亡父は昭和六十三年に釧路で私の家族と同居する前に、隣家との境界(西側・南側・北側/東側は歩道に沿ったブロック塀)に、旧日本国有鉄道から払い下げを受けた線路の枕木を支柱に波トタン塀をめぐらしたが、設置から三十年の時を経、枕木の腐食による倒壊及び傾斜が目立ち、特に西側は緊急に大改修が必要な状態になった。
二十五日は、現場に十時三十五分に到着後すぐに、波トタンと貫を女房と裏表に別れて取り外しながら、逐次、スコップで掘って枕木を引き抜く作業を行い、昼食を挟んで午後四時三十分に十五本の枕木を片付け終わった。重量50㌔/㌘の枕木を引き抜くのは難作業だった。五時半に温泉につかって、夕食後早めに就寝。
二十六日は、袋に入れて納屋に保管してあった庭土を、昨日引き抜いた枕木の穴にネコグルマで運び入れ、平らにならしているうちに雨となった。作業は六時から八時までで終了とし、道具を片付けて帰路についた。この次は折を見て、長さ25.4㍍に1.8㍍間隔で十五本の鉄管を打ち込み、貫を渡して波トタンを張る作業が待ち受けている。
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