tkmusのぼやき

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劣化しないガラス製のCD 値段は98700円

2006年10月23日 | 音楽いろいろ
ガラス製の音楽CDが世界で初めて開発され、発売された。音のゆがみがなく、音質も劣化せず、デザインも美しい“夢のCD”だ。試聴した音楽評論家らからは、実際の演奏通りに聞こえると、驚嘆の声が上がる。手作りのため1枚9万8700円(税込み)と高いが、開発者で発売元のN&Fレーベルの録音家、福井末憲さん(60)は「孫子の代まで大事にするCDを作りたかった」と普及に期待している。

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ひえ~ 1枚98700円ですか。 いくら音が良いといってもこれは普及しないのでは…(汗)大量生産すれば値段も下がるんでしょうけど、そこまでいかない気がしますよ。 せめて5000円くらいならなぁ

ところでCDの話題になりましたので、ついでに書きますが、皆さんはCDに入っている音楽はどのような形式で記録されているか考えたことはあるでしょうか?
一般的なCD-DA方式をWIKIペディアで見てみますとかなり詳しく載っています。
WIKIペディア記事を読む

その中から一部抜粋します。

★データ形式 PCM
★サンプリング周波数 44.1KHz
★ビットレート 1441kbps
★量子化ビット深度 16bit


CDの音質は16Bit 44.1KHzだというのはあちこちで聞くと思いますが、これはいったい何の数字なのか知らない方もいらっしゃると思います。私の知っている範囲で説明しますが、まずPCMという方式を使って音をデジタル化するのですが、そのときどのくらいの精度でデジタル化するかという値が量子化ビットというものです。そして、それを1秒間に何万回も連続して記録しますが、その回数がサンプリング周波数になります。

CDの量子化ビットは16ですから それを普通の数字(10進数)に直して考えると、一つのサンプルは65536段階に分けられるということですね。ちなみに24ビットですと、16777216段階になります。この量子化ビットが多くなればそれだけノイズが減り、クリアになります。

CDのサンプリング周波数は44.1KHzですから、1秒間に44100回も連続して記録されているというわけです。このサンプリング周波数が高くなると、より高音を記録できるようになります。具体的にはサンプリング周波数の半分の周波数を再現できると言われているのでCDですと、22.05KHzまでの音を再現できることになります。普通の人間が聴く事が出来る音域を越えているのですが(そういう理由もあって十分だろうとCDの規格が決められた)最近では『それらの音域ははっきり聞くことはできないが、感じ取ることはできる』という話も出てきているので、まだまだ研究の余地はありそうですね。

最後にビットレートですが、これを量子化ビットとかとごっちゃにしている人がわりと多いですね。それらとは直接関係は無く、ただ単に1秒間にどのくらいのデータを使っているかという値です。
CDのビットレートは1441kbpsということですので、1秒間に1441キロビットのデータが使われているというわけです。通信や音声のビットレートではSI接頭辞が使われるようなので1秒間に1441000ビット、半角文字で例えるなら18万文字ほどでしょうか。だいたいフロッピーディスク1枚の8分の1くらいかな? 

なんとなく理解していただけたでしょうか、ひさびさに真面目なこと書いてたらもう2時半です 明日起きれるだろうか~ 心配。


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2 コメント

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Unknown (たくあん)
2006-10-26 00:01:25
近年の発想ならCDではなくメモリーで・・・となりそうですが

やはりコレクションとするならCDって事なんでしょうかね~



今後も、もっと真面目な日記もたーくさん書いてくださいね(笑)

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Unknown (タクマス)
2006-10-26 01:01:40
>たくあんさん



私がもっとリッチなら買うかもしれませんけど、さすがに1枚で10万近いのは勘弁です



CDーDAの記録方法は、意外に知らないという方が多いようなので書いてみました。だけど不真面目な記事を読みたくて来ている方々の期待を裏切ってはいないかと、心配ではあります(笑)

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