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ちぃぱぱの”かめらおぶすきゅら”

わたくし”ちぃぱぱ”のカメラ放談です。
言いっ放しです。独断です。偏見です。ご容赦ください。

新製品カメラ ニコン クールピクス5600

2005-03-03 | デジタルカメラ新製品
500万画素3倍ズーム コンパクトデジタルカメラ

安価で、簡単。
初めての人にピッタリのデジタルカメラである。
駆動は単三電池2本。いざと言う時アルカリ電池で動くのだから
充電器を持ち歩いたりするのが億劫な人には、重宝するだろう。

デザインは、ニコンお得意の「ナイスグリップ」。
グリップ部分が大きく、しっかりと構えやすい。
しっかり構えられるから、所謂「スタイリッシュモデル」に比べて
ぶれにくいという性格である。

その分、全体的に小さいものの、太った印象は否めなく、このあたり
好き嫌いが別れるところ。

また、外装もプラスチックそのもので、チープ感抜群である。

前モデル3100、4100に比べて、液晶はちょこっと大きくなったものの
全体的に考えると、小さい部類に入る。

このモデルの特徴。
それは「D-ライティング」と呼ばれる機能。
暗く写った部分を明るく補正して再生すると言うもの。
意外と多い失敗を、少しでも軽減してくれる機能である。

ちょっと、カメラをやっていたらそれくらいのことはわかるのだが
そのあたりは、このカメラのターゲット層にはわからないことで、
初心者にはありがたい機能なのだ。

また、カラーバリエーションは3つ用意されている。

デジカメ・・・あんまり難しいのはイヤだなあ・・・
あんまり使う機会もないし・・・

と言った方には、おすすめのベーシックカメラである。

新製品カメラ パナソニック DMC-FZ5

2005-02-27 | デジタルカメラ新製品
500万画素 12倍ズーム コンパクトデジタルカメラ

昨年発売のFZ3の改良版とも言うべきカメラ。
かなりの改良が施されている。

まず画素数は300万から500万に。
これにより、解像力はかなり上がった。

これによりCCDは1/3.2型から1/2.5型にサイズアップ。
レンズの開放値も全域F2.8からF2.8~3.3へと可変型に。
これは仕方のないところ、全域F2.8にするとこの大きさには収まらないからである。

またFZ3では35-420mmのズーム域が36-432mmのズーム域になったが、
これは気にすることもないだろう。

ボディカラーはFZ2と同じブラックとシルバーの2本立て。

好みの別れるところなので、このほうがありがたい。
ちなみに私はブラック派である。

一番の改良点。
それはスピード。特にAFスピードは格段に向上されており、スポーツ撮影、
特に運動会は、光学式の手ぶれ補正と相まって、かなりの活躍をしてくれるに違いない。

起動はやっぱり遅い・・・。これはレンズを繰り出す時間がかかるため。
高倍率ズームの宿命とも言うべきものであり、
パッと撮りたい向きには、常に電源ONの状態をおすすめする。
これで、電池の持ちがどうのこうのとは言わないように・・・。

このカメラの特徴を活かす一つのテクニックと考えて欲しいのだ。

完全無欠の機械など存在しないのだから・・・。

画質は、やっぱりこのクラスのカメラである。
望遠側でもボケは少ない。ちょっと、貼り付けたような描写である。
シャープさを押し出しているような画作りなので、
余計にそう感じる。

まとめ
このカメラは、高倍率にしては小さくて軽い。
それに、手ぶれ補正も付いて来る。
また、FZ20までとはいかないまでも、マニュアル機能はあるし・・・
一家に一台、家族の記録をそう難しいことを考えずに、そこそこきれいに残したい。
と言う方向けである。
このあたりはFZ3から全く変わっていない。

でも・・・FZ4はやっぱり欠番なのね・・・

新製品カメラ カシオ エクシリムPRO EX-P505

2005-02-25 | デジタルカメラ新製品
500万画素 5倍ズームコンパクトデジタルカメラ

春の新製品第一弾は、カシオのエクシリムPRO EX-P505。
つき最近発売されたので、チョコチョコ触ってみた。

第一印象・・・小さい・・・
この手のカメラにしては、凄く小さい。手の中にすっぽりと納まるサイズである。

レンズは5倍のズームレンズ。35mm換算35-190mmというのはちょっと中途半端か・・・
運動会モデルにしては、望遠が足りないし、記念写真モデルにしては広角が足りない。

しかし、これが動画が売りの「動画デジカメ」の一種であると思えば、納得もいく。

これの売りは動画である。MPEG-4で、高画質を前面に出しているのである。

液晶は大型の2.0型。くるくる回るバリアングル。もちろんファインダーなどは存在しない。
ローアングル、ハイアングルでの撮影も簡単だが、これも、ビデオカメラを意識したものなのだろうか?

肝心の写真は、悪くないという印象。別に良くもない。

撮影機能としては、例のEx Finder(エクスファインダー)。
ガンダムのコクピットを連想させる表示。
私には余計なものが並んでいて、非常に喧しい印象なのだが、一部にはうけている模様である。
ビジュアルでわかりやすいんだそうな。

このあたり、私の頭は古いのかもしれないが、ただでさえ「中途半端な日の丸構図」の多い初心者。
それが、ドンドン助長されないか・・・ちょっと心配でもある。

アキバ系といわれる人には受けるんだろうな・・・

前回のEX-P600で評価していた「シンクロ端子」は今回外されている。
使う人が少ないのはわかるが、外部ストロボも使えるようにはして欲しかった。
PROという冠をつけるのであれば、である。

そういうところを除くと、かなりの意欲作。
写真がメインだけど、動画もソコソコのが欲しい、格好もちょっと上級者っぽいのがいいな・・・
と考えている人には、これは選択肢になるだろう。

ターゲットはまさに20代前半の独身男性。といった感じ。

ファミリー層や、写真を趣味にする人には、ちょっと中途半端である。

ただ、デザインが気に入れば「買い」だろう・・・

新製品カメラ オリンパス X‐3 その弐

2005-01-12 | デジタルカメラ新製品
とりあえず、このカメラを常に携帯している。
やっぱり、形状は凄くいい。
手にしっかりとフィットする。
液晶画面は大きくなくても、しっかりとホールドできる方が安心だ。

正月もこのカメラを持ち出した。
義父の入院する病院へ娘と行く途中にも、そこそこ撮ってみた。

もちろん被写体は娘。

動き回るから、ちょっと撮り辛いのはどのコンパクトでも同じである。
さらにISO感度は100固定にしているから、被写体ブレをよく起こす。

まあ・・・それは仕方ない事なのだが。
そこらのスナップや、記念写真などには本当十二分である。

でも・・・デジタルの哀しいところ。
画面四隅の偽色は完全に消えない。細かいのがあると目立つくらいである。

でも、嫌いじゃないな。このカメラ。
リモコンもあるし、連写も一応出来るし・・・
使い込んでいくと面白いかもしれない。

でも、SHQモードで1ファイル約3MBは大きいな。
最低でも256MBのxDカードが必要である。

新製品カメラ オリンパス X‐3 その壱

2004-12-28 | デジタルカメラ新製品
600万画素3倍ズーム コンパクトデジタルカメラ

新製品・・・ではない。発売は2004年4月。
今年の春モデル。

買ってしまった・・・
理由は安いから。2万円台です。これ。
画素数が大きいから良い物ではないんだけど・・・
ノルマもあったし、今使ってるKD-400ももう一年以上フルに使っていたので・・・

先月購入したが、撮る機会に恵まれず、本日やっと散歩がてらに撮影してみた。

外観は無茶苦茶小さくはない。液晶は小さめ。
その分ホールドしやすい。カメラ上部には露出モードのダイヤル。
このクラスでマニュアル露出まで必要かどうかは撮影者次第。
フルオートしか使わない人には間違える元になる。
ステンレスの外装。今年の春はこの手の新製品が数多く出た。

起動はまあまあの早さ。遅くはないが、あの起動画面がなければ、もっと早くできたかな?
オートモードでは殆どがISO64に設定されてしまうようで、ちょっと日陰に入るだけでフラッシュを炊いてしまう。
これは600万画素でCCDのピッチが狭く、高感度にするとノイズが目立つため・・・とおもう。
プログラムモードに切り替えて、ISO100に固定して撮影を続けた。

個人的にはフラッシュのオートは好きではない。
フラッシュの使い方で、写真は凄く変わるからである。
だから殆ど発光禁止モードで撮り続けた。

レスポンスは標準レベル。無茶苦茶早い印象も遅い印象もない。
ただ600万画素。読み込みはちょっと遅いかな?
コンパクトにここまで求めるのが無理なのだろうか?

近所の彫刻や紅葉を撮ってみて、画像をチェック。

再生画面のズームアップは4倍までしかない。
これでは・・・きちんとピントが見れないじゃないか・・・
液晶そのものは見やすいんだけど、ここのあたりは何とかして欲しいところだ。

出来上がった画像はピッチの小さいCCDの割にはノイズは少ないかな?
絶対悪くはない。
色も、モニターで見る限りはきちんと出てるし・・・
この秋にはどこのメーカーも採用していない610万画素のCCDにしては
きっちりとした写真になっている。
これはレンズの性能も、画像処理エンジンの性能も高いことをうかがわせてくれる。
赤系のどぎつい色は撮っていないから、このあたりはどう出るのか。
今度はそのあたりも試してみよう。

凄くコンパクトではないし、露出モードもいろいろあるし・・・
多機能を詰め込みすぎているきらいもあるし・・・

初心者のカメラではなく、自分なりの設定を見つけて気軽にかばんの中に放り込んでおいてスナップする・・・そんな感じのカメラである。

新製品カメラ キヤノンIXYデジタル50

2004-12-17 | デジタルカメラ新製品
400万画素 3倍ズームコンパクトデジタルカメラ

小さくなって薄くなったIXYデジタル。
2004年10月発売。
このカメラ、APSで大ヒットした時と、デザインコンセプトは全く変わっていない。

徐々に小さく、薄くなってきているが、今回のこのモデルの投入で、かなり大胆な事をしてきたのである。

まずは大きくなった液晶。2.0型である。
今までのモデルは1.6型。液晶は小さいが、その分親指を置く所が出来て、しっかりと構えることが出来たのだが、今回はかなり大きめにしてきた。

でも、そう構えにくくなったわけではないというところが、このカメラの凄いところ。

きちんと親指を置くスペースが確保され、そこに親指を置く事によりしっかり構える事ができ、尚且つ操作系に不意に触れないようにしてある。

また、これは前からの継承ではあるが、液晶画面上に「今どこにピントが来ているか」を表示してくれる「九つの緑の四角」も、健在。
これが意外と気軽に撮る時に「便利なのだ」

映像処理エンジンは 「DIGIC II」搭載。ホワイトバランスが良くなっているようである。
このあたりは前との比較をしていないので、よくわからないが・・・

画質はコンパクトらしい、しっかりとした発色。ちょっと「きつい」感じもするが、このあたりは「万人向け」なので、仕方ないところ。
この手のカメラの性格からすれば、それで充分な感じである。

露出も全く問題ない。最近、外でこのカメラを持っていた家族連れから「撮って下さい」と頼まれ撮ってみたのだが、液晶モニターで見る限り、露出は「ズバリ」であった。

レスポンスもいいし・・・

このカメラ・・・いいかもしれない。

気軽なスタイリッシュコンパクトとしては今のところ申し分ないものだろう。
マニュアルでいろいろ遊ぶものではない。オートでパシャパシャ撮りたいカメラ。

デートカメラとして使いたいカメラである。

誰か、プレゼントで贈ってください(笑)

しかし・・何故に400万画素なのに50なのか?

キヤノンの営業さんの話によると
「IXY30があって・・・その次40(これは300万画素)。で、50なんです」
と言う事らしい・・・
それじゃあ、40を31とか35にして、これを40にすりゃあ良かったのに・・・

普及型デジタル一眼レフのまとめ

2004-11-26 | デジタルカメラ新製品
この秋までに、各社からデジタル一眼レフが出揃った。
そのうち、コニカミノルタ、コンタックスを除く各社は、10万円前後の普及型のデジタル一眼レフがをラインナップしている。

そこで、この普及型一眼レフのまとめを簡単にしていきたい。

キヤノン EOS-Kissデジタル
昨年の秋に発売された、普及型のパイオニアである。
600万画素のCMOSセンサーで、中級機のEOS-10Dと同じもので、画質的にはまったく問題ない。
ただ、機能を制限しており、連写は、このクラスとしては、もっとも遅くなってしまった。
また、大きさも小さい・・・とは言えなくなってきている。
デジタルの世界では、一年という時間は凄く長いものなのだ。
もはや、古くなって来ているのには間違いない。
また、CMOSのため、起動時間が長いという欠点もある。
ただ、オートフォーカス(AF)は早く、ピント合わせにイライラすることはない。
レンズも豊富で、いろいろできるカメラである事。
まさしく入門用カメラであり、ちょっと写真を覚えれば、不満も出てくる感じである。
特に連写関係であるが、風景を主とするならば、全く問題ない。
しかし、このカメラがなければ、今の状態はないわけで、記念碑的なカメラである事には間違いない。

ニコン D70
今年の春の新製品。かなりkissを意識した価格設定をしている。
kissよりは若干高い価格だが、その分性能をアップしてきている。
600万画素のCCD採用で、起動時間は早く、またメモリーも大きなものを積んでいるのか、
連写は早い。256MBのJPGでなら、最高144コマまで連写できる。
スポーツを撮るための安価なデジタル一眼と考えるなら、これがベストだと思われる。
レンズも豊富だが、超音波モーター型のレンズは高価である。
ただ、しっかりとした造りを優先させたせいか、kissよりは重く大きい。
この辺りがニコンらしいという感じである。
そして、レリーズは使えず、リモコンで対応という形。
打ち上げ花火は難しいだろう。

なお、この上記2機種はペンタ部分はミラーを使っており、ファインダーは小さくて見にくい傾向にある。

ペンタックス *istDS
秋の新製品。600万画素CCD。起動も早く、きびきびした動き。
ペンタ部分はガラスで、ファインダーは大きく見やすい。
単三電池4本駆動は賛否の分かれるところ。
他に比べると、電池の持ちは良くない。
SDカードというのも、同じである。コンパクトフラッシュよりもちょっと割高だ。
しかしその分、小さく軽い。
開発の意図は読み取れる
「kissより小さく、kissより軽い、kissより連写が利く、kissより見やすい、kissより安い」
だ。
連写は2.5コマ/秒で8コマまで出来る。D70には及ばない。
でも、レリーズが使えるのはD70にはない機能だ。
造りもkiss程度にはあり、D70よりは劣る感じ。
しかし価格を考えると、良く出来たカメラである。
やはり、後出しがいいのを造ってくるようである。
ただ、レンズのバリエーションが少ない。
この辺りのユーザーには関係ないかもしれない。
また、AFもペンタックス独特の感触が残っている。
動態予測のAFはスポーツモードのみ。

オリンパス E300
オリンパスは「ゴーイング・マイ・ウェイ」だ。
もちろん他社も気になっているが、新しい規格「フォーサーズ」の普及が一番気になる様子。
これも、kissなどの対抗馬というより、E-1の廉価バージョンを造ろう、といった感じが強い。
800万画素のCCDはこのクラス最高の解像力を発揮している。
防滴機能はなくなったが、ダストリダクションは搭載。
これで、他社に迫ろうという勢いである。
実際、ダストリダクションは大きな武器になるし、これが目的でE-1を買った人も多くいる。
AFは動態予測の切り替えが可能。但し、メニュー画面からとなる。
ファインダーは見やすいとは言えないが、見にくくもない。

と言う事で、何がいいのか?
なのであるが、私自身の独断で言うなら、ペンタックス*istDSである。
私が撮るものは主に風景、花、子供、イベントである。時折スポーツなども入る。
ムチャクチャ高価なレンズを揃える気もないし、できるだけコンパクトにまとめる。という感じであれば、これがベターなチョイスかな?と。
動き物は見やすいファインダーなのだからマニュアルでもいけるだろう。

スポーツ中心ならD70で決まりだろうし、
風景中心、たまに子供なんかであれば、kissでも充分だ。
もちろんE300でも不満はないだろう。

あとは、使う人の目的で、ベストは変わってくる。
だから、じっくりと選んで欲しいのであるが、
じっくりしすぎると、次のが出ちゃいます。ご注意を。

なお、目的がはっきりしていない人は、どれを選んでも良いと思います。
ブランドでもいいし、レンズがあるから、周りが言うから・・・でもいいでしょう。

とにかく、納得して手に入れることが大事です。

新製品カメラ オリンパス E300 (デジタル)

2004-11-24 | デジタルカメラ新製品
800万画素 フォーサーズシステム一眼レフ

E-1に続くフォーサーズシステムの一眼レフ。

12月の初旬に発売になる新製品。
オリンパスの目玉のカメラ。
ちょっと勉強会があったので、触ることが出来た。

今回のE300は防滴機能はなし。お気軽に遊べる一眼レフ。

でも、中身はしっかりとしている。
フォルムは、ペンタ部がない、独特なフォルム。

数年前にあった、某社のAPS一眼レフのよう。
大きさも、それに近い。
ただ、外装は高級感を出していて、重さも大きさの割にはずっしりと来る。
コンパクトさが売りのはずだが、ちょっと四角いゴツイ感じは
あまり、コンパクトには見えない。
でも、*istDSよりは小さいのだが・・・。

ミラーは普通のものとは違い、横向きに動く。それをミラーで反射させてファインダーへ。
機構的には、往年の名機「ペンF」を髣髴とさせるものだ。

シャッターを押した感じは、ちょっと重いかな?
でも、これぐらいの方が「撮った」って感じはする。

画質に関しては、800万画素で、ピッチもAPSサイズには劣るものの
かなり大きめで、ノイズも少なく、いい感じである。室内でしか撮っていないが
オートホワイトバランスも、うまく作動していた。
また、デジタル専用設計のレンズは、画面の端までシャープさを失わない。

最大の特徴は、E-1にも搭載されている「ダストリダクションシステム」
受光素子の前のフィルターに付着してしまう塵を落としてしまう、という優れもの。
これは、他のメーカーの一眼レフにはない、大きなアドバンテージである。
このシステムを完成させるのに時間がかかり、
オリンパスはデジタル一眼を出すのが遅くなったくらいなのである。

背面の液晶は程ほどの大きさであるが、斜めからでもはっきり見える液晶。
これは凄い。
一眼レフなので、液晶を見ながらの撮影は不可能であるが、
再生画面が、2人でも確認しやすいのはとてもいいのである。

連写は高画質SHQモードで4コマ。連写速度は2.5コマ/秒くらいか?
この辺りの数字は、ファームで変わるそうなので、今のところ実測はしていないらしい。
運動会や野球の撮影なら、これくらいあれば大丈夫だろう・・・といった感じである。
まあ、実際に連写性能が写真の出来を左右するシーンは殆どないのではあるが、
子供と公園に行って、子供を撮る時にどうだろうか?
このままでは、少し苛ついてしまうことはあるかも。

ケーブルレリーズは基本的には付かない。別売のリモコンでの対応となる。
ただこれも別売のバッテリーパックにはレリーズ端子が付いているので
そちらを付けて・・・ならできるそうである。

シーンプログラムは、主だったものはダイヤルから直接に選べ、
あまり使用頻度のないものはダイヤルの「シーン」からメニュー画面から
呼び出すというもの。
プログラムモードでは、プログラムシフトも可能で、
どちらかというと、中級者を対象としているかのようなインターフェイスである。

オリンパスの話によると、やはりターゲットは初級者から中級者だそうで
その方たちに、気軽に一眼レフを楽しんで欲しいとのことである。

レンズは他の一眼レフと比べて小さく、望遠レンズも驚くほどコンパクト。
システムとしての体積はかなり小さくなる。
小さく本格的に・・・と考えている人には、いいシステムである。
また、ダストリダクションも、一眼レフの大きな欠点を補ういいシステム。

これで、レンズ付きで10万円前後。
デジタル一眼も買いやすくなったものである。



新製品カメラ ペンタックス *istDS そのニ (デジタル)

2004-11-22 | デジタルカメラ新製品
今朝、*istDSを持ち出してみた。
昨日の夜、デモ機を借りて、今朝返すという事で。

朝、いつもより早く家を出て、近所をウロウロ・・・
このカメラは、軽いからお散歩などにピッタリである。

レンズは、キットとして付いている18-55mm。まあ、安手の標準レンズである。
しかし、これも軽いから、こういうカメラにはピッタリである。

同時に持ち出した、アルファ7Dとは性格がずいぶん違う。

近所の美術館の通りにある、電話ボックスや、彫刻などを撮り歩きながら
次々とシャッターを切る。

朝の光がずいぶん眩しい。

車に乗り込んで、今度は日本平まで。

霞の中の富士を収める。

ここでも、フットワークの良いカメラは活躍である。
ちょっと足元の悪いところでも、スッと入っていける。

いくつか撮ってから仕事へ。

仕事場のインクジェットプリンターでA4サイズで出力。
ノイズも出ていないし、階調も豊か。
ボケが固いのはレンズのせいだろう。

色はプリンターにもよるので、なんともいえないが
少し赤がきつく出るようで
温かみのある色である。
だからといって、真っ赤になるとかそういう事はない。

ほんのりと、温かみのある色である。

風景よりも、人物などに適した、色使い。そんな印象を覚えた。

16分割という測光方式も、測光のぶれはほとんどなく、適正な露出が得られた。

早い動きものなどは、きつそうな印象を受けたが、
子供の運動会くらいなどは、全く問題はないだろう。

ファインダーも見やすいし、小気味よく動いてくれるし・・・

自分の中では、かなり高評価の普及クラスの一眼デジタルである。

新製品カメラ ペンタックス *istDS その一 (デジタル)

2004-11-18 | デジタルカメラ新製品
600万画素APSサイズCCD レンズ交換式一眼レフ

本日入荷。
早速、触ってみた。
小さい。軽い。ファインダー見やすい。
まさしくペンタックスのカメラである。

こうなると、欲が出てくる。
「もっと小さく出来ないのだろうか?MZシリーズみたいに・・・」

このカメラは、先日触ったアルファ7Dとは、正反対の性格の持ち主なのだ。

チョコチョコ触ってみた。
ダイヤルはレンズを向こうにして左側。初心者モードの「オートピクチャープログラム」はもちろん搭載されている。
オートピクチャーの上側には初心者向け、下側は上級者向けのモード設定。
このあたりは、*istDと変わらない、使いやすそうなインターフェイス。

初心者は緑の「にこちゃんマーク」のオートピクチャープログラムにあわせておけばよい。
あとはカメラがやってくれる。
また、いろいろ、使いたい人は、各種モードを使えばよい。

このカメラを持ったら、何を撮ろうか・・・と考えてみた。
やっぱり「お散歩のお供」が一番似合うだろう。
ハイキングや、街中をぶらついたり・・・子供と公園や、動物園や遊園地に遊びに行った時・・・
そういうところで、気軽にオートで、または絞り優先くらいで、楽しみたいカメラなのである。

スペック的には、凄いところがない。
反対に、1/4000秒の最高シャッター速度は、遅いくらいである。
でも、フィルムのEOSkissや、ニコンUなどは1/2000しかない。
必要にして充分だろう。
液晶モニターは2.0型。普通の大きさである。

しかし、手は抜いていない。ペンタプリズムはガラス製で、なおかつ倍率も高く見やすい。
メインスイッチの場所になる「絞込みレバー」は非常に使いやすそうだ。

小型化するためか、CFカードではなく、SDカードを採用している。
これには賛否あるだろうが、おそらく今のコンパクトデジタルカメラのユーザー層はSDが多いから、
そこの取り込みを狙っているのだろう。
SDだからダメ。というのは、いわゆるヘビーユーザーの言葉ではないだろうか?
SDは確かにCFよりは高価ではあるが、現在の普及具合からすると妥当とも思える。
それに1GBも出てきたし、充分ライトヘビーなユーザーにも対応できるだろう。

いわゆる「スペックおたく」には殆ど見向きもされないものだろうが、
ここがこのカメラの魅力なのである。

キャッチコピーは「エンジョイ」楽しんで・・・という事である。
気軽に、楽しく、難しいことは抜きにして撮りたいカメラなのだ。

それに、価格もお安く設定してある。

これにシグマの18-135mmを一本付けて、子供と遊びに行ったら、凄く楽しいだろうな・・・
と思えるカメラである。