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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪釧路市内の街路樹管理はどうなっているのだ≫

P1120257 釧路市が、旭橋の歩道脇に設置した金属の枠に、パンジーやマリーゴールド等の苗を植えたプランターを置いて歩道を花で飾るのを止めたのはいつだったろうか。財政状況が悪化し、花どころではなくなったのだ。街路樹の剪定が、毎年、定期的に行われなくなったのもその頃だった気がする。
 3月26日付『釧路新聞』第3面の「巷論」で、三井 裕氏が、「やめてほしい過剪定」と題して釧路の街路樹事情に苦言を呈している。街路樹は植えっぱなしで剪定をきちんと行わなければ、ただ大きくなるだけで、街路の景観を損ね、弊害も出てくる。
P1120258P1120261 写真上段は、釧路工業高校前の市道の両側の街路樹イタヤカエデである。枝葉が生い茂って民家の窓をふさぎ、苦情があった個所だけ、伸びた枝をぶつ切りにしている。このような行為は剪定とはいわない。いくら財政難とはいえ、情け容赦ない樹木虐待がゆるされてよいのか。市の関係者の良識を疑いたい。たぶん、市民環境部の環境事業課が担当ではないかと思うが、環境整備について真っ当な見識を有していない職員の集まりなのだろう。何のために給料を貰っているのか。
P1120263P1120278 庭植え樹木も街路樹も、自然のままに育てるわけにはいかない。植栽の翌年から、樹種に合った時季に、新しく伸びた枝を樹種の特性に合わせて剪定しなければならない。場合によっては、数年に一度、強剪定も必要になる。
 釧路市では今、歩道上の低木街路樹(ツツジ類)の周囲の草刈りもまともに行われていない。市中で道路縁が草茫々に放置されたままの個所は目にあまる。写真下段<左>はヤチダモ、<右>はナナカマドの巨大街路樹。十年ほど剪定なしで放置するとこうなり、もはや手の施しようがない。陰になる民家はさぞ迷惑しているに違いない。 

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