白樺台地区の市営住宅団地は、道道142号(富士見坂桜ヶ岡通)に沿った鉄筋コンクリート造り集合住宅(写真上段)がある三丁目北側と、コンクリートブロック造り平屋がある四丁目及び六丁目南側とでは雰囲気が異なる。
釧路市では、平成二十年度から四か年計画で、四丁目にある老朽化したコンクリートブロック造り平屋の市営住宅を改築するトータルリモデル事業を実施してきた。
平成二十年度分について、「改修は基礎部分と壁だけを残して全面的な修繕を行」い「従来はなかった風呂も設備され、段差のないバリアフリーの住宅に改善され」(平成20年11月6日付『釧路新聞』第1面)二棟八戸(写真中段<左>、C201とC202)が完成、平成二十一年度分についても同様に二棟八戸(写真中段<右>、C206とC207)が完成した。
しかし、このトータルリモデル事業の残りの四棟二十戸と、二か年継続事業として、五丁目北端に昨年十月着工した鉄筋コンクリート造り五階建て集合住宅一戸(写真下段、既存の五階建の手前)については、新政府の方針によって平成二十二年度以降の公共事業補助金削減は避けられない見込みで、市は事業費が確保できるかどうか懸念している。これまでの国の補助率45%は大きく下がるか、あるいは消えてなくなるかもしれない。鈴木宗男と仲野博子に頼る蝦名市長は民主党の予算編成方針を肝に銘じておくがよい。
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