使いやすいホッチキスだ

バイモ１１フラット（Vaimo11 FLAT ）

年に数回、３０枚以上の書類を綴じる機会がある．
普段使用している小型ＨＤ－１０青色（針ＮＯ．１０）のホッチキスでは
裏まで届かない．
その時には一回り大きい中型ＨＤ－３５緑色（針ＮＯ．３）を使う．
これは古いので力を入れて端をドスンと押して、裏返して綴じ裏の双子の
山を押して平たんにする．綴じ裏の針が外側に折れるタイプである．
新たに購入したバイモ１１フラットは２枚から４０枚まで対応している．
小型タイプよりすこし幅広だが、軽い力でカキ－ンと爽快に綴じられる．
５色のラインナップがあるがレッドを購入．
人気商品らしく新宿の世界堂にはこの色しかなかった．
グットデザイン賞を受賞した「フラットクリンチ」のホッチキスである．
"フラットクリンチ" とは、"フラット＝平ら＋クリンチ＝打ち曲げる"
という意味だ．　
通常のホッチキスの場合、綴じ裏がめがね状になっているので
その双子のでっぱりを押して平たんにしていた．
バイモ１１は綴じ裏の針がそのまま平らにピッタリ隙間なく折れている．

キャッチフレ－ズは「かる～く４０枚！薄いも、厚いも、迷わずとじる」
「倍もとじる!　新世代ホッチキス」である．
本体１,５７５円．
専用針ＮＯ．１１－１Ｍは小型の針と同じ太さで一箱１１５円．

なぜ綴じられるのか?（ホッチキスの原理）
紙を挟む．ガチャン．上から押された針が紙を貫通する．
裏に出た針先がクリンチャ（曲げ台）に当り溝に沿って曲げられる．

ホッチキスの針がきれていて空砲の時、紙についた押し跡をみて
「チェ !　ツイテないな」という気になるのは私だけだろうか．