北海道教育委員会は九月十三日、六月に提示し七月から地域別協議会で論議してきた2011~13年度の公立高等学校の配置計画を決定したが、13年度に地域キャンパス校になる阿寒高校(写真は6月12日撮影)については、キャンパス校の教育形態の在り方について、地元に大きな波紋を残したまま今日に至っている。 入学者数が定員の半分しかいない赤平・戸井高校の15年3月末閉校を勘案すると、入学者の大多数が地元中学生で、今後中学生数が減少する一方の阿寒高校が廃校にならなかったことは、奇貨おくべしだろう。形式的には釧路湖陵高校のキャンパス校だが、内容では阿寒独自のキャンパス校という気概を発揮してもらいたい。
最近の「社 会」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事