tkmusのぼやき

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カーペンターズのドラマーは…?

2005年03月22日 | カーペンターズ
カレンがドラムをやっていたということはファンなら知っていて当然ですが、実は実際にカレンがドラムを担当した作品は少なく、多くの作品は他のミュージシャンによるものだということは意外に知られていないようです。(クレジットを読めば分かる事ですがあんまり皆見てないのかも)
何故リチャードはカレンをあまり使わなかったか、とある雑誌のインタビューで彼は【僕らは(カレンより)もっとパンチがあって磨きがかかったドラマーが必要だった】と語っています。これは【あくまで私の本職は歌ではなくドラム】と考えていたカレンにとっては無念だったかもしれませんね。
初期のほとんどのカーペンターズ作品で(1stアルバムは除く)ドラムを叩いているのはハル・ブレインという人です。 
ハル・ブレインのページに飛ぶ
上の公式サイトでdiscographyを読めば分かりますが数々のヒット曲に参加してきた超一流のドラマーです。ロネッツのBe My Baby,ビーチボーイズのサーフィンUSA、ママス&パパス夢のカリフォルニア、サイモン&ガーファンクルのボクサー、明日に架ける橋もそうです。ベースのジョーオズボーンもそうですがカーペンターズというのはカレンの歌唱力やリチャードの音楽センスもさることながら周りを支えるミュージシャンも凄く豪華だったのですね。
スーパースター愛は夢の中になど彼が参加した作品を聴いてみると最初は穏やかだったのがサビで急に盛り上がり、後半どんどん激しくなっていくという共通点があります。人によっては激しすぎると感じるようですが私はあのサウンドが大好きです! なんか【華麗】とかいうたった2文字で表現したくない…それくらい素晴らしい演奏だと思います。もし違うミュージシャンが叩いていたら初期のカーペンターズサウンドは全く違ったものになっていたことでしょう。
…しかし、ハルは5枚目のアルバムNOW&THENを境に参加しなくなってしまいます(Jambalayaのみ参加)何があったかはわかりませんが非常に残念です。彼がもしSolitaireLove me for what I am、I just fall in love againで参加していたらどんなサウンドになっていたかなぁ…。

■ 追記 2005/5/16 ■

ここで話題にするか迷っていたのですが…ハル・ブレインのインタビュー記事が載っているサイトがあります。どこまで本当なのかは不明なのですが、興味がある方は読んでみてください(カーペンターズのことは真中へんで触れている) だけどショッキングな内容ですので覚悟が必要かも…。

Hal Blaine Interview (英語)

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1 コメント

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リチャードの回答 (Three Little Fishes)
2017-07-13 10:10:43
ファンの質問: 「カレンが低音で歌うよう提案したのは私だ」とハル・ブレインが語る記事を読んだのですが、これは本当の話ですか?

リチャードの回答: とんでもない! 何か記事を読むときは、すべてを真に受けないようにね。

引用元:
http://www.richardandkarencarpenter.com/fans_ask_Archive-All.htm#Vocals
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