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理学療法士の専門学校|東京メディカルスポーツ専門学校理学療法士科

理学療法士の国家資格を取得して、スポーツの世界で活躍できるメディカルトレーナーを目指そう!

海外研修 最終日

2012-12-09 | 学校行事

アメリカから帰国して、時差ボケ気味の佐藤(と)です。

 

今年度の理学療法士科の海外研修も無事終了しました。

帰国した時の学生は、出発前よりもたくましい顔つきをしていました。

(私の錯覚ではないと思います。)

 

参加した学生は、それぞれが色んな思いをお土産に持って帰ってきたと思います。

今回の研修で、講義の中で学んだことや、アメリカでの生活で感じたことを大切にしてください。

それが、この先の自分の宝になるでしょう。

写真の左の人のように、何かあったときには、進んで手を貸せる人になれるように。

 

今回の研修ではいろいろな人にお世話になりました。

 講義を担当してくれたローマリンダ大学、ランチョロスの先生方。

 通訳をしてくれたアイザックさん、細谷さん。

 研修のコーディネートをしてくれたロンさん。

 現地担当の原田さん。

 ドライバーのヤングさん。

 ↑ 出国から帰国まで一緒だった添乗員の加藤さん。

 

皆さんのおかげで、充実した研修を行うことができました。

ありがとうございました。

 

また、次年度もよろしくお願いします。


海外研修 その11

2012-12-07 | 学校行事

研修最終日。

本日はディスニー研修です。

サービスを受けて思いっきり楽しんできます。

 

添乗員さんから説明を受けて、後は自由行動。

どこ回る?

 

 

一日テンション持つのでしょうか?

 

 

いってらっしゃ~い。


海外研修 その10

2012-12-07 | 学校行事

ランチョロスの研修から帰ってからNBA観戦に行きました(オプション)。

  ロサンゼルス・クリッパーズ  ダラス・マーベリックス

 

移動のバスの中でもテンションあがってます。

 

心配していた渋滞もなく会場に到着。

会場のステープルセンターの周辺はきれいにライトアップされてます。

センターから外も見るとライトアップされたツリーのまわりでアイススケートをしてました。

 

座席からコートをバックに1枚。

広さに圧倒されそうです。

 

国家斉唱をして試合開始。

行け~クリッパーズ!

 

試合の途中には色々な演出があり楽しませてくれます。

 

ゴール下から~

ダ~ンク!!

 

時間の関係で最後までは見れませんでした。残念!

帰る前に会場前で記念撮影。本場のスポーツを見て、みんな大満足。

 

後で調べたら、結果は112-90でクリッパーズの勝利でした!


海外研修 その9

2012-12-06 | 学校行事

海外研修も終盤戦に入りました。

今日は予定通りランチョ ロス アミーゴス ナショナル リハビリテーションセンターで研修です。

 

日本ではランチョ ロスは歩行周期の相分けとして知られています。

そのランチョロス方式の話を直接聞ける貴重な機会です。

 

最初に正常歩行の講義です。 

聞いたことのある単語がでてきます。

ただ期間に分けただけでなく、その時々の意味や、筋の働きなども教わりました。

 

時期ごとに関節の角度がどの位になっているか、カードから選んで並べましょう。

授業のメモを見ながら正しくできたかな?

 

この、正常歩行を基準に患者さんの歩行の問題点を考えます。

 

 

昼食をはさんで午後のプログラムは施設見学から。

リハビリテーションセンターの患者さんは脊髄損傷の方が多いそうです。

廊下の両側に顔の絵が並んでますね。(写真の反対側にもずっと並んでます)

これはその中の1枚です。

この絵の人たちはランチョロスに入院していた脊髄損傷の患者さんです。

退院後にイラストや絵画を書くことで生活している人たちだそうです。

顔の下の絵がこの方の書いた絵です。

 

研究所の中も見学しました。

研究所では筋電図や床反力、3次元動作解析などをおこなっています。

今は車椅子の動作解析もしているそうです。

 

 

見学の次に異常歩行についてです。

 

午前中に習った正常歩行の復習から。

 

この時の関節の角度や筋肉の働きはどうなっていたかな??

 

実際の患者さんの動画を見ながら分析の方法を教えていただきました。

足元をしっかりと見ましょう。 

 

 

どの時期にどんな動きが見られたかチェックして

 

関節可動域や筋力の関係を考えて

どうやって改善するかを考えます。

学生さんは最初はどこから歩行を見ていいかわかりにくいので、とても参考になったと思います。

 

ランチョロスのマークにもなっている建物の前で記念撮影

 

明日は待望のディズニー研修です。

楽しんでくださいね。

 

 


海外研修 その8

2012-12-05 | 学校行事

ローマリンダ大学での研修の締めくくりとして、修了式と食事会が行われました。

 

式の前にお世話になった先生方へのプレゼントの鶴(羽ばたきバージョン)を折ってます。

 

 

先生方は正装で参加してくださいました。

 

トニー先生から研修のまとめとしてお話をしていただきました。

「卒業し資格を取っても学ぶことをやめてはいけない、失敗することを恐れずにチャレンジを続けてください。」

短い時間でしたが大変貴重なお話でした、私も忘れないようにします。

 

そして一人ずつ修了証をいただきました。

 

 今日誕生日の学生さんにサプライズです。

   おめでと~

 

 

先生方には英語のメッセージを入れた寄せ書きと折りヅルのプレゼントです。

 

 みんなで記念撮影

 

ローマリンダ大学での研修はこれで終了です。

明日は歩行の聖地? Rancho Los Amigos National Rehabilitation Centerでの研修です。

 


海外研修 その7

2012-12-05 | 学校行事

ローマリンダ大学での最後のプログラム、大学付属リハビリテーションセンターの外来部門の見学です。

 

講師はDavid先生。

手のリハビリテーション室・整形外科のリハビリテーション室・小児のリハビリテーション室

神経系のリハビリテーション室を見学します。

対象によってリハビリテーション室が分かれていてビックリです。

 

David先生は施設の見学中に積極的に学生に質問します。

 どんなことが考えられますか?

 どのようなプログラムを行いますか?

 なぜそう考えますか?

 他に何かアイデアはありますか?

 ・・・etc

学生さんも必死に考えを巡らせていました。

いろいろな考えを出すことで新しい発見につながりますね。

とても、熱い先生でした。

 

 

リハビリテーション部門の見学の後は義肢装具部門です。

病院の中で義肢装具の製作が行えます。

 

義肢や装具は、作る部分に石膏で巻いて型を取って、その型に合わせて作るんです。

最新の技術では、作りたい部分を特殊なカメラで撮影し、三次元データとして保存して、

そのデータをもとに型が作られるそうです。

将来的にはテータから直接、義肢・装具が作れるようになるかもしれないそうです。

 

 

施設の外で記念撮影

 

研修の締めくくりはホテルに戻って終了式です。

さらに続く


海外研修 その6

2012-12-05 | 学校行事

海外研修も折り返し地点にやってきました。

本日はローマリンダ大学での研修最終日です。

 

まずは、在宅医療(Home care)に関する講義から開始。講師のBruce先生。

 

日本でも在宅医療は行われていますし理学療法士も訪問リハビリに行っていますね。

日本と違って、アメリカでは整形外科の手術後の患者さんも対象になるんすって。

 

アメリカではTKA(人工膝関節置換術)のような手術だと、平均的な退院日数は手術後4日。早い!!

その後は外来のリハビリテーションセンターでリハビリが行われるのが主流だそうです。

外来に通院できるようになるまで在宅でリハビリを行います。

この辺りは日本ではないことですね。

 

アメリカでの在宅医療の概要を学んだあとは、家屋評価(Home Evaluation)について学びます。

生活する環境も理解する必要がありますね。

簡単なグループワークとして、実際に講義が行われている教室周囲にあるものの寸法を測ります。

 

測る場所の指示が書いてあります。

日本語訳が付いていないところもあるので、どこを測るか分かるかな?

 

     入口の幅

 

     階段の1段の高さ

 

     ベンチ(椅子)の高さ 

 

     車椅子の高さや幅 

 

これ以外にも、いろいろな場所を測っていました。

 

患者さんの自宅でも同じようなことをして、生活する際の困難さと解決する課題を考える参考にします。

学生さんも患者さん自身のことだけでなく、いろいろな要素を考慮する必要があることに気づけたかな?

 

午後の部へ続く


海外研修 その5

2012-12-04 | 学校行事

ローマリンダ研修2日目 午後の部スタートです。

 

最初はEverett先生の「アメリカの理学療法の歴史と現状」に関する講義です。

歴史(PAST)を知って現状(PRESENT)を見つめ、将来(FUTURE)を考える・・・深いですね。

 

アメリカでは理学療法士が開業できるそうです。

しかも、医師からの紹介ではなく、最初から理学療法士のクリニックに行くこともできるそうです。

(州によって違いますが大部分で可能です。)

実力がないとやって行けませんね。

 

 

次の講義はPilates in Physical Therapy。講師はChristine先生です。

しっかりと頭を使った後は体も動かします。

Pilatesで大事にしている6つの基本原則などの説明をうけて、実技です。

 

まずはデモンストレーション。

 おなかを意識して体の軸がぶれないように~

よっ

 

横向きでも。

 

腕も挙げて。

顔が真剣。きつそうです。

 

みんなで練習しています。

 

こちらはPilatesのトレーニングマシンです。

良い姿勢をキープしながら腕を動かします。

見た目より大変ですよ。

こちらも、あっという間に時間切れ。Christine先生ももっともっと伝えたいことがありそうでした。

 

 

本日の最後の講義は神経系の解剖について。

3つのグループに分かれて説明を受けます。

長期戦のため佐藤(と)カメラのバッテリーが切れました。写真がありません

内容は脳の表面の血管・脊髄・脳の内側(脳室系)の3つでした。

第3脳室の形が鶏の頭って言われてる知ってましたか?

 

1日目、2日目と内容の濃い研修でした。

学生さんもそろそろ疲れがたまってきてるみたいです。

 

あしたもがんばりましょう。


海外研修 その4

2012-12-04 | 学校行事

だいぶアメリカでの生活に慣れてきた佐藤(と)です。

 

本日はローマリンダ大学での研修2日目。

昨日からののプログラム変更もあり、8時30分~19時30分までの長丁場です。

 

午前中は脳卒中の患者さんを想定しての実技です。

一番左が講師のTim先生です。かっこいいですねぇ~。

 

まずは、あお向けに寝た姿勢から、お尻を持ち上げでもらいます。

この動き結構重要なんですよ。

片麻痺の患者さんでうまく使えない側はお尻がうまく上がらないことがあります。

そんな時は少し手伝ってあげましょう。

Tim先生のデモンストレーション

 

学生さんもメモを取りながら真剣に聞いてます。

 

横向きに寝返りをして

起き上がります

 

実際は患者さんのできないところを少しずつ手伝って、徐々にできることを増やしていくんですよ。

じっくりと実技練習をしていたらあっという間に午前中終了です。

講義の最後にTim先生とアシスタントの学生さんも一緒に記念撮影。

 

 

今日のお昼はチャイニーズレストランでバイキング。

そろそろお米が恋しくなってきた学生もいたので満足したかな?

 

この後もボリューム満載のプログラムなので、午後の部は別に書きます。

続く。

 


海外研修 その3

2012-12-03 | 学校行事

引き続き、午後の部へ突入です。

 

と、行きたかったのですが、担当の先生が緊急で病院対応になり予定の講義は明日へ延期。

今日は残りのプログラムを行いました。

 

まずは犬のリハビリテーション

講師は引き続きトニー先生です。

 

 

日本でも動物のリハビリテーションは行われていますが、まだまだマイナーだと思います。

アメリカでは理学療法士の免許を取得後に専門コースを受講することで、認定を受けられるそうです。

理学療法士の仕事として認められてるんですね。

 

説明の際にはトニー先生の愛犬ラッキー君がボランティアで協力してくれました。

人間と同じように検査してプログラムを決定するようで。

 関節の運動範囲がどれぐらいあるのか?

 筋肉の付き方に左右差はないのか?

 どんな歩き方をしているのか?・・・etc

犬とは言葉が通じないからこそ、やってほしい動きを引き出すの色んな工夫をしていました。

非常に参考になります。

 

 

続いてトランスファー

両手両足が動かない四肢麻痺の方を、一人で車椅子からベッドへ移動します。

トニー先生の実演です。

 

 

 しっかりとつかんで。

 

よっと持ち上げて

 

バスケットボールのピボットシフトの要領で横へ向いて、はい終了。

 トニー先生がやると簡単そうですね。

 

 学生さんがやると・・・

つかんで

 

持ち上がった??

大変そうですね~。決して体型の違いではなく、テクニックの差ですよ。

 

これ以外にもいくつかの方法を教わりました。

盛り上がり過ぎて時間が足りなかったぐらいです。

 

 

授業後には、明日予定していたアウトレットモールへ行きました。

学生さんは実技授業の盛り上がりを上回るテンションで、お土産など買いに走ったようです。

 

 

2日目の最後はトニー先生のご自宅で歓迎パーティーをしていただきました。

 

先生自ら夕食を取り分けてくれてます。

 

午前の実習を手伝ってくれた学生さんたちと一緒に談笑中

片言の英語でもなんとかコミュニケーションできています。

ちなみに彼らは来週からテストだそうです。 

大変な時期に協力していただきありがとうございました。

 

指がLAになっている人がいるのが見えるかな??

 

 最後はみんなで記念撮影。

 

ローマリンダ大学の皆さん、あと2日よろしくお願いします。

 

では、また明日。