みいのしっぽ

毎日の暮らしの中でうふふって笑っちゃうことを書いていきたいです。

たびのそらや・・・最後の日

2012年10月28日 | 日記



   上越市西城の小さなお店    たびのそらやさん   青いドアが目印


   初めてこのお店にきたのは やっぱり今の季節で7年前  友人二人に誘われてやってきたんだ


    畳のこあがりで丸いテーブルの上で 三人でおしるこを食べたんだっけなあ・・・




   窓はふうせんかずらが いい具合にグリーンカーテン


   閉店するって聞いた時は なんで  なんで って心の中で叫んだよ  いやだよーって・・


   でも店主さんの幸せを願って   ごくろうさま。。っていまは言える


 


   いつも一人でぶらっと入る   カウンターに座って 目の前の本を読むのが楽しみ


   写真集だったり  マイヤノートだったり。。






    食事のときについてくるのがスープ   野菜が細かく切ってあって おいしいの。。


 


   春はふきのとうパスタが楽しみだったし  夏は梅ジュースがおいしかった   これはタラコパスタ





    昨日の27日が私にとってのそらやラスト!!  予約してもらって 席までとっておいてもらって


    私の中でだけど  そらやの味  タイカレーをゆっくりと ゆっくりと食べた


    隣のご婦人はビーフカレーをゆっくりと食べていた ひとくちが・・・いとおしいんだよね





   デザートはあんみつ。。  アジアンな味のお茶のゼリーがほてったお口にやさしい。。



   おいしかった  もっともっと食べたいけど  ここにいたいけど  ・・・・さぁ。。


  明日のラストはにぎやかになるのかしら?なんて思いながら  ごちそうさま


   さわさんと最後のあいさつをして  ミラクルで会ったゆりさんとも話をして


   そらやラスト・・・・手を振ってお店を出た   さわさん これからの二人旅 お幸せにね


     でもさ  もしかして もしかして 帰ってくるなら 大歓迎だよ。。。。。



     いままでありがとう。。  ほんとにお幸せにね・・・・・・・・・・・・・・・・
   

市民メディアの原点・・・ごぜさんの役割とは

2012年10月28日 | イベント



  酒まつりでにぎわっている本町を後に   高田世界館へ・・・


  この会場では その昔・・・っていうか 高田に存在していた盲目のごぜさんという芸人さんが


  テレビもラジオも普及されていない時代に  コニュニケーションの伝達に大きく役立った!のではないか


  そんなテーマでの映画上映と市川信夫さんの講演があり ごぜさんに興味があるので聞きにいってきました



   主催者の河村一美さんが ごぜさんの服装でにこやかに迎えてくださいました







   映画 盲目の女旅芸人 の上映・・・・この映画は何回かみたけれど いつみてもジーンとする


   その後 市川信夫さんの講演・・・映画ができるまでのいきさつから始まり


   昭和40年代に最後の高田ごぜといわれた 杉本キクエ・シズ・難波コトミさんとの思いでをまじえて



   あまり知られていないごぜさんの生活の様子が聞けた  本も何冊か読んでいたけれど


   実際にごぜさんと触れ合っていた市川先生のお話は 興味深い。。


    村人は自分の生まれた場所から出ることもなく 外からの情報は年に一度やってくごぜさんから


     聞いて よその村や町の様子に心を躍らせていたんだろうなあ・・・


    今でいうと アイドルとか役者さんが 地方公演にやってくるようなものかしら? どうなんだろう?



   質問コーナーでは 門付けにもらったお米をどう処分していたのか?とか


   ごぜさんが話す内容は政治のこともあったのか?など 面白かった


    途中でごぜ役のお二人も登場して  服装や荷物の中身・歩く速さなどの説明もあった


    ごぜのおひとりはよく知っているHさん・・・・歌も少し聞けた   びっくりしたけどね。。


    やはり私の目には謎めいて魅力的に映るごぜさんの姿・・・これからも機会があったら勉強していきたい


    盲目の芸人で厳しい掟のなかで生活していく・・・今の社会では想像もできないけれど


        ここ高田の町にはたしかにごぜさんがいたんだもの。。