<豪栄道の首投げは窮地に陥ったときの悪癖>
※ ベースの星取り表は、9月 24 日付『北海道新聞』第15 面から、挿入画像上は、同日付『釧路新聞』第12 面から、同下は、同日付『讀賣新聞』第 25 面から転載。カラー枠組みは筆者による。
大相撲9月場所のかど番大関・豪栄道は、12 日目まで危なげない積極的相撲で勝ち進んできたが、13 日目の日馬富士戦で、一方的にもろ差しで寄り立てられ窮地に陥るも、必死に左に回り込み、捨て身の首投げで辛くも勝った。首投げは豪栄道の悪癖で、これまで成功の確率は高くない。勝ち急いだ横綱に救われた形である。勝ったとはいえ、来場所に好成績を繋げるためには、この苦し紛れの悪癖の封印が求められる。
追記: 本日、千秋楽に大関・琴奨菊を破って全勝優勝達成!