごします。
多くのレフェリーが顔見知りなので、それほどの緊張はないのですが、いつも英語を勉強しておけばよかったと思います。
日本人は、フィットネスインストラクターの内海さんと一緒なので今回は、心強いです。

日本はW杯出場を決めたようですね。こちらではいよいよコンフェデレーションカップが始まります。残念ながらこの大会に日本は出場していませんが、みなさんもスポーツニュースなどでぜひチェックしてみて下さい。

妻木 充法



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コンフェデレーションカップに行ってきます

2009-06-04 15:47:15 | Weblog
妻木です

私ですが、6月14日(日)より行われるサッカー・コンフェデレーションカップに参加するため、南アフリカに行ってきます。この大会は、いよいよ来年に迫ったサッカーW杯に向けた、プレ大会の位置づけとなる大会です。1年後の大会を見据えた、リハーサルといえます。

出場する国々にとっては、チームを強化する良い場となるのですが、レフェリースタッフにとってもこの大会はとても大切なものです。南アフリカという、ほとんどの人が慣れない土地における活動は、本番に向けた良いシミュレーションになるわけです。

しかし、それ以上にシビアなのが、このコンフェデ杯を受けて、現在38カ国からリストアップされているレフェリー陣が、32カ国に絞られます。この中には、日本人チームも含まれています。大会を通じてレフェリーの人たちも、高いパフォーマンスを見せなくてはならないのです。

私自身も初めての南アフリカです。どんな国なのかとても楽しみですが、まずはそれぞれのレフェリーが最高のパフォーマンスを見せられるよう、気をつけてケアをしていきたいと思います。

折を見て、現地から報告も入れたいと思います。

妻木 充法