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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 北海道観光事業(株)泥沼杜撰経理 ≫

P1060260 北海道観光事業(株)の着服事件については、<六月七日>と<八月二十一日>にブログ記事を投稿しているが、九月十八日、同社が二件の着服事件後に設置した業務適正化委員会の調査で、社員による新たな着服等の不正行為が明らかになった。
P1060246_3 北海道観光事業(株)は、さっぽろテレビ塔(写真は、10月2日付『毎日新聞』第25面から転写)の運営管理や旅行業などを行う札幌市の第三セクター。歴代社長八人のうち五人が市職員OBが務め、六月に就任した高山裕史・現社長(記者会見で陳謝する写真は、9月19日付『北海道新聞』第35面から転写)は北海道銀行OB。
■ 旅行本部の男性経理担当者が、平成十五年九月から今年三月までに帳簿を改竄し、二千二百五十万円を着服。懲戒解雇の上、刑事告訴を予定。
■ 取締役事業本部長が、昨年一年間で、業務上接待の必要がない業者と四百二十三万円の接待交際費を会社経費で支出。九月十八日付で役員退任のみ、処分なし。
■ 旅行本部が架空取引等を計上し、総額四千五百万円余の利益を水増していた疑い。
■ 過去に十人の社員が不正行為で解雇されたのに、チェック体制を整えなかった。
 同社は、不祥事損失で今期は赤字転落。真っ当な株式会社の組織とはいえない、札幌市OBを含むこれまでの役員のでたらめな管理責任を厳しく問うべきである。

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