めざせ華麗衆2!

「鈍足の奇行士」ちんきーのダラダラ日記。華麗というより加齢で臭い・・・

やってみて初めて解るというか・・・(ホイール組)

2017年10月08日 | 自転車
ども、遂にガラ系卒業のちんきーです。
(色々面倒臭い)

先回の続きで「ホイール組み」の実作業について綴っていこうと思います。
といきたい所ですが実は作業に入る前に大きな問題があります。
それは「スポークの長さを調べる」というもの。
メーカー(シマノやマビック等々)が出している「完組ホイール」ならパーツとしてスポークも頼めますが「手組ホイール」はそれが出来ません。
何故なら世界中に様々パーツメーカーがありそれらメーカーが作るパーツは基本的な規格(リムならタイヤ径、ハブならハブ幅と軸径)以外様々な寸法で作られていてそれらに合わせてスポーク長を調べなければなりません。
(これが結構面倒で多分多くの人達が手組にチャレンジしない原因の一つだと思います)
ただ今はネット上に「スポーク長計算が出来る」サイトが多くあり自分もその中の一つで調べられたので何とかなりました。
後は分かったスポーク長さを指示して発注すればOKですから普通にネットで買う事ができます。
と、これは組み付け以前の事ですが大事な事なので書きました。
ではここから実際の組み付け作業についてになりますがその前にここでスポークの組み方について説明したいと思います。
基本MTBのホイールはスポーク自体が交差した(編んだような)「タンジェント組み」という組み方になります。
(交差しない「ラジアル組み」というのもあります)
そして「タンジェント組み」には大きく分けて「イタリアン組み」「JIS組み」がありロードは「イタリアン組み」ママチャリやトラックバイクには「JIS組み」になります。
※それぞれに「逆組み」というのが有ります。
ではMTBはどうかと言うとリムブレーキ時代は「イタリアン組み」でしたが現在はディスクブレーキが主流になり所謂「シマノが指定する組み方」となっています。
えっ?「シマノが指定する組み方」って何?ってなると思いますがその中身は、「前輪は逆イタリアン組みで後はJIS組み」というものです。
これには参りました。
何せ教材として購入した「ホイール組みの達人」は「イタリアン組み」での解説になっており「JIS組み」や「逆イタリアン」の詳しい説明は有りません。
(サイクルメンテナンスはロード主体のSHOPなので仕方がないですね)
なのでネットで色々調べました。
その中で最終的に役に立ったのが「サイクルベースあさひ」さんのHP。
そこの「メンテナンスマニュアル」のページに出てた組立後のスポークの図。
これが無ければ多分組めなかったんでは・・・
そして最後にスポークの綾の取り方&交差させるスポークの選び方ですか。
これは「ホイールの達人」を見れば分かりますが綾は「フランジ内側から来るスポークがフランジ外側から来るスポークの上にくる」になります。
(外が内の上だとそもそも交差しない)
交差させるスポークは32ホール(穴)は6本組と言ってスポークから6本目にくるスポークを交差させます(必ずスポークは内外になる)。
このあたりがスポークの組み方の基本的なポイントとになります。

と組み方だけで結構長くなったので作業時の色々な注意点については長くなったので今回はここまでにしておきます。




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