チキの私的サッカー館

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チェルシーVSリバプール タレントの力の差とモウリーニョ采配の妙

2006年09月18日 | プレミアリーグ
【チェルシー】

       ドログバ
              シェフチェンコ

     ランパード バラック   エッシェン
           マケレレ

A・コール                 ブラルーズ
       テリー   R・ガルバーリョ

           ツェフ

シェフチェンコ⇒ロッベン
ブラルーズ⇒P・フェレイラ
ドログバ⇒カルー  

【リバプール】

        カイト   ベラミー

 ジェラード              ペナント
       X・アロンソ シソコ

ウォーノック               フィナン
       アッゲル   キャラガー

          レイナ


ウォーノック⇒F・アウレリオ
シソコ⇒ゼンデン(LSHへ、ジェラードがCHへ)
ベラミー⇒クラウチ

【結果】
1-0
42ドログバ

試合内容はUEFAまで

【戦評】

ライバルチーム同士の戦い。内容は不十分ながらも堅実に勝点を積み上げているチェルシーと内容は不十分だし勝点を取り逃しているリバプールとの一戦。この試合は両チームの勝負強さ、タレントの決定力の差,モウリーニョのすごさを改めて確認した試合であった。

リバプールは開始からCLと同じくコンビを組むカイト、ベラミーにすばやくボールを預けるカウンター狙い。そこに左サイドからカットインしてきたジェラードが絡みいい攻撃を仕掛ける。今日はウォーノック、アッゲルがDFラインに入ったこともあり守備面は安定していて、ポゼッションも高かった。X・アロンソのコンディションが相変わらず上がらないなどの問題もあるがやってるサッカーの質は悪くなかった。ただドログバにタレントの違いを見せつけられ、相手の堅い守備を崩すことができなかった・・・それだけだ。 
後半すぐにバラックがシソコの足を踏みつけ退場となるが、退場となったのがバラックでは意味がない。バラックはそれまでほとんど試合から消えていたし、逆にそれまで右ワイドにポジションを取っていたエッシェンが内に入り、ランパード、マケレレとともに昨シーズン抜群の安定感を誇った3センターを形成してからは逆に攻めずらくなってしまった。
そこでまた憎いのがモウリーニョの采配。どっかの監督(トラパ●トー●、●―コ)だと1点リードしてる状況の退場ではFWを削って中盤の選手(ガッ●ゥーゾ、●野)などいれそうなもんだが、彼は交代で入ったF・アウレリオが守るリバプールウィークサイドの左サイドにWGのロッベンをぶつけてきた。それによりF・アウレリオの攻め上がりをけん制し、さらにLSHに入ったゼンデン対策に対人の守備が強いP・フェレイラをぶつけ、実質リバプール2枚の交代枠を無力化させることに成功した。やはりモウリーニョは敵ながら最高の監督だ。

繰りかえすがリバプールは決して悪いサッカーをしていたわけではない。ただ相手のタレントの力と采配の妙によりきられた試合であった。チェルシーの強さを改めて実感した試合でもあった。

そろそろ今季の優勝はリバプールだ。とか言ったことを謝罪さなければならなくなりそうです。

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