十月二十八日の庶路川での釣りについては、二十九日投稿の≪晩秋の庶路川での魚釣り(09年)≫で詳細を報告したが、今回は、私の釣りについての考え方と、急ごしらえの釣り姿を紹介する。
俎板に、ニジマス(37㌢)アメマス(24㌢)ヤマベ(18㌢)が載り、出番を待っていることから分かるように、私は小さなものをリリースし、他はすべて持ち帰って胃袋に収める主義である。 人前で自慢げにキャッチ&リリースを唱えながら、裏でサクラマスを河川で密漁している偽自然保護論者を私は何人も知っている。世の中には、見た目では分からない胡散臭い人間があふれているのだ。
好ポイントの一投目で24㌢のアメマス、二投目にガツンと大きな当たりが来た。一瞬で尺を超える大物と判断し、すかさず竿を立てた。道糸0.8号、ハリス0.6号では勝負にならない。
深みに逃げ込もうとする魚の力を竿先のしなりで吸収しながら、悪戦苦闘の末ランディングに成功。この30㌢のニジマスは、フライとなって食卓に上った。三投目に掛かった37㌢のファイトは凄まじかったが、結局私の勝ち。塩ふり焼きがうまかった。
本格的釣り支度をして来なかったため、なんとも様にならない姿だが、これで大物ニジマスを二匹も仕留めたのだからよしとしよう。
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