秋の輝きの中で

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健康・豆知識

2006年08月07日 14時14分08秒 | ニュース
あなたの不眠の原因はどこにある? - 現代人の生活には不眠を招く要素がいっぱい!


■ 眠れない夜をつくる都市型の「暑い夏」



暑さで寝苦しい夏は、どんなに健康な人でも眠りが浅くなります。特に都市部ではアスファルトの道路や高層ビル、二酸化炭素の排出などの影響でヒートアイランド現象が起こり、日中だけでなく日が暮れてもなかなか気温が下がりません。
しかも日が長いため、ついつい帰宅が遅くなり、深夜まで起きて睡眠時間を削ってしまいがちです。
また最近は屋外とエアコンがきいた屋内との気温差が激しく、体温をうまく調節することがむずかしくなってきました。
暑さで体力を消耗するうえに充分な睡眠をとれなければ、コンディションが悪くなるのは当然です。
夏の日中はなんとなく頭がボーッとしている、集中できない、体がだるいと感じているかたも多いのではないでしょうか。








■ 不眠の原因は生活習慣にも一因が



だれもが寝苦しくなる夏は、少しでも深く長く眠るためのくふうが必要です。しかし、実際に眠りやすさを心がけている人は少ないようです。ここ数年、睡眠のたいせつさが注目されるようになったものの、眠りというプライベートな行為は他人と比較する機会も少なく、改めて見直すことができにくいのかもしれません。
眠るためのくふうというと、寝具やパジャマ、エアコンなど就寝時の環境づくりだけを考えるかもしれませんが、じつは睡眠は日中の生活ともとても深いかかわりがあります。
現代人の生活には、睡眠を妨げる原因が数多くあります。その原因を知ってこれまでの習慣や考えを少し変えるだけで、驚くほどぐっすりと眠れ、生活がガラリと変わるかもしれません。









.1 あなたの不眠の原因はどこにある? - 快眠を妨げる、運動不足と夜のパソコン


■ 体を動かさなければ眠れない



まず、現代人が眠れない理由の一つは、運動をしなくなっていることです。一日じゅうデスクワークというかたも多く、交通機関や電化製品の発達もあって、ほとんど体を動かさなくても生活することができます。
しかし、そもそも睡眠の目的は心身の疲労を回復させることですから、体を動かさなければ、心地よい眠りは得られません。暑くて疲れるからとエアコンのきいた家の中に閉じこもっていたのでは、ますます眠れなくなって逆に体調をくずします。涼しいデパートにショッピングに出かけるなど、体に負担をかけない範囲で活動的に過ごすように心がけましょう。



■ 光の浴び方をくふうしてメラトニンの分泌を活発に




光のとり入れ方もたいせつです。眠りに深くかかわっているメラトニンというホルモンは、朝、起きてから15~16時間後に血液中に分泌(ぶんぴつ)されて、その1~2時間後に体を眠る態勢へと導きます。
このメラトニンは光の作用を強く受け、日中に明るい光を浴びると脳内で生成され、夜、暗くなると分泌量が高まります。
日中は太陽の光をたっぷりと浴びるよう心がけましょう。そして夜は照明を落としぎみにしてメラトニンの分泌を促しましょう。
テレビやパソコンの光は意外に強いものです。遅くともふとんに入る30分前にはスイッチを切るようにしてください。




あなたの不眠の原因はどこにある? - 不眠の原因の多くは人間関係のトラル?



■ 人間関係の悩みや自信のなさから不眠症に陥るケースも




悩みやストレスも、現代人の眠りを妨げる大きな要因です。
私が眠りのたいせつさや快眠のくふう、寝具の選び方などを指導している講座には、20~70歳代のおもに女性が集います。そこに集まる人たちはほとんどが不眠に悩んでおり、ときには重症のかたのご相談にも個人的に応じることがあります。
驚くのは、重い不眠症のかたの原因はその多くが人間関係の悩みにあるということです。悩みの根本には、自分が「承認されない」ことがあるように思えます。
がんばっても夫や他人に認めてもらえない、評価してもらえないために自信が持てず、そのいらだちや不満から不眠に陥るケースが多いのです。
たとえば、ある60歳代の女性は「どうして眠れないのかわからない」ということでした。ところがふだんの生活などじっくりとお話を聞くうちに、お嫁さんが孫を抱かせてくれない不満が、不眠のきっかけだとわかったのです。
お嫁さんにたいせつにされない自分、承認されない自分という意識が、知らず知らずのうちに大きなストレスになっていました。



■ ぐっすり眠るには心の平安が必要



そのような場合、ただ「お嫁さんを好きになれ」といっても無理な話です。
私はご相談に応じる中で、その女性が自信を持てるところを見つけるようにしました。自覚していなくても、人にはこれまでの人生や生き方の中で、自信を持つべきことがたくさんあります。それを客観的な立場で気づかせてあげ、自信をとり戻してもらったところ、その女性にとってお嫁さんのことは大きな問題ではなくなりました。その結果、徐々に眠れるように改善されたのです。
人間関係の悩みそのものは、すぐさま解決できることではありません。
でも、ちょっとものの見方や考え方の角度を変えることができれば、悩みにだけとらわれて身動きのできない状態から脱出できるのではないでしょうか。心の平穏を得られれば、きっと眠りも変わるはずです。






ライフスタイル改善プロジェクトより





http://health.yahoo.co.jp/column/index.htmlプロジェクト