タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ クリーンではない民主党議員(小林千代美)≫

P1060680 十月十五日、道警と札幌南署は、八月の衆院選北海道5区で当選した民主党の小林千代美氏の選対幹部、「民主党の支持団体である連合北海道の札幌地区連合会長で、小林氏陣営の選対委員長代行を務めた山本広和容疑者」(10月16日付『朝日新聞』第28面)を公職選挙法違反(買収の約束)容疑で逮捕した。
 道警は、同日夜、連合札幌事務所や小林千代美後援会事務所など数か所を家宅捜索し、選挙関係資料を押収(写真は、同日付『北海道新聞』第31面から転写)し、連座制適用の対象となる「組織的選挙運動管理者」を視野に入れ、山本容疑者の選対での役割を調べている。
PhotoP1060644_2 小林氏(写真下段<右>は、10月19日7時52分のNHKテレビの画面から転写)は、十五日の記者会見で、山本容疑者について「陣営内でどんな役割を果たしていたかはわからない」(10月16日付『讀賣新聞』第35面)と述べているが、北海道5区は政権交代を実現するための重点選挙区であり、支持基盤である連合北海道札幌地区連合会長で選対委員長代行の選対での役割が分からない、とは遁辞である。
 連座制の適用を予想して予防線を張る、みっともない言辞を弄するべきではない。それでは非難攻撃してきた自民党議員と同じではないか。
 山本容疑者(写真下段<左>は、<毎日JP>から転写)は、過去の選挙で、有権者に電話で投票を依頼した運動員に現金を渡しており、昨年秋も同様に運動員に現金を支払っている。逮捕容疑の今年の五~八月の運動員には現金は未払いだが、選挙のたびに公職選挙法違反を繰り返し、極めて悪質といわざるを得ない。

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