チキの私的サッカー館

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ボルドーVSリバプール 手堅く勝利!

2006年10月22日 | チャンピオンズリーグ
【ボルドー】

   ダルシュビル  ラスランド

       ミクー
   フェルナンド アロンソ
       マブバ

ウェンデウ          ジュリエッティ
     ジャマリ エンリケ

       ラメ

ラスランド⇒シャマフ
アロンソ⇒フォベール
ダルシュビル⇒ペレア

【リバプール】

     ベラミー クラウチ

M・ゴンサレス        L・ガルシア
    ゼンデン X・アロンソ

リーセ            フィナン
    ヒーピア キャラガー

       レイナ

M.ゴンサレス⇒シソコ
クラウチ⇒カイト
ベラミー⇒ウォーノック(LSHへ、中盤5人)

【結果】
0-1
クラウチ

【内容】

CL第3節。ボルドーはここまで勝点1.アウェイといえどもなんとしても勝っておきたいところだ。

リバプールスタメンは、ジェラード、シソコが負傷のためゼンデンが先発。アロンソとコンビを組む。カイトが怪我のためこの日もクラウチとベラミーの2トップだ。
対するボルドー、ブレーメンから移籍してきたミクーを生かせる唯一のシステム4-3-1-2でリバプールに挑む。

試合開始、ボルドーがサイド攻撃から試合の主導権を掴む。右のアロンソはテクニックとスピードのあるドリブルでリーセを揺さぶり、守っては右SBのジュリエッティがM・ゴンサレス相手に奮闘。
左からは左CHのフェルナンドが攻守に貢献し、サイドバックのウェンデウが怒涛のORを仕掛ける。
対するリバプール。SBがこの日は完全に守備専だったこともあり、守備面では安定していたが、波状攻撃はまったく仕掛けられないのでカウンターが唯一の突破口だった。それもボルドーCBの踏ん張りもあって機能せず支配率35%という数字で前半を折り返すことになる。
中央では司令塔ミクーの存在感がなく、マブバはマケレレのように精力的にボールを紡ぐが、激しくいけるゼンデン、テクニックのあるアロンソのリバプールの中盤も負けていなかったが、お互いのよさを潰しあう感じで中央からの攻撃は試合を通じて皆無だった。
クロス、シュートとも精度には欠けていたがボルドー優位のまま前半終了。

後半、ボルドーペースで試合を進める。リバプールはアウェイの空気にのまれ始める。キャプテンのキャラガーが必死に立て直そうチームを鼓舞していたのが印象的だった。
12分、L・ガルシアが右サイドから切れ込んで左足シュートという得意の形でCKをゲット。ベラミーの蹴ったボールにクラウチが合わせリバプール先制!!
L・ガルシアは私的には右サイドに置くのが一番好きかな。1トップ下よりボールに絡めるし、切れ込んでのチャンスメーク、シュートと彼の持ち味である意外性のあるプレーに一番適していると思う。1トップ下もいいですがボールがこなく、マークきつかったりすると試合から完全に消えていることがあるので。
そしてクラウチ!リバプールで1番決定力はあるといっていいだろう。出れば決めてくれる気がする。この試合のヘッドは今まで見た彼のヘッドの中で一番迫力があった。ポヨヨ~ンヘッド卒業か!一瞬ヒーピアのヘッドかと思いましたし。
ベラミーもピッチを駆け回りチームに貢献していたけど、もう少しサイドに流れてボールを引き出す動きが欲しかった。きっとゴール欲しい欲しい病なんだろう。
クラウチは役割としては完全にセカンドトップだった。守備では中盤まで下がるし、やたらトップ下の位置でボールをさばきたがった。これの是非はまだ判断できないが、自分としてはどっしり前線に構えてくれていたほうがアウェイではロングボールのターゲットとなるし有効な気がするのだが・・・。この辺が支配率に現れてきた可能性もある。

試合に戻ろう。先制してからはゴンサレスをシソコに代えゼンデンを左に回すなど守備堅め。途中出場のシャマクにあわやの場面を作られるも無事無失点に抑えなんとか勝点3を手に入れた。

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